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女の子には、センチメンタルなんて感情はない
バッドエンドルートに突入したかもしれない(ビミョーな性的描写あり)
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かれこれ、既に10分くらいはずっとキスをしていただろうか……
文章にするとそうでもなさそうだが、実際は相当長く感じるものだ。
私は何度か唇を離して目を合わせるのだが、またすぐに彼女は口を尖らせてキスをせがむのだ。そして遂には、私の服の二の腕あたりにしがみついてくる。
……もしかしてこれは、このまま行くところまで行かないと解放されないパターンなのだろうか。
いや待って。ここはファミレスの駐車場だよ。ここでしなくちゃいけないの?と思っていたが、彼女を突き放すわけにもいかず。私の良心も考える事を放棄しはじめていた。決して、プレミア感にテンションが上がってしまったのではない。
私は左腕で彼女の小さな体を支えつつ、右手を伸ばして助手席のシートを倒した。優しく寝かせるイメージをしていたが、二人分の負荷が掛かったシートは思いの他勢い良く倒れた。
私は思わず苦笑いをしたが、彼女は一向に動じていなかった。それどころか、今度は私の首に両手を掛けて自ら積極的に唇を押し付けてくるのだ。
……この状況って、もうそれ以上の事をやるしかないですよね。
意を決して私は、こんな事はさっさと済ませてしまおうと思い取り急ぎ彼女の胸元に手を添えてみた。まあ何というか、相応の感触がした。
そして、ここから先は理不尽のオンパレードだった。
服の上から胸元を触っていた私の手は、彼女にあっさりと跳ね除けられてしまったのだ。
とうとう彼女に拒まれたのかと思ったが、それでも彼女は唇を離さない。
……えーと、順番を間違えたのかな?と考えている私の頭上に、いくつかの選択肢とカーソルが表示されたウインドウが浮かび上がった(比喩です)
→・耳を触る
・胸を触る
・お尻を触る
実際にやった事はないのだが、何だかエロゲをプレイしているような気分になってきた。
私は彼女の耳に触れた。
「んっ……」
彼女は首を傾げて声を漏らした。先ほどとは明らかに違う反応だ。少し展開が進んだような気がした。そしてこれやっぱり、完全にエロゲだ。
気を良くした私は、勢いに任せて今度は彼女のお尻に手を伸ばした。彼女は先ほどよりも少し大きな声を出し、腰をくねらせた。何だか、順調に話が進んでいるような気がする。
(もしかしたら、彼女は胸よりもお尻を触られる方が好きなのかもしれない)
そう思って今度は彼女の下着の中まで手を入れ、直接お尻を触ろうとした。
彼女は結構な力を込めて、私の手を抜き出した。これは完全に間違った選択肢だったようで……
私は選択肢を増やし、別の手段に出た。
→・耳を舐める
・首筋を舐める
私は彼女の耳を口ではさみ、空いている口に人差し指を第一関節まで入れた。それまで声を出すのを我慢していた彼女も、喘いでいる事を隠さなくなった。
……結論をいいます。それ以上先には進みませんでした……
私の恋愛観が汚れていたのか、必ずしも最後までやる事はないのだと、一人で妙に納得してしまった。少々欲求不満ではあるが、そんなものはうちに帰って一人ですれば治まる話だ。
私は車のシートを起こして、ルームミラーを助手席の方に向けた。彼女が、手櫛で髪の毛を整える。気が付くと車の窓ガラスが、全面曇っていた。
「もうこんな時間……」
時間を見ると、もう深夜の3時を優に過ぎていた。一体どれだけの時間、離れる事もなく彼女とキスをしていたのだろうか。
その時、何者かが外から運転席の窓ガラスをノックしてきた。
曇っていてよく見えなかったが、どうやら二人いる様だ。そして濃い青色の制服の様な物を着ているのが何となく分かり、一気に血の気が引いた。
「……やばい、警察だ」
私は小声で彼女に伝えた。
「えっ!?」
「大丈夫、私達はただの上司と部下だから。普通にしてて」
そそくさと車の窓を開けると、早速声を掛けられた。
「こんな時間に何やってるんです?もうお店も閉まってますよ」
おっしゃる通りです……私達が楽しくお茶していたファミレスも2時には閉店していたのだ。もしかして、お店の人に通報されたのだろうか。
「さっきまでそこで一緒に食事してたんですけど……店が閉まっちゃったから、ここでそのまま話をしてただけなんです……」
「……取り敢えず、身分証を見せて貰ってもいいですか?」
まあ、そうきますよね。私は財布から免許証を取り出して警察官に渡した。だが、土屋さんは身分を証明できる物を持っていなかったのだ。
「お隣の方、歳はおいくつなんですか?」
「18だっけ?」
嘘を吐かれると却って不味い事になると思い、私が先に口を開いた。
「はい。高校は卒業してるんですけど、まだ誕生日がきてないんです」
土屋さん、なかなかいいフォローをしてくれますね。
「私と彼女は、ここのホテルのレストランで一緒に仕事してるんです。今日もここに入る前まで一緒に仕事してました」
そう言って今度は財布から名刺を取り出し、警察官に渡した。
「……失礼ですけど、女性の方ですか?」
「はい」
早くそれを聞いて欲しかったのだ。私が女性だと分かれば、おかしな事は何もしていないだろうと普通なら思いますよね……
ところが、後ろにいたもう一人の若い警察官が突っかかってきたのだ。
「〇〇さん(年配の方の名前)こんなの許していいんですか!?彼女まだ未成年ですよ!?」
年配の方がまあまあという感じで宥めてくれているのだが、何かこちらの事が無性に気に入らないようで全くほとぼりが冷めない。
「これ本当にいいんですか!?」
最終的には事なきを得たのだが、若い警察官はぶつぶつと同じ文句を垂れながらフェードアウトしていき。
その声が、暫く頭の中から離れなかった。
・・・・・・
「これいいんですか!?」
文章にするとそうでもなさそうだが、実際は相当長く感じるものだ。
私は何度か唇を離して目を合わせるのだが、またすぐに彼女は口を尖らせてキスをせがむのだ。そして遂には、私の服の二の腕あたりにしがみついてくる。
……もしかしてこれは、このまま行くところまで行かないと解放されないパターンなのだろうか。
いや待って。ここはファミレスの駐車場だよ。ここでしなくちゃいけないの?と思っていたが、彼女を突き放すわけにもいかず。私の良心も考える事を放棄しはじめていた。決して、プレミア感にテンションが上がってしまったのではない。
私は左腕で彼女の小さな体を支えつつ、右手を伸ばして助手席のシートを倒した。優しく寝かせるイメージをしていたが、二人分の負荷が掛かったシートは思いの他勢い良く倒れた。
私は思わず苦笑いをしたが、彼女は一向に動じていなかった。それどころか、今度は私の首に両手を掛けて自ら積極的に唇を押し付けてくるのだ。
……この状況って、もうそれ以上の事をやるしかないですよね。
意を決して私は、こんな事はさっさと済ませてしまおうと思い取り急ぎ彼女の胸元に手を添えてみた。まあ何というか、相応の感触がした。
そして、ここから先は理不尽のオンパレードだった。
服の上から胸元を触っていた私の手は、彼女にあっさりと跳ね除けられてしまったのだ。
とうとう彼女に拒まれたのかと思ったが、それでも彼女は唇を離さない。
……えーと、順番を間違えたのかな?と考えている私の頭上に、いくつかの選択肢とカーソルが表示されたウインドウが浮かび上がった(比喩です)
→・耳を触る
・胸を触る
・お尻を触る
実際にやった事はないのだが、何だかエロゲをプレイしているような気分になってきた。
私は彼女の耳に触れた。
「んっ……」
彼女は首を傾げて声を漏らした。先ほどとは明らかに違う反応だ。少し展開が進んだような気がした。そしてこれやっぱり、完全にエロゲだ。
気を良くした私は、勢いに任せて今度は彼女のお尻に手を伸ばした。彼女は先ほどよりも少し大きな声を出し、腰をくねらせた。何だか、順調に話が進んでいるような気がする。
(もしかしたら、彼女は胸よりもお尻を触られる方が好きなのかもしれない)
そう思って今度は彼女の下着の中まで手を入れ、直接お尻を触ろうとした。
彼女は結構な力を込めて、私の手を抜き出した。これは完全に間違った選択肢だったようで……
私は選択肢を増やし、別の手段に出た。
→・耳を舐める
・首筋を舐める
私は彼女の耳を口ではさみ、空いている口に人差し指を第一関節まで入れた。それまで声を出すのを我慢していた彼女も、喘いでいる事を隠さなくなった。
……結論をいいます。それ以上先には進みませんでした……
私の恋愛観が汚れていたのか、必ずしも最後までやる事はないのだと、一人で妙に納得してしまった。少々欲求不満ではあるが、そんなものはうちに帰って一人ですれば治まる話だ。
私は車のシートを起こして、ルームミラーを助手席の方に向けた。彼女が、手櫛で髪の毛を整える。気が付くと車の窓ガラスが、全面曇っていた。
「もうこんな時間……」
時間を見ると、もう深夜の3時を優に過ぎていた。一体どれだけの時間、離れる事もなく彼女とキスをしていたのだろうか。
その時、何者かが外から運転席の窓ガラスをノックしてきた。
曇っていてよく見えなかったが、どうやら二人いる様だ。そして濃い青色の制服の様な物を着ているのが何となく分かり、一気に血の気が引いた。
「……やばい、警察だ」
私は小声で彼女に伝えた。
「えっ!?」
「大丈夫、私達はただの上司と部下だから。普通にしてて」
そそくさと車の窓を開けると、早速声を掛けられた。
「こんな時間に何やってるんです?もうお店も閉まってますよ」
おっしゃる通りです……私達が楽しくお茶していたファミレスも2時には閉店していたのだ。もしかして、お店の人に通報されたのだろうか。
「さっきまでそこで一緒に食事してたんですけど……店が閉まっちゃったから、ここでそのまま話をしてただけなんです……」
「……取り敢えず、身分証を見せて貰ってもいいですか?」
まあ、そうきますよね。私は財布から免許証を取り出して警察官に渡した。だが、土屋さんは身分を証明できる物を持っていなかったのだ。
「お隣の方、歳はおいくつなんですか?」
「18だっけ?」
嘘を吐かれると却って不味い事になると思い、私が先に口を開いた。
「はい。高校は卒業してるんですけど、まだ誕生日がきてないんです」
土屋さん、なかなかいいフォローをしてくれますね。
「私と彼女は、ここのホテルのレストランで一緒に仕事してるんです。今日もここに入る前まで一緒に仕事してました」
そう言って今度は財布から名刺を取り出し、警察官に渡した。
「……失礼ですけど、女性の方ですか?」
「はい」
早くそれを聞いて欲しかったのだ。私が女性だと分かれば、おかしな事は何もしていないだろうと普通なら思いますよね……
ところが、後ろにいたもう一人の若い警察官が突っかかってきたのだ。
「〇〇さん(年配の方の名前)こんなの許していいんですか!?彼女まだ未成年ですよ!?」
年配の方がまあまあという感じで宥めてくれているのだが、何かこちらの事が無性に気に入らないようで全くほとぼりが冷めない。
「これ本当にいいんですか!?」
最終的には事なきを得たのだが、若い警察官はぶつぶつと同じ文句を垂れながらフェードアウトしていき。
その声が、暫く頭の中から離れなかった。
・・・・・・
「これいいんですか!?」
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