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本編
25話
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寝ているところを叩き起こされただけでも機嫌が悪い僕は、二度目の「お口チャック」により話せなくなった羽虫を解除してくれというおばあちゃんに対しても首を縦に振ることはしなかった。
だって、ねぇ・・・?
無意識に発動しちゃったのは申し訳ないと思って不慣れな状態でも責めたりしないというおばあちゃんの言葉を聞いて頑張ったんだよ?
それなのに、話せるようになったら口喧しく『下賤な人間』だの『仲間を返せ!』だの終いには『得体の知れない人間!!』なんてことを延々と言ってくるのなんか一生お口チャックしてればいいって思うのは仕方ないでしょ?誰だって助けて暴言吐いてくるのなんて理不尽だと思うでしょ!? 思うよね!?
はい、思うということで決定。
『ほんにすまなんだ。この通りじゃ、話せるようにしてくれんか・・・?』
「しらない。もう疲れたし休ませてもらうからね」
「次騒いだら消すから」と流し目をして呟き立派な樹木に寝そべり枝葉に護られながら眠りについた。
ただ、妖精達の気配が僕に集中していて気になって爆睡出来ないんだけどね!
騒いでた者らや助かって喜んでた一部の者らは、急激に恐怖へと落とされ震えるのだった。
声を封じられた妖精は言葉を紡ごうと一生懸命口をパクパクしているのだが、小さな生き物(仮にも妖精として存在している存在)で礼節を欠いた者の生半可な想いでは破れず結局のところ金魚が餌欲しさに口を開閉してるような錯覚さえ覚える。
それが妖精族の大多数が一斉に訴えかけているのだが、横になっている僕には気配だけ伝わってきて見ていなくても分かる。
それは―――
・・・ドン引きするほどの気持ち悪さ・・・
実際に僕が生きてた頃に観たテレビで○○動物園の番組で鯉の餌やり場面があったけど、リアルタイムで観たことがある人がいれば誰もが一言「気持ち悪っ・・・!」と・・・想像するのも難しくない・・・よね・・・?
正直あの番組観た時、あまりの気持ち悪さに思わず叫んじゃったくらいだった。いや、ほんとに・・・
地球にいた頃に観た番組、もうこの世界では二度と観ることは叶わないんだろうなぁ。
あの番組の陽気なおじいちゃん、今はどうしてるんだろう。
そんなことを思いながら僕は眠りの世界へ旅立った。
だって、ねぇ・・・?
無意識に発動しちゃったのは申し訳ないと思って不慣れな状態でも責めたりしないというおばあちゃんの言葉を聞いて頑張ったんだよ?
それなのに、話せるようになったら口喧しく『下賤な人間』だの『仲間を返せ!』だの終いには『得体の知れない人間!!』なんてことを延々と言ってくるのなんか一生お口チャックしてればいいって思うのは仕方ないでしょ?誰だって助けて暴言吐いてくるのなんて理不尽だと思うでしょ!? 思うよね!?
はい、思うということで決定。
『ほんにすまなんだ。この通りじゃ、話せるようにしてくれんか・・・?』
「しらない。もう疲れたし休ませてもらうからね」
「次騒いだら消すから」と流し目をして呟き立派な樹木に寝そべり枝葉に護られながら眠りについた。
ただ、妖精達の気配が僕に集中していて気になって爆睡出来ないんだけどね!
騒いでた者らや助かって喜んでた一部の者らは、急激に恐怖へと落とされ震えるのだった。
声を封じられた妖精は言葉を紡ごうと一生懸命口をパクパクしているのだが、小さな生き物(仮にも妖精として存在している存在)で礼節を欠いた者の生半可な想いでは破れず結局のところ金魚が餌欲しさに口を開閉してるような錯覚さえ覚える。
それが妖精族の大多数が一斉に訴えかけているのだが、横になっている僕には気配だけ伝わってきて見ていなくても分かる。
それは―――
・・・ドン引きするほどの気持ち悪さ・・・
実際に僕が生きてた頃に観たテレビで○○動物園の番組で鯉の餌やり場面があったけど、リアルタイムで観たことがある人がいれば誰もが一言「気持ち悪っ・・・!」と・・・想像するのも難しくない・・・よね・・・?
正直あの番組観た時、あまりの気持ち悪さに思わず叫んじゃったくらいだった。いや、ほんとに・・・
地球にいた頃に観た番組、もうこの世界では二度と観ることは叶わないんだろうなぁ。
あの番組の陽気なおじいちゃん、今はどうしてるんだろう。
そんなことを思いながら僕は眠りの世界へ旅立った。
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