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八夜【決別は未来への決意】
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俺の足の間にある小さな膝。
絡めた指先を弄り、指のカタチ、爪のカタチをなぞる。
目の前にいたら触れたい。
一緒にいたら触れていたい。
・・・とりあえず、触っていることが好きで、いる事を確かめていたくて、椎娜に触れることが無意識の趣味。
「この姿はお好みじゃないのかなって思ったんだけど・・・違うの?」
「・・・違う」
「そうなの?」
椎娜がどういう言葉を返してきたっていいんだ。
こういうやり取りが楽しくて、2人でいられるこの時間、空間が楽しくて嬉しくて、どんな話しでも、椎娜が自分の言葉で話してくれる気持ちを俺は聴きたい。
どう言えばいいか、どんな風に伝えればいいか、悩んで考えて、言ったらダメかなとか考えてるのもわかるけど、何か言いたいんだろうなと思うから・・・
「・・・・・・すごく、ッ・・・さぞかし・・・!」
・・・お・・・??
どうしたどうした・・・
「??え、??う、ん・・・??」
「~~!おモテになったんでしょうね!!」
・・・・・・ん・・・・・・?
それは・・・えっと・・・・・・
椎娜自身が、やってしまった、という顔をしている。
言いたいことを熟考したのに、口から出た言葉のチョイスを間違ったらしい。
ほんとさ・・・こういうとこ・・・可愛くて、可愛くてたまらないんだよね・・・。
取り返しつかないな、うん、言っちゃったもんね、あぁ・・・やっちまったな・・・そんな思考が顔にバッチリ書いてある。
「・・・えっと・・・それは・・・?俺の都合よく解釈していいなら・・・カッコイイから、バイトの時モテてたんじゃないですか?ってこと?」
はぁ・・・
そういうこと・・・??
バイトしてるところ見たかったなっていうのも、素直にこの姿の感想を言いたくなかったのも、自分は見てなかったのに、それが仕方ないのもわかるけど、なんか面白くない・・・お客さんの女の人にモテたんでしょうね、っていうこと・・・?
絡めた指先を弄り、指のカタチ、爪のカタチをなぞる。
目の前にいたら触れたい。
一緒にいたら触れていたい。
・・・とりあえず、触っていることが好きで、いる事を確かめていたくて、椎娜に触れることが無意識の趣味。
「この姿はお好みじゃないのかなって思ったんだけど・・・違うの?」
「・・・違う」
「そうなの?」
椎娜がどういう言葉を返してきたっていいんだ。
こういうやり取りが楽しくて、2人でいられるこの時間、空間が楽しくて嬉しくて、どんな話しでも、椎娜が自分の言葉で話してくれる気持ちを俺は聴きたい。
どう言えばいいか、どんな風に伝えればいいか、悩んで考えて、言ったらダメかなとか考えてるのもわかるけど、何か言いたいんだろうなと思うから・・・
「・・・・・・すごく、ッ・・・さぞかし・・・!」
・・・お・・・??
どうしたどうした・・・
「??え、??う、ん・・・??」
「~~!おモテになったんでしょうね!!」
・・・・・・ん・・・・・・?
それは・・・えっと・・・・・・
椎娜自身が、やってしまった、という顔をしている。
言いたいことを熟考したのに、口から出た言葉のチョイスを間違ったらしい。
ほんとさ・・・こういうとこ・・・可愛くて、可愛くてたまらないんだよね・・・。
取り返しつかないな、うん、言っちゃったもんね、あぁ・・・やっちまったな・・・そんな思考が顔にバッチリ書いてある。
「・・・えっと・・・それは・・・?俺の都合よく解釈していいなら・・・カッコイイから、バイトの時モテてたんじゃないですか?ってこと?」
はぁ・・・
そういうこと・・・??
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