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皇太子視点
「婚約者でない女性の方を本来の婚約者より大事になさる心根はなるほど、主従そっくりだな。ヴィルヘルミナの言った通りだ。どうぞ二人で手を取ってここから出ていってくれたまえ。そして二度と足を踏み入れないように」
とハワードと共にリンデン伯爵家からは締め出されてしまった。
以前はハワードと気安く接していたはずの使用人たちの目も冷たい。
俺のせいだ。
婚約者であるコンスタンツァを見るたびに、苛立ちが募った。
我儘放題に育てられた公爵家の娘。金と権力で婚約者の座を勝ち取った娘。
わかっている、政略とはそういうものだ。皇家では政略が絡まない方が珍しい。
「ねぇ!ミゲル様明日は観劇に行きましょう?今評判になっているんですって」
「明日は公務が入っているから無理だよ」
「えっ……婚約者の私より公務を優先するのですか?」
当たり前だろう、お前だってもうとっくに妃教育が始まってておかしくないんだぞ?それを「まだ子供だから」とか言う理由で引きのばしにしやがって、あの狸公爵め。
この時俺は十三歳、コンスタンツァは九歳。子供には違いないが、妃教育はただの習いごとではない。
国の責任を背負うための準備期間だ。早すぎるなんてことはない。
そもそもこの娘、普通の令嬢教育すら危ういのではないか?
「だって、わだしずっとこの日を楽しみにしていたのに……!やっとミゲル様にお会いできるって、そしたら一緒にお出かけしようってをもって゛たのにぃーっ!」
とびいびい泣き出した。
誰だこいつをここまで教育した奴、出て来い。
ただの村娘の九歳ならこれで良いかもしれないが、未来の皇妃だぞ?
そう思って放置してその場を去った。どのみち時間をあけないとこのヒステリーはおさまらない。
おさまった頃に贈り物と共に送り返したら、ハイドラ家から抗議こそなかったが、「贈り物が可愛かったから許してあげるっ♡でも次はダメだからねっ?」というある意味抗議より神経に来る手紙が届いたーー未来永劫、まともな会話ができる気がしない。
よく側近であると同時に親友でもあるハワードに愚痴を聞いてもらっていた。
騎士らしくあからさまにコンスタンツァを罵ることはなく、
「ハイドラ家のご令嬢は、まだ幼いですから。殿下には物足りないのでしょうね」
と苦笑するに留めた。
「お前が羨ましいよ」
ハワードのひとつ下の婚約者、ヴィルヘルミナ・リンデン嬢は白に近い透き通るようなプラチナブロンドで、瞳はハワードと同じ青。ハワードの髪はリンデン嬢より濃い金色だが、並ぶと二人の色彩は良く似ていた。
幼い頃から仲が良く、そのまま当然のように婚約した。
ハワードは愛おしげに彼女を見つめ、彼女もまた夢見るような瞳でハワードを見つめ返し、目が合えば微笑みあって互いの手を取る。
そんな二人が羨ましかった。理想だった。
俺も婚約者とあんな風になりたかったーーだから探した。
公爵家の弱みを。コンスタンツァを引き摺り下ろす方法を。新しい婚約者を。
いっときハワードと婚約者を引き離してしまうが、あれほどの信頼と愛情があるのだ、あの二人なら余裕で乗り越えるだろう。
リンデン嬢の父、リンデン伯爵の怒りは買うだろうがハイドラ公爵家を潰せるならばリンデン伯爵にとっても悪い話ではないだろう。
もちろん迷惑を被ったリンデン嬢にも誠心誠意謝罪してハワードとの結婚への後押しも惜しみなくやろう。
ーーそうすれば、全て上手くいく。
俺は留学先で「彼女こそが自分の伴侶だ!」という女性を見つけた。
国をひとつ挟んだ王家の姫で、その国には十二人の王女がおり、常に良い嫁入り先を探していた。
かく言う自分もその国では大歓迎されたわけだが、その中に当初、彼女はいなかった。
正式な第三王女である俺の婚約者、アーニャは腹違いの兄弟姉妹の蹴落とし合いに疲れ、あの頃は部屋からあまり出ない生活を送っていたのを知って興味が湧いた。
どこかコンスタンツァを思い起こさせる姉妹たちを少し苦手に感じていた俺は、何とか彼女に会えないかと交渉してみたが、なかなか許可はおりなかった。
そんな時、彼女が庭園でしつこく男に言い寄られている場面に居合わせた。
追い払った後で聞いたところによると、彼は裕福な伯爵家の末弟で、「家は継げないが殿下をいただければ不自由はさせない」と賄賂をバラ撒いて内々に「婚約者候補のひとり」という身分を得て、城の警備兵やメイドたちにも金をバラ撒いて王城の庭園にまで入り込んできたのだという。
継ぐ爵位がないので、王女を射止めれば叙爵が受けられると言う心算もあるようだ。
「要するに金持ちのバカ息子か……」
「はい。ですが、いくら候補がいようと私の選択を尊重すると、父は言ってくれていたのに……」
肩を震わせて涙を流す王女は儚げで美しく、一瞬で恋に落ちた。
私はそれから、アーニャ王女のいる宮への出入りを許された。
だが、親しくなっていくに連れ、彼女がただ儚いだけの存在ではないと思い知った。
他の兄妹たちとの争いも悪質なものはしっかりやり返していたし、公の場でも矜持を持って意見し、自身の立ち位置を明確にしていた。
中でも素晴らしかったのは、例の伯爵家の末弟への処罰を決める場で、誰もが「実際の被害はなかったのだから謹慎が妥当」と甘い処分で済まそうとする中、
「それは私が、いいえ嫁ぐ前の王女が襲われるくらい、大したことではない、と言う事かしら?それから陛、いいえお父様」
とその場で黙ったままの国王に問いかけた。
「お父様は候補は立てても最終的には私の意思を尊重すると常々仰っておりました。なのにこの出来事に関しては沈黙を貫くご様子。であれば“私の意思を尊重する“と言うのは詭弁で本当は早く片付いて欲しかったのでしょうか?お答えください」
と父王に尋ねる彼女の姿は美しく、二度目の恋に落ちた。
国王が「そんなつもりではなかった、すまなかった。伯爵家の子息には相応の処分を下す」
と謝罪したことでその場はおさまったが、この事でさらに彼女に惚れ込んでしまった私はその足で国王に謁見を求め、許可を得てアーニャにプロポーズして婚約が整ったのは、ハワードに命じて国を出た二年半後のことだった。
三ヶ月後に婚約式を王城で行い、私が国を空けられる期間が残り少ないこともあって直ぐに母国へアーニャと共に向かったが、初めて城を出たアーニャに無理はさせられず、安全で大きな街道を通り、一流の宿に泊まりながらの旅だったので進みは遅かった。
途中でハイドラ公爵の不正の手掛かりを見つけ、滞在が一週間になることもあった。
その間、私はアーニャに色々な話をした。
とても信頼できる友と呼べる側近に恵まれていること、彼には仲の良い婚約者がいること、だが今彼は自分の命令でその婚約者と共にいられないこと。
早く片をつけたいが、なかなか敵の尻尾が掴みきれないこと。
「だが、あの二人ならば心配いらない。あの二人ほど心から信頼しあって愛しあっている恋人同士を私はみたことがない。今回の事だってあの二人にとっては些細な事さ」
そう笑って話していた過去の自分を殴りたい。
あのパーティーで、最も祝福されるべきだった二人。
子供の頃から仲良しで、末長く共にいられるはずだった二人。
それを壊したのは自分だった。
あの二人はすぐに元通りになると疑っていなかった。
リンデン嬢の「いや、無理」と言う言葉を聞くまで。そして気付く。
今のリンデン嬢の瞳には以前のような熱が一切なく、冷たい軽蔑だけが浮かんでいることに。
三年間も他の女性に侍っている様を見せつけられただけでなく、その女ーーコンスタンツァとその取り巻きたちからあらぬ暴言や侮辱を受け続けた。
しかもそれはリンデン嬢だけに止まらず、彼女の友人たちにまで及び、リンデン嬢は友人たちと距離を取らざるを得ず、より孤立していった。
そこまで考えが及ばなかった。
コンスタンツァがいかに暴君かなんて誰より良く知っていたのに。
ハワードが一切庇わず、俺の命令だからとコンスタンツァを庇護し続ければどうなるかーー、被害はリンデン嬢だけに留まらない。
目的を達成するためならば多少の犠牲はいた仕方ないと思っていた。
だが、この犠牲は多少どころではない。
ハワードは婚約者を失い、リンデン家の不興を買い、私も多くの貴族から不信を買った。
リンデン嬢の兄、ヴォルフも優秀な文官として王城に勤めていたが三ヶ月前に辞職していた。
リンデン伯爵夫人も個人的に親しい友人との茶会には出るが、夜会にはほとんど顔を出さなくなったと聞いた。
リンデン伯爵は許していたわけでも、黙認することにしたわけでもない。
ただタイミングを計っていただけだ。きっとこれだけに留まらない。
「どうして大丈夫だなんて思ったんだ……」
愚かにも程がある。
目的の為に友を、友の婚約者を、その友人たちまでーー、
「俺は何様だ、神にでもなったつもりか?」
呟いてみたところで、謹慎中の室内には誰もおらず、答えを返す者はいなかった。
*・゜゚・*:.。..。.:**:.。. .。.:*・゜゚・*
遅くなってすみません、皇太子、ちゃんと反省の出来る子でした。
元には戻らないけどね。
明日は新しい婚約者の王女視点ですm(__)m
PS
ホワイトデー頃にスイーツギフトを読者さまからいただきました!
ありがとうございます❣️写真をXに載せたかったのですが机がとっ散らかり過ぎてて無理でした💧
ティータイムのお供に少しずついただきます🩵
とハワードと共にリンデン伯爵家からは締め出されてしまった。
以前はハワードと気安く接していたはずの使用人たちの目も冷たい。
俺のせいだ。
婚約者であるコンスタンツァを見るたびに、苛立ちが募った。
我儘放題に育てられた公爵家の娘。金と権力で婚約者の座を勝ち取った娘。
わかっている、政略とはそういうものだ。皇家では政略が絡まない方が珍しい。
「ねぇ!ミゲル様明日は観劇に行きましょう?今評判になっているんですって」
「明日は公務が入っているから無理だよ」
「えっ……婚約者の私より公務を優先するのですか?」
当たり前だろう、お前だってもうとっくに妃教育が始まってておかしくないんだぞ?それを「まだ子供だから」とか言う理由で引きのばしにしやがって、あの狸公爵め。
この時俺は十三歳、コンスタンツァは九歳。子供には違いないが、妃教育はただの習いごとではない。
国の責任を背負うための準備期間だ。早すぎるなんてことはない。
そもそもこの娘、普通の令嬢教育すら危ういのではないか?
「だって、わだしずっとこの日を楽しみにしていたのに……!やっとミゲル様にお会いできるって、そしたら一緒にお出かけしようってをもって゛たのにぃーっ!」
とびいびい泣き出した。
誰だこいつをここまで教育した奴、出て来い。
ただの村娘の九歳ならこれで良いかもしれないが、未来の皇妃だぞ?
そう思って放置してその場を去った。どのみち時間をあけないとこのヒステリーはおさまらない。
おさまった頃に贈り物と共に送り返したら、ハイドラ家から抗議こそなかったが、「贈り物が可愛かったから許してあげるっ♡でも次はダメだからねっ?」というある意味抗議より神経に来る手紙が届いたーー未来永劫、まともな会話ができる気がしない。
よく側近であると同時に親友でもあるハワードに愚痴を聞いてもらっていた。
騎士らしくあからさまにコンスタンツァを罵ることはなく、
「ハイドラ家のご令嬢は、まだ幼いですから。殿下には物足りないのでしょうね」
と苦笑するに留めた。
「お前が羨ましいよ」
ハワードのひとつ下の婚約者、ヴィルヘルミナ・リンデン嬢は白に近い透き通るようなプラチナブロンドで、瞳はハワードと同じ青。ハワードの髪はリンデン嬢より濃い金色だが、並ぶと二人の色彩は良く似ていた。
幼い頃から仲が良く、そのまま当然のように婚約した。
ハワードは愛おしげに彼女を見つめ、彼女もまた夢見るような瞳でハワードを見つめ返し、目が合えば微笑みあって互いの手を取る。
そんな二人が羨ましかった。理想だった。
俺も婚約者とあんな風になりたかったーーだから探した。
公爵家の弱みを。コンスタンツァを引き摺り下ろす方法を。新しい婚約者を。
いっときハワードと婚約者を引き離してしまうが、あれほどの信頼と愛情があるのだ、あの二人なら余裕で乗り越えるだろう。
リンデン嬢の父、リンデン伯爵の怒りは買うだろうがハイドラ公爵家を潰せるならばリンデン伯爵にとっても悪い話ではないだろう。
もちろん迷惑を被ったリンデン嬢にも誠心誠意謝罪してハワードとの結婚への後押しも惜しみなくやろう。
ーーそうすれば、全て上手くいく。
俺は留学先で「彼女こそが自分の伴侶だ!」という女性を見つけた。
国をひとつ挟んだ王家の姫で、その国には十二人の王女がおり、常に良い嫁入り先を探していた。
かく言う自分もその国では大歓迎されたわけだが、その中に当初、彼女はいなかった。
正式な第三王女である俺の婚約者、アーニャは腹違いの兄弟姉妹の蹴落とし合いに疲れ、あの頃は部屋からあまり出ない生活を送っていたのを知って興味が湧いた。
どこかコンスタンツァを思い起こさせる姉妹たちを少し苦手に感じていた俺は、何とか彼女に会えないかと交渉してみたが、なかなか許可はおりなかった。
そんな時、彼女が庭園でしつこく男に言い寄られている場面に居合わせた。
追い払った後で聞いたところによると、彼は裕福な伯爵家の末弟で、「家は継げないが殿下をいただければ不自由はさせない」と賄賂をバラ撒いて内々に「婚約者候補のひとり」という身分を得て、城の警備兵やメイドたちにも金をバラ撒いて王城の庭園にまで入り込んできたのだという。
継ぐ爵位がないので、王女を射止めれば叙爵が受けられると言う心算もあるようだ。
「要するに金持ちのバカ息子か……」
「はい。ですが、いくら候補がいようと私の選択を尊重すると、父は言ってくれていたのに……」
肩を震わせて涙を流す王女は儚げで美しく、一瞬で恋に落ちた。
私はそれから、アーニャ王女のいる宮への出入りを許された。
だが、親しくなっていくに連れ、彼女がただ儚いだけの存在ではないと思い知った。
他の兄妹たちとの争いも悪質なものはしっかりやり返していたし、公の場でも矜持を持って意見し、自身の立ち位置を明確にしていた。
中でも素晴らしかったのは、例の伯爵家の末弟への処罰を決める場で、誰もが「実際の被害はなかったのだから謹慎が妥当」と甘い処分で済まそうとする中、
「それは私が、いいえ嫁ぐ前の王女が襲われるくらい、大したことではない、と言う事かしら?それから陛、いいえお父様」
とその場で黙ったままの国王に問いかけた。
「お父様は候補は立てても最終的には私の意思を尊重すると常々仰っておりました。なのにこの出来事に関しては沈黙を貫くご様子。であれば“私の意思を尊重する“と言うのは詭弁で本当は早く片付いて欲しかったのでしょうか?お答えください」
と父王に尋ねる彼女の姿は美しく、二度目の恋に落ちた。
国王が「そんなつもりではなかった、すまなかった。伯爵家の子息には相応の処分を下す」
と謝罪したことでその場はおさまったが、この事でさらに彼女に惚れ込んでしまった私はその足で国王に謁見を求め、許可を得てアーニャにプロポーズして婚約が整ったのは、ハワードに命じて国を出た二年半後のことだった。
三ヶ月後に婚約式を王城で行い、私が国を空けられる期間が残り少ないこともあって直ぐに母国へアーニャと共に向かったが、初めて城を出たアーニャに無理はさせられず、安全で大きな街道を通り、一流の宿に泊まりながらの旅だったので進みは遅かった。
途中でハイドラ公爵の不正の手掛かりを見つけ、滞在が一週間になることもあった。
その間、私はアーニャに色々な話をした。
とても信頼できる友と呼べる側近に恵まれていること、彼には仲の良い婚約者がいること、だが今彼は自分の命令でその婚約者と共にいられないこと。
早く片をつけたいが、なかなか敵の尻尾が掴みきれないこと。
「だが、あの二人ならば心配いらない。あの二人ほど心から信頼しあって愛しあっている恋人同士を私はみたことがない。今回の事だってあの二人にとっては些細な事さ」
そう笑って話していた過去の自分を殴りたい。
あのパーティーで、最も祝福されるべきだった二人。
子供の頃から仲良しで、末長く共にいられるはずだった二人。
それを壊したのは自分だった。
あの二人はすぐに元通りになると疑っていなかった。
リンデン嬢の「いや、無理」と言う言葉を聞くまで。そして気付く。
今のリンデン嬢の瞳には以前のような熱が一切なく、冷たい軽蔑だけが浮かんでいることに。
三年間も他の女性に侍っている様を見せつけられただけでなく、その女ーーコンスタンツァとその取り巻きたちからあらぬ暴言や侮辱を受け続けた。
しかもそれはリンデン嬢だけに止まらず、彼女の友人たちにまで及び、リンデン嬢は友人たちと距離を取らざるを得ず、より孤立していった。
そこまで考えが及ばなかった。
コンスタンツァがいかに暴君かなんて誰より良く知っていたのに。
ハワードが一切庇わず、俺の命令だからとコンスタンツァを庇護し続ければどうなるかーー、被害はリンデン嬢だけに留まらない。
目的を達成するためならば多少の犠牲はいた仕方ないと思っていた。
だが、この犠牲は多少どころではない。
ハワードは婚約者を失い、リンデン家の不興を買い、私も多くの貴族から不信を買った。
リンデン嬢の兄、ヴォルフも優秀な文官として王城に勤めていたが三ヶ月前に辞職していた。
リンデン伯爵夫人も個人的に親しい友人との茶会には出るが、夜会にはほとんど顔を出さなくなったと聞いた。
リンデン伯爵は許していたわけでも、黙認することにしたわけでもない。
ただタイミングを計っていただけだ。きっとこれだけに留まらない。
「どうして大丈夫だなんて思ったんだ……」
愚かにも程がある。
目的の為に友を、友の婚約者を、その友人たちまでーー、
「俺は何様だ、神にでもなったつもりか?」
呟いてみたところで、謹慎中の室内には誰もおらず、答えを返す者はいなかった。
*・゜゚・*:.。..。.:**:.。. .。.:*・゜゚・*
遅くなってすみません、皇太子、ちゃんと反省の出来る子でした。
元には戻らないけどね。
明日は新しい婚約者の王女視点ですm(__)m
PS
ホワイトデー頃にスイーツギフトを読者さまからいただきました!
ありがとうございます❣️写真をXに載せたかったのですが机がとっ散らかり過ぎてて無理でした💧
ティータイムのお供に少しずついただきます🩵
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