LEVELZERO

ジャンマル

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出会い

少女と少年

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「さて……逃げれたはいいが……どうするか」

 少年に行くあてはない。しかし、だからと言って逃げ出すわけではない。今必要なのは仲間。そう、同じ能力者だ。それも――レベル3以上の強力な。

「あいつは――LEVELZEROだったよな」
「あのー」
「……LEVELZEROか……」
「あの~!!」
「うお!?」

 少年に付きまとう一人の少女。憑ではない、別の少女。彼女が誰なのか。始裂にはわからなかった。しかし、これだけはわかった。
 能力者、だと。

「レベル……」
「8です」
「は……?」
「レベル8です」
「はあああ!?」

 レベル8。それは破壊兵器級の危険レベルだった。なぜそんな能力者がいるのか。少年にはとても疑問だった。だが――

「さっきの組織が目をつけないって決まったわけじゃねえ……」
「?」
「行くぞ」
「ど、どこへ!?」
「いいから行くぞ!!」

 少年は走る。どこかへ。自分を助けてくれる誰かの元へ。そして――

「こっちに来い、餓鬼!」
「誰だよあんた!?」
「いいからこい!!」

 見つけた。自分の居場所を。
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