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十一夜【空白の後は濃密に愛して】
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「・・・椎娜の願いを叶えるため・・・椎娜をたくさん愛してあげるためにある。椎娜を傷つけるためにあるんじゃない。だから、怖がらないで。」
俺の胸に顔を預けて、言葉に耳を傾ける椎娜の頬を指先でそっと触れてなぞる。
スベスベした丸い頬。
男とは質感の違う、女の子の肌。
・・・どうしよう、俺の方がドキドキしてきた・・・
「・・・キス、したい・・・」
そう、少し甘えてみれば、
「・・・・・・しても、いいよ・・・・・・?」
まだ少し緊張して上擦っている椎娜の声。
さっきよりも大分緊張は解けてるはずだけど、それを素直に出せないのもまた、可愛いところ。
だから、こういう時は遠慮せずに、
「じゃあ・・・しちゃお。」
胡坐をかいた俺の足の真ん中。
もう、完璧に俺の手中の椎娜は逃げ場なんてない。
顎に添えた手で促せば、強引にしなくてもす・・・っと上を向いてくれる。
それは、素直になれない言葉よりも素直な、椎娜のいいよのサイン。
「んっ・・・ぅ・・・ン・・・」
舌を割り入れなくても、俺の唇の動きに合わせて自然と開いてくれる椎娜の唇。
迎え入れてくれるように差し出された舌に触れて角度を変え、絡め取り、啜り上げた。
それだけで鼻に抜ける椎娜の甘い声に、腹の奥が重く疼く。
「・・・かぁわい・・・ねぇ、コッチ・・・さわるね。」
椎娜が着れば膝丈になる俺のTシャツ。
首回りも大きくて全体的にダボっとしている。
椎娜が身体を動かす度に襟元が緩んで、下着を身に着けていない胸が見え隠れしていて、始めて見るわけでもないのに物凄くドキドキする。
キスをしている間に、椎娜が両足をモジモジと動かしたことでTシャツの裾がめくれ、しっとり、すべすべ、もっちりとした太腿が露わになっていた。
性急にしたくなるのを堪えて、脹脛の丸みから膝、太腿へと手を滑らせていく。
ふともも、って・・・やばいな・・・なんだろ・・・魅惑だよね・・・
椎娜が両足をきゅっと閉じるその隙間なんて、手を挟まれたら幸せすぎてしまう。
俺の胸に顔を預けて、言葉に耳を傾ける椎娜の頬を指先でそっと触れてなぞる。
スベスベした丸い頬。
男とは質感の違う、女の子の肌。
・・・どうしよう、俺の方がドキドキしてきた・・・
「・・・キス、したい・・・」
そう、少し甘えてみれば、
「・・・・・・しても、いいよ・・・・・・?」
まだ少し緊張して上擦っている椎娜の声。
さっきよりも大分緊張は解けてるはずだけど、それを素直に出せないのもまた、可愛いところ。
だから、こういう時は遠慮せずに、
「じゃあ・・・しちゃお。」
胡坐をかいた俺の足の真ん中。
もう、完璧に俺の手中の椎娜は逃げ場なんてない。
顎に添えた手で促せば、強引にしなくてもす・・・っと上を向いてくれる。
それは、素直になれない言葉よりも素直な、椎娜のいいよのサイン。
「んっ・・・ぅ・・・ン・・・」
舌を割り入れなくても、俺の唇の動きに合わせて自然と開いてくれる椎娜の唇。
迎え入れてくれるように差し出された舌に触れて角度を変え、絡め取り、啜り上げた。
それだけで鼻に抜ける椎娜の甘い声に、腹の奥が重く疼く。
「・・・かぁわい・・・ねぇ、コッチ・・・さわるね。」
椎娜が着れば膝丈になる俺のTシャツ。
首回りも大きくて全体的にダボっとしている。
椎娜が身体を動かす度に襟元が緩んで、下着を身に着けていない胸が見え隠れしていて、始めて見るわけでもないのに物凄くドキドキする。
キスをしている間に、椎娜が両足をモジモジと動かしたことでTシャツの裾がめくれ、しっとり、すべすべ、もっちりとした太腿が露わになっていた。
性急にしたくなるのを堪えて、脹脛の丸みから膝、太腿へと手を滑らせていく。
ふともも、って・・・やばいな・・・なんだろ・・・魅惑だよね・・・
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