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第一章 ~騎士団~
貴族
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「さて、あの2人はいつものことですので放っておきましょう。」
セバスさんは、とても良い笑顔で言った。
俺はとりあえず頷いたけど、顔が引き攣ってたと思う。
うん、やっぱり怖い。
サイリさんも怒らせるとヤバそうだけど。
あれ?もしかして団長、この家では立場最弱?
家長なのにね、不憫な、、、。
顔を引き攣らせながら考えていたら、セバスさんが切り出した。
「では、ユウト様にはこれからのことをお話しさせていただきます。」
「これからのこと、ですか?」
「はい。ユウト様は貴族になられましたので、それなりの教育を受けていただきたいと思います。」
「教育?どんな?」
「教育と言っても、学園に入る前の基本知識とマナーだけです。ユウト様は、騎士団に所属していらっしゃいますので、魔法はサイメル様、剣はガルディア様に教わるとよいでしょう。」
あの方たちはプロですからね、と言った。
「剣と魔法は良いとしても、他の教育はいつ受けるのですか?俺は騎士舎に住んでいます。訓練とかで、なかなか来れないと思うのですが。」
「問題ありませんよ。騎士は週休2日ありますから、その2日間こちらに泊まっていただきます。」
わぁお、週休2日。公務員みたい。
まぁ、騎士団なんて警察みたいなものか。
だけど、それも潰れるのか。
ちょっと嫌だなぁ。
「ああ、安心してください。初日の午前と2日目の午後は自由時間です。」
それは嬉しい。
「ああ、後この屋敷に泊まるときは奥様の相手をしてあげてくださいませんか。」
「相手?」
「ええ。ご察しの通り奥様も戦闘狂です。しかし、結婚なさってからは戦場に立つこともなくなりました。訓練でも、私たちでは相手になりませんし、、、。」
「ええ、それくらいなら良いですけど。」
「本当ですか!良かった。奥様の鬼の扱きに耐えられる方がいらっしゃらなかったので、助かります。」
鬼?今鬼って言ったよな。
鬼の扱きってなんだよ。ブルブル
というか、武器は剣だよね?
新しい武器練習させられたりとかしないよね?
「あの、ちなみに、武器は剣ですよね?」
「いえ、槍です。」
「え?」
「槍です。」
「えっ、いや、あの、俺には槍の心得なんてありませんし。」
剣だけで目一杯なのに、いくらスキルが手に入るとしてもキツイだろ。
「大丈夫です。慣れますよ。」
「いやいやいや、そんな顔で言われても。」
そんな全てを諦めて遠くを見る、みたいな顔しないでください。
俺、一体どんな目に合うんですか。
というか奥様どんだけ強いんですか。
「あの、失礼かもしれませんが、サイリさんはなぜ仕事に復帰しないのですか?」
「それは、、、。」
「それは私の口から説明するわ。」
突然扉が開き、入ってきたのは噂の奥方様。
後ろには、ボロ雑巾のような旦那様を引きずっていらっしゃる。
えっ、この短時間でなにがあったんですか。
あれ?団長って強いよね。
それを上回るサイリさんて一体、、、。
サイリさんは団長を床に放っておくと、俺の向かいに座った。
「私はね、護衛をしていたときにヘマをしちゃって怪我をして以来、長時間の戦闘ができないのよ。」
こんな人間、護衛には使えないでしょう、と明るく笑う。
「治癒魔法は?試したのか?」
「治癒魔法とはそもそも、傷を全て治すのではなく癒すもの。今回の私のような大怪我は、傷を表面だけ治すことしかできなかった。怪我をしてからすぐだったら、望みはあったのにね。だいぶ時間がたってたから。」
だから、いまひとつ引退しているのよ、と笑っている。
「それは、俺が不躾だった。」
俺は、ありきたりな返答しかできなかった。
「いいのよ。変わりに今日からユウト君が訓練の相手をしてくれるんでしょう?」
鍛えがいがありそうね。
えっ、嘘でしょう。
さっきの笑みと違ってだいぶ怖いんですけど。
頑張ったら、後ろに何かが見える気がする。
それより
「今日から?」
「ええ、もちろん。」
俺、これから死ぬんじゃないでしょうか、、、。
ボロ雑巾のように床に転がっている団長が、人事に見えなくなってきた。
~~~~~~
サイリさんに連れられ、庭へ出る扉の隣の倉庫へ入る。
そこには、たくさんの武器が並んでいた。
「よし、ユウト。この中から武器をひとつ1つ選びなさい。」
「あれ?槍を使うんじゃなくて?」
「槍は後でやるわ。とりあえず、ユウトに合った武器を選ばないと話にならないわよ。」
どういうことだろうか。
俺の疑問が届いたのか、説明してくれた。
「例えば、私は今でこそ槍を使っているけど、昔はハルバードを使っていのよ。残念ながら、怪我をしてから筋力が落ちて使えなくなってしまったけどね。」
ハルバードって、メチャクチャ操り難そうな武器じゃん。
確か、斧と槍が一体となった武器だったような気がする。
よくそれ選んだなぁ。
でもそれが、サイリさんに1番合っていたんだろうな。
倉庫には、剣、槍、斧、暗器、などなどさまざまな種類の武器が並んでいる。
俺はそれを聞いて、色々な武器を見ながら、ふと気になった武器を手に取った。
それは、二振りの剣だった。
一振りは黒く、もう一振りは白い。
「双剣か、これまた扱いづらい武器を選んだものね。」
「そんなに扱いづらいのか?」
えっ、どうしよう。ちょっとした厨二心が疼いて手に取っただけなんですけど。
ヤバいヤバいそんなに扱いづらいなんて!
「ええ、下手したらハルバードより。よし、来なさいユウト。庭で扱いてあげる。」
こうして俺は、今度こそ庭へ連れ出された。
セバスさんは、とても良い笑顔で言った。
俺はとりあえず頷いたけど、顔が引き攣ってたと思う。
うん、やっぱり怖い。
サイリさんも怒らせるとヤバそうだけど。
あれ?もしかして団長、この家では立場最弱?
家長なのにね、不憫な、、、。
顔を引き攣らせながら考えていたら、セバスさんが切り出した。
「では、ユウト様にはこれからのことをお話しさせていただきます。」
「これからのこと、ですか?」
「はい。ユウト様は貴族になられましたので、それなりの教育を受けていただきたいと思います。」
「教育?どんな?」
「教育と言っても、学園に入る前の基本知識とマナーだけです。ユウト様は、騎士団に所属していらっしゃいますので、魔法はサイメル様、剣はガルディア様に教わるとよいでしょう。」
あの方たちはプロですからね、と言った。
「剣と魔法は良いとしても、他の教育はいつ受けるのですか?俺は騎士舎に住んでいます。訓練とかで、なかなか来れないと思うのですが。」
「問題ありませんよ。騎士は週休2日ありますから、その2日間こちらに泊まっていただきます。」
わぁお、週休2日。公務員みたい。
まぁ、騎士団なんて警察みたいなものか。
だけど、それも潰れるのか。
ちょっと嫌だなぁ。
「ああ、安心してください。初日の午前と2日目の午後は自由時間です。」
それは嬉しい。
「ああ、後この屋敷に泊まるときは奥様の相手をしてあげてくださいませんか。」
「相手?」
「ええ。ご察しの通り奥様も戦闘狂です。しかし、結婚なさってからは戦場に立つこともなくなりました。訓練でも、私たちでは相手になりませんし、、、。」
「ええ、それくらいなら良いですけど。」
「本当ですか!良かった。奥様の鬼の扱きに耐えられる方がいらっしゃらなかったので、助かります。」
鬼?今鬼って言ったよな。
鬼の扱きってなんだよ。ブルブル
というか、武器は剣だよね?
新しい武器練習させられたりとかしないよね?
「あの、ちなみに、武器は剣ですよね?」
「いえ、槍です。」
「え?」
「槍です。」
「えっ、いや、あの、俺には槍の心得なんてありませんし。」
剣だけで目一杯なのに、いくらスキルが手に入るとしてもキツイだろ。
「大丈夫です。慣れますよ。」
「いやいやいや、そんな顔で言われても。」
そんな全てを諦めて遠くを見る、みたいな顔しないでください。
俺、一体どんな目に合うんですか。
というか奥様どんだけ強いんですか。
「あの、失礼かもしれませんが、サイリさんはなぜ仕事に復帰しないのですか?」
「それは、、、。」
「それは私の口から説明するわ。」
突然扉が開き、入ってきたのは噂の奥方様。
後ろには、ボロ雑巾のような旦那様を引きずっていらっしゃる。
えっ、この短時間でなにがあったんですか。
あれ?団長って強いよね。
それを上回るサイリさんて一体、、、。
サイリさんは団長を床に放っておくと、俺の向かいに座った。
「私はね、護衛をしていたときにヘマをしちゃって怪我をして以来、長時間の戦闘ができないのよ。」
こんな人間、護衛には使えないでしょう、と明るく笑う。
「治癒魔法は?試したのか?」
「治癒魔法とはそもそも、傷を全て治すのではなく癒すもの。今回の私のような大怪我は、傷を表面だけ治すことしかできなかった。怪我をしてからすぐだったら、望みはあったのにね。だいぶ時間がたってたから。」
だから、いまひとつ引退しているのよ、と笑っている。
「それは、俺が不躾だった。」
俺は、ありきたりな返答しかできなかった。
「いいのよ。変わりに今日からユウト君が訓練の相手をしてくれるんでしょう?」
鍛えがいがありそうね。
えっ、嘘でしょう。
さっきの笑みと違ってだいぶ怖いんですけど。
頑張ったら、後ろに何かが見える気がする。
それより
「今日から?」
「ええ、もちろん。」
俺、これから死ぬんじゃないでしょうか、、、。
ボロ雑巾のように床に転がっている団長が、人事に見えなくなってきた。
~~~~~~
サイリさんに連れられ、庭へ出る扉の隣の倉庫へ入る。
そこには、たくさんの武器が並んでいた。
「よし、ユウト。この中から武器をひとつ1つ選びなさい。」
「あれ?槍を使うんじゃなくて?」
「槍は後でやるわ。とりあえず、ユウトに合った武器を選ばないと話にならないわよ。」
どういうことだろうか。
俺の疑問が届いたのか、説明してくれた。
「例えば、私は今でこそ槍を使っているけど、昔はハルバードを使っていのよ。残念ながら、怪我をしてから筋力が落ちて使えなくなってしまったけどね。」
ハルバードって、メチャクチャ操り難そうな武器じゃん。
確か、斧と槍が一体となった武器だったような気がする。
よくそれ選んだなぁ。
でもそれが、サイリさんに1番合っていたんだろうな。
倉庫には、剣、槍、斧、暗器、などなどさまざまな種類の武器が並んでいる。
俺はそれを聞いて、色々な武器を見ながら、ふと気になった武器を手に取った。
それは、二振りの剣だった。
一振りは黒く、もう一振りは白い。
「双剣か、これまた扱いづらい武器を選んだものね。」
「そんなに扱いづらいのか?」
えっ、どうしよう。ちょっとした厨二心が疼いて手に取っただけなんですけど。
ヤバいヤバいそんなに扱いづらいなんて!
「ええ、下手したらハルバードより。よし、来なさいユウト。庭で扱いてあげる。」
こうして俺は、今度こそ庭へ連れ出された。
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