LEVELZERO

ジャンマル

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出会い

能力の原理

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「そう言えば、始裂さんの能力ってどんなものなんですか?」
「ん? ああ。憑とセットだったよ。スプーン曲げ、知ってるだろ?」
「有名ですよね」
「あれを利用した原理なんだ。まあ、俺はそれを骨を折る。って応用してるんだけどな」
「殺人的な応用ですね……」
「はは、よく言われる」

 そんな会話をしているうちに、追手がどんどんやってくる。緊迫した状態の中で、少し、始裂は楽しそうだった。なぜそんな顔をするのか。終木神は混乱していた。そして――能力者による支配という自分の夢は、間違っているんじゃないか。そんなふうにさえ思てしまっていた。

「ねえ――始裂さん」
「んー?」
「僕の夢って――間違がってるんでしょうか?」
「別にそれを決めるのはお前だし、どんな夢かは知らない。だけどさ、お前にしか正しいかわからない。それが夢ってもんだろ?」
「そう……ですか……」

 その言葉で、彼の何かが吹っ切れた。「使命感」というやらなくては。という気持ちが、少しでも和らいだからだ。

「で、どうする」
「僕はここに残ります。あなたは行ってください」
「はあ……また助けられるってか?」
「そう……ですね」
「ま、いっか」

 そして――二人は出口まで一直線に向かっていった。
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