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十一夜【空白の後は濃密に愛して】
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さっきまでの奪うような、貪るようなキスとは真逆の、じっくりと確かめて味わうような深く濃密なキス・・・
呼吸を待ってくれるから、応える余裕もできて自然と桜太の舌を追ってしまう。
「・・・しぃな・・・気持ちいいの・・・?」
桜太の腕を掴んで、右手は上半身に添える。
キスに夢中になりながら身体を桜太に預けていたけれど、足を割る桜太の太腿にソコを当てたまま腰を揺らしていたようだ・・・。
それも・・・
「ヌルヌルしてきてる・・・自分でソコ擦りつけて気持ちよくなってんの・・・めちゃくちゃエロい・・・」
「・・・っ・・・だって・・・キモチイイ・・・」
「・・・ふ・・・可愛い・・・」
・・・ね・・・さわってもいい・・・?
耳に吹き込まれる声は、熱い吐息との違いも曖昧な、身体の深部を疼かせる大好きな男の低く甘い声音・・・。
「ゆっくりするから、痛かったら言って・・・?」
頭の後ろを掴んでいた手が胸を滑り、お腹を撫でて、ソコに触れていく。
久しぶりの感覚・・・
好きな人の指がソコに触れる・・・押し広げられる久しぶりの感覚に、緊張が生まれてしまう。
「まっ・・・」
「・・・?椎娜・・・?」
遠ざけるように桜太の胸を押して、私の心臓は無駄にうるさく速い鼓動を刻んでいた。
「・・・っごめ・・・いや、とかじゃなくって・・・なんか・・・その・・・ひさしぶり、で・・・」
「・・・・・・」
「・・・!」
「ほんとだ、心臓めちゃくちゃドキドキしてる・・・(笑)」
大きな手のひらが胸の中心、やや左寄りの場所に触れて、楽しそうに笑う。
「緊張する・・・?」
桜太は手のひらを見せて広げ、それに私が左手を重ねると指を絡めて1本ずつに口づけた。
呼吸を待ってくれるから、応える余裕もできて自然と桜太の舌を追ってしまう。
「・・・しぃな・・・気持ちいいの・・・?」
桜太の腕を掴んで、右手は上半身に添える。
キスに夢中になりながら身体を桜太に預けていたけれど、足を割る桜太の太腿にソコを当てたまま腰を揺らしていたようだ・・・。
それも・・・
「ヌルヌルしてきてる・・・自分でソコ擦りつけて気持ちよくなってんの・・・めちゃくちゃエロい・・・」
「・・・っ・・・だって・・・キモチイイ・・・」
「・・・ふ・・・可愛い・・・」
・・・ね・・・さわってもいい・・・?
耳に吹き込まれる声は、熱い吐息との違いも曖昧な、身体の深部を疼かせる大好きな男の低く甘い声音・・・。
「ゆっくりするから、痛かったら言って・・・?」
頭の後ろを掴んでいた手が胸を滑り、お腹を撫でて、ソコに触れていく。
久しぶりの感覚・・・
好きな人の指がソコに触れる・・・押し広げられる久しぶりの感覚に、緊張が生まれてしまう。
「まっ・・・」
「・・・?椎娜・・・?」
遠ざけるように桜太の胸を押して、私の心臓は無駄にうるさく速い鼓動を刻んでいた。
「・・・っごめ・・・いや、とかじゃなくって・・・なんか・・・その・・・ひさしぶり、で・・・」
「・・・・・・」
「・・・!」
「ほんとだ、心臓めちゃくちゃドキドキしてる・・・(笑)」
大きな手のひらが胸の中心、やや左寄りの場所に触れて、楽しそうに笑う。
「緊張する・・・?」
桜太は手のひらを見せて広げ、それに私が左手を重ねると指を絡めて1本ずつに口づけた。
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