徒然なる恋の話

十一夜【空白の後は濃密に愛して】

11-28

椎娜を仰向けに寝かせて、Tシャツの裾を捲った。

擦り合わせるように寄せられた椎娜の両足･･･

ゆっくりと上下する薄いお腹･･･小さなおへそ。

眺めながら、無意識に喉が鳴り、生唾を飲み込む。

見下ろした椎娜と視線がぶつかる。

そこには、されたい気持ちと、１本の指であれだけイカされたのに、これから何をされるんだろう、どうなってしまうんだろうという、２つの思いが瞳に浮かんでいた。


ちゅぷ･･･


「っ･･･ん･･･」


秘裂を指先で撫で、少し沈ませれば、蜜を湛えたソコは抵抗もなく奥まで中指を飲み込んだ。


･･････増やしても平気かな･･････


引き抜いて、人差し指に蜜を纏わせ埋めていく。

それをまた引き抜き･･･


「ふ･･･ッ･･･ぅ、ン･･･ッ」


「･･･よしよし･･･２本入ったよ･･･」


椎娜に覆い被さるように顔の右側に左腕を着いてキスをした。


「･･･ねぇ、椎娜･･･」

「･･･？？」

「今と、こっち･･･」

「！っァッ･･･！」

「･･･ふふ･･･そっか、こっちの方が好きなんだね」


最初に中指と一緒に挿入したのは人差し指。

でも、椎娜の反応の感じだと、人差し指じゃなくて、薬指の方がイイトコロ・・・・・に当たると思ったんだ。


やっぱりそうか･･･イイコト知った。


「ぅ、ァ･･･ァ･･･は、ぁ･･･そ、こ･･･や、ァ･･･」


「ん･･･キモチイイところでしょ･･･？」


じっくりと時間をかけて、蕩ける肉壁を押し広げ、苦しいとか、苦痛を感じさせないようにキモチよくナカを慣らしていく。

椎娜がイキっぱなしのままでも止めずにゆるゆると指を動かし、奥を指先で撫で上げて、カタチも覚えられるほど椎娜のナカに触れる。