狙われたその瞳

神名代洸

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男は調べ始めたところ、女がアマチュアの画家という事を突き止めた。
展覧会もやるとホームページにのっていた事から使える仲間を集め、女の口を封じる事にしたという。
だが誤算だったのは女には常に男がついていた事。
しかもその男が警察関係者だとわかったのは女の周りを嗅ぎ回っていた仲間の1人が昔、警察に捕まったことがある奴だった事。で、動きがそれに近いという。
焦った男は他の仲間に伝え、一旦様子見をする事にしたのだが、仲間が見つかってしまった為に捕まってしまったことが大きな誤算。
油断した所で女を捕まえ、始末する事にしたのだがそれもあえなく潰え、今に至る。

刑事達は薬のありかを問い詰めた。そして売った相手の事も厳しく追求しているという。


恐怖の体験は終わった。
リジーはようやく安堵していた。
シュナイダーとともようやく共に前を向いていける。それが嬉しかった。



今日は私の仕事が軌道に乗った日。シュナイダーは仕事が休みの日で今ここに一緒にいる。
SPとしてではなく、初めて恋人として一緒にいるのだ。
嬉しかった。
二人で過ごす時間が嬉しくてソワソワしている。
リジーの部屋にシュナイダーがいる。
それだけでドキドキが止まらない。

「リジー、仕事の方はどうだい?」
「ええ、順調よ。小躍りしたくなっちゃうくらい。」そう言いながらぺろっと舌を出した。その仕草は愛らしいとシュナイダーは思っていた。
「リジー。一度デートしないか?」
「デ、デート?でもどこへ?」
「じゃあ行くんだね。あっ、行き先は任せてくれ。じゃあ、また。」「ええ、また。」

シュナイダーと別れたリジーは一人トボトボと家路に向かっていた。人通りが多い場所なので少しは安心できている。でももうあんな怖い目に遭わないと思うと嬉しくて仕方がなかった。
翌日は朝からそわそわしていた。
それでもシュナイダーに会うのはまだ先の話だ。
仕事仲間にも詮索好きな子がいてあれこれと聞かれてちょっと疲れていた。
その時シュナイダーからメールが入った。


【三日後、君の部屋で。 シュナイダー】


たったそれだけの文だったのに、興奮してしまった。デートまでにあれこれと服に悩まなきゃと一人でブツブツ言っている。仕事中にはそんなことを言っていられず、慌ただしい日々を過ごした。
そして三日後、シュナイダーとの約束の時間まであと30分…。
行き先がわからなかったから、パンツスタイルにして動きやすい服装を選んだ。

ピンポーン。
チャイムが鳴った。
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