徒然なる恋の話

焔 はる

文字の大きさ
453 / 617
十一夜【空白の後は濃密に愛して】

11-29

しおりを挟む
ザラザラとしたお腹側・・・、そして、ココを突くとキモチイイんだよと教えた一番深いトコロ・・・。


「・・・ぁ・・・も、・・・や・・・ぁ・・・」


「ん・・・?やなの・・・?キモチよくない・・・?」


やじゃないくせに・・・

キモチイイの、知ってるよ・・・?


「ほら・・・もう1回・・・」


[[rb:微笑 > わら]]って、2本の指の動きを速める。

ただ抜き差ししたって、乱暴なだけじゃキモチよくない。

弱い場所、擦って押し上げて、突けば身体を捩るほどに感じるソコを確実に刺激して抽挿をする。


「ンやッ、ぁっ・・・・ハ・・・ァ・・・っ・・・やァッ・・・ッ」


椎娜は左手でシーツをギュッと掴み、幾度目か定かではない快感に身を委ねた。


「ひぅッ・・・んッぅ・・・ッま、ァっ・・・ッ」


それでも指は止めずに入り口まで引き抜いた時、もう1本増やしてナカを抉った。


「しぃちゃん・・・慣らしとかないと、俺の・・・きっと耐えられないから・・・もう少し慣らそ・・・?」


「も、や・・・や、ァ・・・やァ・・・ッ・・・キモチ・・・ぃ、の、こわ・・・ぃ・・・っ・・・ずっと・・・ゆび、や、だァ・・・ッ」


「・・・っ・・・しぃちゃん・・・」


「も、いい、か、らっ・・・おぅ、たがいいっ・・・」


首を振り、椎娜の顔の横に着いた俺の腕に顔を埋めるようにくっついて、二の腕に口づける。

もう、いっぱいいっぱいで、そうやって甘えて、指じゃ足りなくて俺を欲しがる・・・。


そういうのがたまらなくて・・・可愛くて・・・

乱暴に食らいついて犯したくなるほど、本当は我慢してる・・・。


・・・だって・・・根底にあるのなんて、椎娜に嫌われたくないけど俺だけ見てて、俺だけを求めたらいいのに、って独占欲なんだから。


「・・・っ・・・キて・・・桜太・・・ね・・・ココに、キてよ・・・」

自分のナカに沈む手先へ向けて、椎娜の手は俺の右腕から肘、手首・・・触れてナカを侵すその場所に触れた。


「・・・もぅ、おかしくなる・・・指じゃ、やだ・・・桜太がいい・・・」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

密室に二人閉じ込められたら?

水瀬かずか
恋愛
気がつけば会社の倉庫に閉じ込められていました。明日会社に人 が来るまで凍える倉庫で一晩過ごすしかない。一緒にいるのは営業 のエースといわれている強面の先輩。怯える私に「こっちへ来い」 と先輩が声をかけてきて……?

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

一夏の性体験

風のように
恋愛
性に興味を持ち始めた頃に訪れた憧れの年上の女性との一夜の経験

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

自習室の机の下で。

カゲ
恋愛
とある自習室の机の下での話。

処理中です...