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五夜【甘い戯れと赦し】
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「・・・・・・今までは?」
思いがけずに飛来した問いかけ。
明後日の方向から飛来する椎娜爆弾。
今まで・・・???
今まで、とは・・・???
「今まで?」
「・・・彼女とか・・・」
「・・・ナマで、とかってこと・・・?」
小さく頷き、絡めた指を椎娜の指がモジモジと弄る。
「えぇ!!!?ないよ!!ナマでシたのも、中で・・・出しちゃったのも、出ちゃったのも??いや、正直に言えば、椎娜のナカ気持ちよすぎて、浸ってる時に椎娜がイッたもんだから持ってかれちゃって、堪えらんなかったんだけど・・・って、そうじゃなくて・・・!ナマでシたのも、中出ししたのも椎娜だけだよ・・・」
・・・恥ずかしすぎるわ・・・
・・・嘘じゃないから別にいいけど、どんな独白なんだこれ・・・
もう、何これ・・・!
なんでこんな焦んなきゃなんないんだよっ・・・
恥ずかしいっ
恥ずかしすぎるだろうよ・・・っ!
「・・・ふふ・・・じゃあ、赦す。」
・・・だからね、何これ・・・!!
とりあえず赦してくれるみたいだし、椎娜は嬉しそうにご機嫌だし、まぁいっか・・・っていや、ならんよ・・・!!
恥ずかしすぎる・・・
「私が初めてなら、赦す。」
・・・どういう基準なのかわからないけど、椎娜は嬉しそうだ。
「・・・私は・・・桜太にされることで『初めて』なことが沢山あったから・・・桜太の『初めて』があって嬉しいな、って・・・」
えへへ、と笑うのが無邪気すぎる可愛さで、今度は俺が椎娜の肩に顔を埋めた。
「・・・そうだよ、初めてだよ・・・はぁ・・・ナマも、中出しも、椎娜が初めて。・・・責任じゃなくて・・・全部、背負わせてよ。椎娜とは死んでも一緒にいたい覚悟あるからさ・・・俺といてよ・・・。」
全部、全部言ってやらぁ・・・
これが全部だよ・・・
みっともない、俺の本心・・・。
「・・・もう・・・ふふ・・・プロポーズじゃん・・・」
「それは、まだ言わない・・・。だってまだ、恋人になったばっかりだもん。イチャイチャしたり・・・いちゃいちゃしたり・・・したいもん。まだ、言わない・・・。」
「ふふふ・・・あは・・・いちゃいちゃばっかり」
「いいんだよ、セックスだけがイチャイチャじゃないんだから」
「でも・・・?」
「・・・・・・椎娜とするの好きだよ」
「・・・私も、桜太とするの好き」
顔を上げて視線が交わる。
穏やかに、安心した表情で椎娜は俺の瞳を見つめる。
思いがけずに飛来した問いかけ。
明後日の方向から飛来する椎娜爆弾。
今まで・・・???
今まで、とは・・・???
「今まで?」
「・・・彼女とか・・・」
「・・・ナマで、とかってこと・・・?」
小さく頷き、絡めた指を椎娜の指がモジモジと弄る。
「えぇ!!!?ないよ!!ナマでシたのも、中で・・・出しちゃったのも、出ちゃったのも??いや、正直に言えば、椎娜のナカ気持ちよすぎて、浸ってる時に椎娜がイッたもんだから持ってかれちゃって、堪えらんなかったんだけど・・・って、そうじゃなくて・・・!ナマでシたのも、中出ししたのも椎娜だけだよ・・・」
・・・恥ずかしすぎるわ・・・
・・・嘘じゃないから別にいいけど、どんな独白なんだこれ・・・
もう、何これ・・・!
なんでこんな焦んなきゃなんないんだよっ・・・
恥ずかしいっ
恥ずかしすぎるだろうよ・・・っ!
「・・・ふふ・・・じゃあ、赦す。」
・・・だからね、何これ・・・!!
とりあえず赦してくれるみたいだし、椎娜は嬉しそうにご機嫌だし、まぁいっか・・・っていや、ならんよ・・・!!
恥ずかしすぎる・・・
「私が初めてなら、赦す。」
・・・どういう基準なのかわからないけど、椎娜は嬉しそうだ。
「・・・私は・・・桜太にされることで『初めて』なことが沢山あったから・・・桜太の『初めて』があって嬉しいな、って・・・」
えへへ、と笑うのが無邪気すぎる可愛さで、今度は俺が椎娜の肩に顔を埋めた。
「・・・そうだよ、初めてだよ・・・はぁ・・・ナマも、中出しも、椎娜が初めて。・・・責任じゃなくて・・・全部、背負わせてよ。椎娜とは死んでも一緒にいたい覚悟あるからさ・・・俺といてよ・・・。」
全部、全部言ってやらぁ・・・
これが全部だよ・・・
みっともない、俺の本心・・・。
「・・・もう・・・ふふ・・・プロポーズじゃん・・・」
「それは、まだ言わない・・・。だってまだ、恋人になったばっかりだもん。イチャイチャしたり・・・いちゃいちゃしたり・・・したいもん。まだ、言わない・・・。」
「ふふふ・・・あは・・・いちゃいちゃばっかり」
「いいんだよ、セックスだけがイチャイチャじゃないんだから」
「でも・・・?」
「・・・・・・椎娜とするの好きだよ」
「・・・私も、桜太とするの好き」
顔を上げて視線が交わる。
穏やかに、安心した表情で椎娜は俺の瞳を見つめる。
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