44 / 53
第二章 ~学園~
卵
しおりを挟む
再び光が俺を包む。
あのクソ野郎!次会ったらただじゃおかねぇ。
ガヤガヤ
ふと我に返ると、光は収まり教室の喧騒が蘇っていた。
「ユ、ユウト君!大丈夫ですか!?」
ナキリ先生が、顔を真っ青にさせて聞く。
「えっ?ああ、大丈夫ですよ。問題ないです。」
特に異常もないしな。
違いがあるとすれば、俺のステータスに偽装が増えたことと、魔法陣の上に鮮やかな藍色の卵があることぐらいか。
いや、それも十分異常だわ。
1人で納得していると、クイードがなんとも形容し難い表情で卵を見つめているのに気づいた。
なんというか、ワクワクした子供というか、未知の物に抱く不信感というか。
うーん、こんな表情のクイード見たことねーぞ?
まあ、そんなこと言えるほど付き合いが長い訳でもないんだけどね。
「なあ、ユウト。」
「なんだよクイード。」
「お前、その卵どうした?」
やっぱ聞くよなー。
「あー、一応俺の契約精霊かな?」
「この卵が?」
「この卵が。」
間違いなくそうなんですよ、残念なことに。
「どう見ても卵だよな。どうやったら中身が出てくるんだ?」
中身って、、、。せめて精霊とか言おうよ。まあ、いいけどさ。
「魔力与えて孵化させる。」
「本当か?どれくらいの期間で孵化できる?」
「1年程らしいよ。」
長いよな。その間、俺には契約精霊のいないまま過ごせと。
授業で契約精霊となんかしたりすんだろうな。
俺だけ卵とか泣けてくる。
「えっ、卵ですか?」
先生は、今卵に気づいたみたいだ。
、、、あれ?そういえば、ナキリ先生口調が戻ってない。
いつになったら戻るんだろう。
あの間延びした口調、結構好きなんだよな。
はっ!まさかキャラ作りだったのか!?
「ユウト君!どういうことなのか説明してください!!」
おっと、いけない。思考が脇道にそれた。
んー、でもなどういうことって言われてもな。
どう説明しよう。まさか本当のことを話すわけにもいかないしな。
あー、どうしよっかな。
適当にボカせばいいよね。
、、、よくよく考えたら、ボカしてもヤバい内容じゃないかこれ。
不審者に会って、ルーレット回して卵貰ったんだから。
正直に言っても疑われるだけだろうな。
ヤベェ、俺詰んだ。
「えー、光が強まった時にー、、、忘れました。」
これぞ最終手段の、『全部忘れちゃえ☆』作戦だ。
使いすぎると疑われるけどな。
今は良いだろう。なんてったって、本当のことを言えないんだし。
下手な嘘ついてもバレそうだし。
俺、嘘下手なんだよね。
自分のついた嘘すぐ忘れる。だから、即バレ。
そこっ!鳥頭と言うなよ!
俺の頭は無駄なことに容量使うスペースが無いだけだ!!
えっ?容量少ないねって?
知ってるよ、泣くぞこの野郎!
「忘れた!?忘れたって、、、。なぜですか?覚えている範囲でいいので教えてください!」
ヤバい、ナキリ先生超必死。
仕方ないよなー、自分の教えた魔法陣が問題あったら大変だもんな。
あれ?もしかして、危険と判断されたらこの授業消える?
まっ、いっか。俺には痛くも痒くもないし。
とりあえず、説明だ説明。
「光に包まれた後に、何か衝撃的な出来事があったはずなんですけど、衝撃的過ぎて忘れました。多分飼育方法とかは、無意識のうちに必要な情報として覚えてたんだと思います。」
衝撃的な出来事があったのは本当。
飼育方法を覚えてるのも本当。
忘れたのだけ嘘。
さすがに俺だって、このくらいの嘘ならつけるさ。
態度には出さないんだから。バレないよな。
嘘だって言う証拠もないし。
怪しまれるかもしれないけど、仕方ない。
説明できないしさ。
「そうですかー、忘れてしまったなら仕方ないですねー。」
「お役に立てなくて、申し訳ございません。」
ナキリ先生は、ものスッゴク肩を落として落ち込んでいる。
にしてもあの口調、なんだか久しぶりに聞いた気がする。
実際には数十分なんだけどな。
「で、この卵は何の卵なんだ?」
今度はクイードがまた聞いてきた。
「えっ?だから精霊。」
さっきからそう言ってるつもりなんだけどな。
「それは分かってるさ。」
あっ、分かってたのね。
「んじゃ、なにさ。」
「精霊と言っても色々いるだろう?獣型とか、人形とか、植物型とかな。」
それもそうか。でも、残念。
「俺にも正確なところはわからないんだ。でも、卵から生まれてくるなら獣型じゃない?」
「そうとも限らないぞ。精霊はみんな卵から生まれるらしいからな。」
えっ、なにそれ初耳。
植物型も卵生とかちょっと驚いた。
うわー、想像できねぇ。
俺は何型かなー。ワクワクすんな。早く会いたい。
「まぁ、問題もないようなのでー、授業を続けますがー、ユウト君は放課後職員室に来てくださーい。」
「ゲッ、なんでですか?」
「卵で召喚なんてー、前例がないのでー、色々聞きたいと思いまーす。」
色々ってナンですか。
先生、目が好奇心でギラギラしてます。
俺、嘘突き通せるかな。
俺は冷や汗をタラリと垂らすのだった。
あのクソ野郎!次会ったらただじゃおかねぇ。
ガヤガヤ
ふと我に返ると、光は収まり教室の喧騒が蘇っていた。
「ユ、ユウト君!大丈夫ですか!?」
ナキリ先生が、顔を真っ青にさせて聞く。
「えっ?ああ、大丈夫ですよ。問題ないです。」
特に異常もないしな。
違いがあるとすれば、俺のステータスに偽装が増えたことと、魔法陣の上に鮮やかな藍色の卵があることぐらいか。
いや、それも十分異常だわ。
1人で納得していると、クイードがなんとも形容し難い表情で卵を見つめているのに気づいた。
なんというか、ワクワクした子供というか、未知の物に抱く不信感というか。
うーん、こんな表情のクイード見たことねーぞ?
まあ、そんなこと言えるほど付き合いが長い訳でもないんだけどね。
「なあ、ユウト。」
「なんだよクイード。」
「お前、その卵どうした?」
やっぱ聞くよなー。
「あー、一応俺の契約精霊かな?」
「この卵が?」
「この卵が。」
間違いなくそうなんですよ、残念なことに。
「どう見ても卵だよな。どうやったら中身が出てくるんだ?」
中身って、、、。せめて精霊とか言おうよ。まあ、いいけどさ。
「魔力与えて孵化させる。」
「本当か?どれくらいの期間で孵化できる?」
「1年程らしいよ。」
長いよな。その間、俺には契約精霊のいないまま過ごせと。
授業で契約精霊となんかしたりすんだろうな。
俺だけ卵とか泣けてくる。
「えっ、卵ですか?」
先生は、今卵に気づいたみたいだ。
、、、あれ?そういえば、ナキリ先生口調が戻ってない。
いつになったら戻るんだろう。
あの間延びした口調、結構好きなんだよな。
はっ!まさかキャラ作りだったのか!?
「ユウト君!どういうことなのか説明してください!!」
おっと、いけない。思考が脇道にそれた。
んー、でもなどういうことって言われてもな。
どう説明しよう。まさか本当のことを話すわけにもいかないしな。
あー、どうしよっかな。
適当にボカせばいいよね。
、、、よくよく考えたら、ボカしてもヤバい内容じゃないかこれ。
不審者に会って、ルーレット回して卵貰ったんだから。
正直に言っても疑われるだけだろうな。
ヤベェ、俺詰んだ。
「えー、光が強まった時にー、、、忘れました。」
これぞ最終手段の、『全部忘れちゃえ☆』作戦だ。
使いすぎると疑われるけどな。
今は良いだろう。なんてったって、本当のことを言えないんだし。
下手な嘘ついてもバレそうだし。
俺、嘘下手なんだよね。
自分のついた嘘すぐ忘れる。だから、即バレ。
そこっ!鳥頭と言うなよ!
俺の頭は無駄なことに容量使うスペースが無いだけだ!!
えっ?容量少ないねって?
知ってるよ、泣くぞこの野郎!
「忘れた!?忘れたって、、、。なぜですか?覚えている範囲でいいので教えてください!」
ヤバい、ナキリ先生超必死。
仕方ないよなー、自分の教えた魔法陣が問題あったら大変だもんな。
あれ?もしかして、危険と判断されたらこの授業消える?
まっ、いっか。俺には痛くも痒くもないし。
とりあえず、説明だ説明。
「光に包まれた後に、何か衝撃的な出来事があったはずなんですけど、衝撃的過ぎて忘れました。多分飼育方法とかは、無意識のうちに必要な情報として覚えてたんだと思います。」
衝撃的な出来事があったのは本当。
飼育方法を覚えてるのも本当。
忘れたのだけ嘘。
さすがに俺だって、このくらいの嘘ならつけるさ。
態度には出さないんだから。バレないよな。
嘘だって言う証拠もないし。
怪しまれるかもしれないけど、仕方ない。
説明できないしさ。
「そうですかー、忘れてしまったなら仕方ないですねー。」
「お役に立てなくて、申し訳ございません。」
ナキリ先生は、ものスッゴク肩を落として落ち込んでいる。
にしてもあの口調、なんだか久しぶりに聞いた気がする。
実際には数十分なんだけどな。
「で、この卵は何の卵なんだ?」
今度はクイードがまた聞いてきた。
「えっ?だから精霊。」
さっきからそう言ってるつもりなんだけどな。
「それは分かってるさ。」
あっ、分かってたのね。
「んじゃ、なにさ。」
「精霊と言っても色々いるだろう?獣型とか、人形とか、植物型とかな。」
それもそうか。でも、残念。
「俺にも正確なところはわからないんだ。でも、卵から生まれてくるなら獣型じゃない?」
「そうとも限らないぞ。精霊はみんな卵から生まれるらしいからな。」
えっ、なにそれ初耳。
植物型も卵生とかちょっと驚いた。
うわー、想像できねぇ。
俺は何型かなー。ワクワクすんな。早く会いたい。
「まぁ、問題もないようなのでー、授業を続けますがー、ユウト君は放課後職員室に来てくださーい。」
「ゲッ、なんでですか?」
「卵で召喚なんてー、前例がないのでー、色々聞きたいと思いまーす。」
色々ってナンですか。
先生、目が好奇心でギラギラしてます。
俺、嘘突き通せるかな。
俺は冷や汗をタラリと垂らすのだった。
1
あなたにおすすめの小説
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
悪役令嬢の父は売られた喧嘩は徹底的に買うことにした
まるまる⭐️
ファンタジー
【第5回ファンタジーカップにおきまして痛快大逆転賞を頂戴いたしました。応援頂き、本当にありがとうございました】「アルテミス! 其方の様な性根の腐った女はこの私に相応しくない!! よって其方との婚約は、今、この場を持って破棄する!!」
王立学園の卒業生達を祝うための祝賀パーティー。娘の晴れ姿を1目見ようと久しぶりに王都に赴いたワシは、公衆の面前で王太子に婚約破棄される愛する娘の姿を見て愕然とした。
大事な娘を守ろうと飛び出したワシは、王太子と対峙するうちに、この婚約破棄の裏に隠れた黒幕の存在に気が付く。
おのれ。ワシの可愛いアルテミスちゃんの今までの血の滲む様な努力を台無しにしおって……。
ワシの怒りに火がついた。
ところが反撃しようとその黒幕を探るうち、その奥には陰謀と更なる黒幕の存在が……。
乗り掛かった船。ここでやめては男が廃る。売られた喧嘩は徹底的に買おうではないか!!
※※ ファンタジーカップ、折角のお祭りです。遅ればせながら参加してみます。
《完結》当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!
犬丸大福
ファンタジー
ユーディリア・エアトルは母親からの折檻を受け、そのまま意識を失った。
そして夢をみた。
日本で暮らし、平々凡々な日々の中、友人が命を捧げるんじゃないかと思うほどハマっている漫画の推しの顔。
その顔を見て目が覚めた。
なんと自分はこのまま行けば破滅まっしぐらな友人の最推し、当て馬悪役令息であるエミリオ・エアトルの双子の妹ユーディリア・エアトルである事に気がついたのだった。
数ある作品の中から、読んでいただきありがとうございます。
幼少期、最初はツラい状況が続きます。
作者都合のゆるふわご都合設定です。
日曜日以外、1日1話更新目指してます。
エール、お気に入り登録、いいね、コメント、しおり、とても励みになります。
お楽しみ頂けたら幸いです。
***************
2024年6月25日 お気に入り登録100人達成 ありがとうございます!
100人になるまで見捨てずに居て下さった99人の皆様にも感謝を!!
2024年9月9日 お気に入り登録200人達成 感謝感謝でございます!
200人になるまで見捨てずに居て下さった皆様にもこれからも見守っていただける物語を!!
2025年1月6日 お気に入り登録300人達成 感涙に咽び泣いております!
ここまで見捨てずに読んで下さった皆様、頑張って書ききる所存でございます!これからもどうぞよろしくお願いいたします!
2025年3月17日 お気に入り登録400人達成 驚愕し若干焦っております!
こんなにも多くの方に呼んでいただけるとか、本当に感謝感謝でございます。こんなにも長くなった物語でも、ここまで見捨てずに居てくださる皆様、ありがとうございます!!
2025年6月10日 お気に入り登録500人達成 ひょえぇぇ?!
なんですと?!完結してからも登録してくださる方が?!ありがとうございます、ありがとうございます!!
こんなに多くの方にお読み頂けて幸せでございます。
どうしよう、欲が出て来た?
…ショートショートとか書いてみようかな?
2025年7月8日 お気に入り登録600人達成?! うそぉん?!
欲が…欲が…ック!……うん。減った…皆様ごめんなさい、欲は出しちゃいけないらしい…
2025年9月21日 お気に入り登録700人達成?!
どうしよう、どうしよう、何をどう感謝してお返ししたら良いのだろう…
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
異世界転生旅日記〜生活魔法は無限大!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
農家の四男に転生したルイ。
そんなルイは、五歳の高熱を出した闘病中に、前世の記憶を思い出し、ステータスを見れることに気付き、自分の能力を自覚した。
農家の四男には未来はないと、家族に隠れて金策を開始する。
十歳の時に行われたスキル鑑定の儀で、スキル【生活魔法 Lv.∞】と【鑑定 Lv.3】を授かったが、親父に「家の役には立たない」と、家を追い出される。
家を追い出されるきっかけとなった【生活魔法】だが、転生あるある?の思わぬ展開を迎えることになる。
ルイの安寧の地を求めた旅が、今始まる!
見切り発車。不定期更新。
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる