嫌いになりたいのに、それでもあなたが好き

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学校が終わり家についた。






「ただいまー。」

ふぅー。
今日も暑いな~
早くクーラー付けて部屋でDVDみよっ!




茹だるような暑さで不快な制服を着替える為
いつもの様に2階へ上がり自分の部屋に向かうと
お姉ちゃんの部屋から声が漏れている。

誰か友達でもきてるのかな?

通りがけに見てみると僅かに扉が開いていて
思わず耳を澄ましてみる。


















「ハルッ。っ好き・・・」















お姉ちゃんの聞いたことのない甘い声。
気まずさを感じたのも束の間
お姉ちゃんが呼んだ名前に足先から体が冷えていく......































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