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『子供嫌い』 ~彼女の唯一の趣味が自転車なことを、正直私は快く思ってない。
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「すいませーん。おばちゃーん」
「はいはい」
連打される玄関の呼び鈴とマンションの廊下から投げ掛けられる子供の声に、恭子はまたかという顔でソファから腰をあげる。
恭子(やすこ)はまだおばちゃんという歳ではないのだが、とはもう言えない年齢。あるいは彼女達ぐらいの歳の子がいてもおかしくない年齢だ。
「はい。どうしたの?」
いたのは面識はないがおそらく同じマンションに住む女の子と、その友達とおぼしき女の子だ。
どうしたのなんて訊く必要は本来ない。
彼女達が恭子と恋人の鈴鹿の家にやってくる理由はひとつだ。
「あのねえ、摩私衿(ましぇり)ちゃんのねえ」
そして舌ったらずな口調で要件を伝えてくる。
まだ子供なのに媚びたその口調に、恭子はますます子供なんか絶対欲しくないと思えた。
自分達が同性同士のカップルである以上それは簡単には叶わないが、叶わなくもない。
それでもいらなかった。
男の子は手がつけられない。女の子は女になる。
だが彼ら、彼女らは鈴鹿を必要としていた。
我がマンションに住まう通称自転車のお姉さんを。
恭子の5つ下の恋人、鈴鹿は自転車が趣味だった。
とはいってもいわゆる本格的なロードバイクではなく、クロスバイク、乗るといってもポタリング程度だ。
休日や空いた時間にフラりと走りに行き、何かお土産のようなものを買ってきてくれる。
大きい子供とまではいかないがいくつになってもそんな自由の風をまとわりつかせている恋人は嫌いではなかったし、同棲しているにも関わらず趣味にお金をつぎ込みすぎているということはない。
問題なのはこのマンションの住民だ。
ずいぶん前、マンションの駐輪場に、マウンテンバイクを引いて歩いてくる男の子を鈴鹿は見つけた。
明らかに元気のない様子とぶこぶこと間抜けな音をさせる後輪。
一目でわかる。パンクしていた。
派手な子供マウンテンバイクと男の子の落差があまりにも不敏で、パンクしちゃったの?と声をかけた。
男の子はしょげた様子で頷いた。
鈴鹿は考えた。
もう夕方近い。
今から親に言って修理代を手に自転車屋に持ち込んで間に合うか。
別に今日中の修理でなくてもいい。
が、親に言うことで彼は小言を言われるかもしれない。
じゃあ自分が付き添ってあげるかと考えたが、親切心とはいえ今の時代そこまでしてあげるのは怪しいか?
だがこのままではあまりに不敏だった。
自分が自転車好きなら尚更だ。
だから、言ってしまった。
お姉ちゃんが直してあげようか、と。
男の子は鈴鹿を突然現れた魔法使いでも見るように、ほんとに?と目を丸くさせながら言う。
「家に修理キットあるし。キミのタイヤもクイックリリースだからあっという間だと思う」
鈴鹿の説明を男の子は魔法の呪文のように聴いていた。
理解出来てないなと思いつつも、鈴鹿は誤解があってもよくないのでわざわざ人目につくマンションの玄関で修理を行った。
住民は物珍しそうにその様子を見て、男の子は尊敬の眼差しで見ていた。
「これで大丈夫。乗ってみて」
言われた男の子が自転車にまたがり、本当にパンクが直っていることに驚く。
自転車屋さんでなければ出来ないことを、普通の同じマンションに住んでるお姉さんがやったのだからそれはそうだろう。
しかし、
「ブレーキひどいな」
試し乗りをしてかけさせた急ブレーキに眉をひそめる。
正確には音にだ。ブレーキ鳴きがひどい。
こうなる前にメンテナンスをしなくてはならないのだが、親は買い与えてそれっきりなのだろう。
そこも出来る範囲で直し、その他諸々も調整してやる。
「お父さんと自転車屋さん行ってメンテナンスしてもらった方がいいよ」
男の子はわかったのかわからないのが、ポカンとした顔で頷き帰っていった。
鈴鹿はそれを手を振って見送り、
「ひどいな」
オイルや泥で真っ黒になった自分の手を見て苦笑いした。
男の子の母親が菓子折り持参で鈴鹿と恭子の家にやってきたのは数日後だ。
いわく同じマンションに住む顔見知りの奥さんに、おたくの息子さんが女の人に自転車を修理してもらっていたみたいだが、としなくてもいい話をして。
面倒だから親に修理のことを話さなくていいと鈴鹿は言っておいたのだが、男の子は黙っていたことを怒られ、どこの誰か尋問を受けた。
男の子はそもそも鈴鹿がどこの階の人かわからず、母親は気味悪がった。
まさか変な細工をされ、事故に遭うようにしたのではとまで言い出した。
男の子はそれに真っ赤な顔でお姉ちゃんはめんてなんすをしてくれたいいひとだと否定したらしい。
父親が息子と一緒に自転車を点検すると、確かにブレーキ周りなどが整備されていた。
知識がある人だろうと、駐輪場にあるスポーツバイクとそこにある駐車許可シールをもとに管理人から該当しそうな住民を割り出すという、相当手間をかけてたどり着いたのだが、母親はそれを息子から訊いたで済ませた。
菓子折りは本人の知らぬところで疑いをかけたことへの謝罪だった。
だが、
「そんな、受け取れません」
応対した恭子は断った。
話にも聞いていたが本人は善意でやっただけなのだ。
菓子折りなんて修理代より高くつく。
しばらく押し問答が続いたが、結局恭子は受け取ってしまった。
それからだ。
鈴鹿が自転車のお姉ちゃんとしてマンション住民に自転車修理を頼まれるようになったのは。
「鈴鹿ちゃん、ブレーキ直して」
「ああ、パット交換した方がいいな」
「佐和田のお姉ちゃん。自転車見て」
「これはワイヤー交換かな」
パンク修理の話はクチコミで広がり、うちにもあるから直してくれないかという父親やブレーキ周りの修理やメンテナンスを頼む子供がやってきた。
鈴鹿も断るわけにはいかず、なにより役に立てるのが嬉しかった。
住民も、わざわざ自転車屋にいかなくてもマンション内に修理工がいるならそちらに行く。
明らかなパーツ交換がいるメンテナンスには自転車屋に行った方がいいと言ったが、
「佐和田さん、お金出すからやってよ」
「えー?」
わざわざホームセンターまでパーツを買いに走り、後で請求という形までとった。
その頃には恭子も口を挟みだした。
「そこまでやる必要ないんじゃない?」
自宅前廊下に持ち込まれた自転車を直す鈴鹿を見て、恭子が言う。
「でも、断れないし」
「そのうち素人に手に終えないようなやつ来るわよ」
「そうだね。そしたら自転車屋に持ってって言えばいいし」
受け流すようにカラカラとペダルを回す。
「そうすれば評判が落ちるでしょうね。素人風情にはやっぱり無理だったって勝手に言いだして」
「そうだね」
鈴鹿がタイヤに触れ、空気圧を調べる。
恭子には耐え難かった。
予想出来る未来が。
いつかメンテナンスとは関係ない事故を誰かが起こし、こちらの整備不良を理由に訴えてくるかもしれない。
そうなった時、二人の関係が明るみになるのを避けたかった。
今でもそうだ。
恭子と鈴鹿は歳の離れた友人がルームシェアをしているということになっている。
実際は同棲であり事実婚なのに。
そう説明してもチラチラと疑う目付きで見てくる住民はいるように思えた。
あるいは子供が懐くのを嫌がるようにも。
それは恭子の考えすぎかもしれない。疑心暗鬼かもしれない。
しかしそうならないよう住民とは出来るだけ接しないようにしていたのに。
そしてなにより。
「こんなもんか」
修理を終えた鈴鹿が立ち上がり、
「あ。ありがと」
腕組みを解き、レディファーストを重んじる紳士のように恭子がドアを開けてやる。
鈴鹿の手はオイルや泥で真っ黒だった。
このあと入念に手を洗い、持ち主に返しにいくのだが、それでも手は所々うっすら汚れていた。
爪も黒ずんでいる。
それが恭子はなにより嫌だった。
相手が年下な分、恭子は鈴鹿にどこか母親のように接していた。
だが子供であったとしてもちゃんと相手には女でいてほしかった。
特に指は自分達にとって重要な意味を持つ部位だ。
鈴鹿は趣味以外はどこかルーズなところがあり、自分に入れてくれるとなった時でも指が汚れていることもあった。
興ざめどころか不潔とすら思ってしまった。
そんな指が受け入れがたかった。
そしてそんな自分も嫌だった。
「はいはい」
連打される玄関の呼び鈴とマンションの廊下から投げ掛けられる子供の声に、恭子はまたかという顔でソファから腰をあげる。
恭子(やすこ)はまだおばちゃんという歳ではないのだが、とはもう言えない年齢。あるいは彼女達ぐらいの歳の子がいてもおかしくない年齢だ。
「はい。どうしたの?」
いたのは面識はないがおそらく同じマンションに住む女の子と、その友達とおぼしき女の子だ。
どうしたのなんて訊く必要は本来ない。
彼女達が恭子と恋人の鈴鹿の家にやってくる理由はひとつだ。
「あのねえ、摩私衿(ましぇり)ちゃんのねえ」
そして舌ったらずな口調で要件を伝えてくる。
まだ子供なのに媚びたその口調に、恭子はますます子供なんか絶対欲しくないと思えた。
自分達が同性同士のカップルである以上それは簡単には叶わないが、叶わなくもない。
それでもいらなかった。
男の子は手がつけられない。女の子は女になる。
だが彼ら、彼女らは鈴鹿を必要としていた。
我がマンションに住まう通称自転車のお姉さんを。
恭子の5つ下の恋人、鈴鹿は自転車が趣味だった。
とはいってもいわゆる本格的なロードバイクではなく、クロスバイク、乗るといってもポタリング程度だ。
休日や空いた時間にフラりと走りに行き、何かお土産のようなものを買ってきてくれる。
大きい子供とまではいかないがいくつになってもそんな自由の風をまとわりつかせている恋人は嫌いではなかったし、同棲しているにも関わらず趣味にお金をつぎ込みすぎているということはない。
問題なのはこのマンションの住民だ。
ずいぶん前、マンションの駐輪場に、マウンテンバイクを引いて歩いてくる男の子を鈴鹿は見つけた。
明らかに元気のない様子とぶこぶこと間抜けな音をさせる後輪。
一目でわかる。パンクしていた。
派手な子供マウンテンバイクと男の子の落差があまりにも不敏で、パンクしちゃったの?と声をかけた。
男の子はしょげた様子で頷いた。
鈴鹿は考えた。
もう夕方近い。
今から親に言って修理代を手に自転車屋に持ち込んで間に合うか。
別に今日中の修理でなくてもいい。
が、親に言うことで彼は小言を言われるかもしれない。
じゃあ自分が付き添ってあげるかと考えたが、親切心とはいえ今の時代そこまでしてあげるのは怪しいか?
だがこのままではあまりに不敏だった。
自分が自転車好きなら尚更だ。
だから、言ってしまった。
お姉ちゃんが直してあげようか、と。
男の子は鈴鹿を突然現れた魔法使いでも見るように、ほんとに?と目を丸くさせながら言う。
「家に修理キットあるし。キミのタイヤもクイックリリースだからあっという間だと思う」
鈴鹿の説明を男の子は魔法の呪文のように聴いていた。
理解出来てないなと思いつつも、鈴鹿は誤解があってもよくないのでわざわざ人目につくマンションの玄関で修理を行った。
住民は物珍しそうにその様子を見て、男の子は尊敬の眼差しで見ていた。
「これで大丈夫。乗ってみて」
言われた男の子が自転車にまたがり、本当にパンクが直っていることに驚く。
自転車屋さんでなければ出来ないことを、普通の同じマンションに住んでるお姉さんがやったのだからそれはそうだろう。
しかし、
「ブレーキひどいな」
試し乗りをしてかけさせた急ブレーキに眉をひそめる。
正確には音にだ。ブレーキ鳴きがひどい。
こうなる前にメンテナンスをしなくてはならないのだが、親は買い与えてそれっきりなのだろう。
そこも出来る範囲で直し、その他諸々も調整してやる。
「お父さんと自転車屋さん行ってメンテナンスしてもらった方がいいよ」
男の子はわかったのかわからないのが、ポカンとした顔で頷き帰っていった。
鈴鹿はそれを手を振って見送り、
「ひどいな」
オイルや泥で真っ黒になった自分の手を見て苦笑いした。
男の子の母親が菓子折り持参で鈴鹿と恭子の家にやってきたのは数日後だ。
いわく同じマンションに住む顔見知りの奥さんに、おたくの息子さんが女の人に自転車を修理してもらっていたみたいだが、としなくてもいい話をして。
面倒だから親に修理のことを話さなくていいと鈴鹿は言っておいたのだが、男の子は黙っていたことを怒られ、どこの誰か尋問を受けた。
男の子はそもそも鈴鹿がどこの階の人かわからず、母親は気味悪がった。
まさか変な細工をされ、事故に遭うようにしたのではとまで言い出した。
男の子はそれに真っ赤な顔でお姉ちゃんはめんてなんすをしてくれたいいひとだと否定したらしい。
父親が息子と一緒に自転車を点検すると、確かにブレーキ周りなどが整備されていた。
知識がある人だろうと、駐輪場にあるスポーツバイクとそこにある駐車許可シールをもとに管理人から該当しそうな住民を割り出すという、相当手間をかけてたどり着いたのだが、母親はそれを息子から訊いたで済ませた。
菓子折りは本人の知らぬところで疑いをかけたことへの謝罪だった。
だが、
「そんな、受け取れません」
応対した恭子は断った。
話にも聞いていたが本人は善意でやっただけなのだ。
菓子折りなんて修理代より高くつく。
しばらく押し問答が続いたが、結局恭子は受け取ってしまった。
それからだ。
鈴鹿が自転車のお姉ちゃんとしてマンション住民に自転車修理を頼まれるようになったのは。
「鈴鹿ちゃん、ブレーキ直して」
「ああ、パット交換した方がいいな」
「佐和田のお姉ちゃん。自転車見て」
「これはワイヤー交換かな」
パンク修理の話はクチコミで広がり、うちにもあるから直してくれないかという父親やブレーキ周りの修理やメンテナンスを頼む子供がやってきた。
鈴鹿も断るわけにはいかず、なにより役に立てるのが嬉しかった。
住民も、わざわざ自転車屋にいかなくてもマンション内に修理工がいるならそちらに行く。
明らかなパーツ交換がいるメンテナンスには自転車屋に行った方がいいと言ったが、
「佐和田さん、お金出すからやってよ」
「えー?」
わざわざホームセンターまでパーツを買いに走り、後で請求という形までとった。
その頃には恭子も口を挟みだした。
「そこまでやる必要ないんじゃない?」
自宅前廊下に持ち込まれた自転車を直す鈴鹿を見て、恭子が言う。
「でも、断れないし」
「そのうち素人に手に終えないようなやつ来るわよ」
「そうだね。そしたら自転車屋に持ってって言えばいいし」
受け流すようにカラカラとペダルを回す。
「そうすれば評判が落ちるでしょうね。素人風情にはやっぱり無理だったって勝手に言いだして」
「そうだね」
鈴鹿がタイヤに触れ、空気圧を調べる。
恭子には耐え難かった。
予想出来る未来が。
いつかメンテナンスとは関係ない事故を誰かが起こし、こちらの整備不良を理由に訴えてくるかもしれない。
そうなった時、二人の関係が明るみになるのを避けたかった。
今でもそうだ。
恭子と鈴鹿は歳の離れた友人がルームシェアをしているということになっている。
実際は同棲であり事実婚なのに。
そう説明してもチラチラと疑う目付きで見てくる住民はいるように思えた。
あるいは子供が懐くのを嫌がるようにも。
それは恭子の考えすぎかもしれない。疑心暗鬼かもしれない。
しかしそうならないよう住民とは出来るだけ接しないようにしていたのに。
そしてなにより。
「こんなもんか」
修理を終えた鈴鹿が立ち上がり、
「あ。ありがと」
腕組みを解き、レディファーストを重んじる紳士のように恭子がドアを開けてやる。
鈴鹿の手はオイルや泥で真っ黒だった。
このあと入念に手を洗い、持ち主に返しにいくのだが、それでも手は所々うっすら汚れていた。
爪も黒ずんでいる。
それが恭子はなにより嫌だった。
相手が年下な分、恭子は鈴鹿にどこか母親のように接していた。
だが子供であったとしてもちゃんと相手には女でいてほしかった。
特に指は自分達にとって重要な意味を持つ部位だ。
鈴鹿は趣味以外はどこかルーズなところがあり、自分に入れてくれるとなった時でも指が汚れていることもあった。
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