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四章
夜の蝶は秘密を抱いて苗床となる④⑨
しおりを挟むブーゲンビリアで過ごすようになってから外の世界へ出る事は、こんな形ではあってもこれが初めてだった。
俺が晃介様の元へ行く事を決めたのをヒナさんはとても喜んでくれたし、晃介様もほっとしていた。
マダムも嬉しそうで、岐津さんは早速戸籍を弄る手続きをしに帰って行ったし、みんなが帰ってから病室には俺と美比呂様2人だけになり、とても静かな時間が流れていた。
心を決めてしまえばスッキリしたもので、あとは前に進むしかない。
まぁ今は自分では動けないし、どこにも進みようはないけど・・・
退院できたら俺は一度ブーゲンビリアに挨拶しに伺い、それから伊坂邸に入る予定になっている。
「ユウキ」
「?ヒナさん、どうしたんですか?帰ったんじゃ・・・」
音もたてずに現れたのは、みんなと一緒に帰ったはずのヒナさんだった。
「眠れないんじゃないかなって思って戻ってきたの」
「・・・はは、そっすね・・・なんか、目が冴えちゃって」
自分の人生の決断をしたことで変に興奮状態になって精神が高ぶっているのか、月が高々と昇って病室を照らす頃になっても俺は寝付けずにただぼんやりとあれこれ考えていた。
美比呂様は相変わらず眠ったままで、まだ俺は一言も話せてはいない。
本当に大丈夫なのか心配ではあるけど、大丈夫だと言うのならきっと大丈夫なのだろう・・・
「え、ヒナさん・・・?」
「・・・眠れるようにしてあげる」
「っ、ぅぁ・・・ひ、な、さん・・・っ」
ベッドに腰かけたヒナさんは、病衣のズボンの上から俺の股間に手を当て、ゆっくり撫で上げた。
「・・・まっ・・・ん、ぅ・・・ぁ・・・」
「・・・・・・ごめんね、ユウキ・・・あなただけに痛い思いをさせて・・・」
「ひな、さん・・・」
「・・・おっきくなってきた・・・ふふ・・・」
にちゅ・・・
「ん、ん・・・」
「あんまり身体に力入れないで、私に任せて・・・」
俺の横に移動したヒナさんの肩に俺はもたれかかるように身体を預け、ズボンの中に侵入したヒナさんの手が勃ち上がり始めたモノを直接握り上下に扱くと、
「可愛い、ユウキのおちんちんもう濡れてる・・・」
ぬちゃ、ぬちゃとヒナさんの手の中で刺激を与えられるソレは、逃れられない快楽を強制的に受け続けているのに、行為に慣れてしまった身体は心地よいことに素直に反応してしまう。
「は、ァ・・・あ、ん・・・」
「きもちいい・・・?」
「ん・・・ぁ、ん・・・きも、・・・ち、ぃ・・・」
にちゅにちゅ、くちゅ、ちゅく、ちゅく・・・
濡れた亀頭をヒナさんの手のひらでグリグリと転がされ、俺はたまらなくなってヒナさんの胸に顔を預けると、空いていた左手でヒナさんが頭を抱えて撫でたり、口付けたり、どうしようもないほどに甘やかしてくれる。
「ぁ、ァ、ん・・・ひ、なさん・・・っ・・・ひな、っ・・・さん・・・っ」
「ん・・・キモチイイね、ユウキ・・・もっとキモチよくなっていいのよ・・・たくさん可愛がってあげる・・・先っぽも・・・裏筋も・・・」
「ひっん・・・っあ、ぅ・・・ぅ、ん・・・」
手のひらで亀頭を転がしながら、細く綺麗な指は裏筋を行ったりきたり・・・それも擽るようにソフトに触れるから、腰が疼いて仕方がなくて、
「うぅ・・・んっ・・・は、ァ・・・ヒナ、さん・・・っ・・・ひ、な・・・さ、ぁん・・・っ・・・」
「だぁめ・・・腰揺らしちゃ・・・傷によくないわ・・・おちんちんキモチよくしてあげるから、イイコだから我慢して・・・」
「ん、んっン・・・っ・・・」
美比呂様が眠る横で、病院の一室でこんな淫らなことをしている・・・
そのことがどこか現実離れをしていて無性に興奮していた。
ぬち、ぬち、ちゅく、にちゅ・・・
清浄に思える病室に響き渡るのは、性器を弄ばれて快楽を生む卑猥な水音と、我慢しても漏れてしまう俺の息遣いと喘ぎ声・・・
「ぁ、ん・・・ァ、ぁっ・・・いき、た・・・ぃ・・・ひな、さん・・・イカ、せて・・・」
「・・・ん・・・イキなさい・・・手で受け止めてあげる・・・」
ぐじゅ、じゅぐ、くちゅ、クチュ・・・っ
扱くペースを速め、指で作った輪っかに亀頭をヌチヌチと引っかけながらヒナさんがスピードを上げてソレを追い立てる。
「ンッ・・・ァ、んっ・・・い、く・・・っ・・・は、ァっ・・・あァっ・・・ッ」
ヒナさんの胸に顔を埋め、シャワーを浴びて来たのだろう甘い匂いのする肌に口付けて舌を這わせた。
「ァ・・・あァ・・・ふ、ぅ・・・ん・・・」
射精の波は強烈で、ヒナさんの手のひらにグッ・・・グッ・・・とソレを押し付けながら俺は快楽を貪った。
ちゅ・・・ちゅ、ぅ・・・ペロ・・・
「ふふ・・・どうしたの?可愛い・・・甘えてるの?」
「・・・ん、ん・・・ひなさん・・・ヒナ、さん・・・」
「よしよし・・・綺麗にしてあげるからね・・・」
滑らかな肌に何度もキスをしてペロペロと舐める俺の汚れたモノをヒナさんは処理をして、ヒナさんの胸に寄りかかって安心する体温を感じながら俺は心地よい身体の疲れに落ちるように眠りについた。
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