LEVELZERO

ジャンマル

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出会い

隆二

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「良かったんですか!? 隆二さん!」
「いいんだよ。あの人はあれで」
「まさか我々の目的を忘れたんじゃないでしょうね!?」
「んなわけあるか。彼はレベル5になれる。僕の「リミッターアイ」(すべてを見通す眼)が言ってるんだよ」
「レベル5……か。LEVELZEROのお前の能力は特殊なんだよな」
「ああ。その眼が言ってる。確かだ」

 少年はすべてを見通す目を持っていた。それは、なんでも見抜いてしまう眼。なんでも感じ取ってしまう眼。その代償として、少年のレベルは上がらないLEVELZEROとなった。なんでも感じ取ってしまうが故に――自身はレベルを持たなかった。

「レベル5になれば目的を果たすのにふさわしくなるだろう。だから逃がしたんだ」
「そんな……じゃあ、死んだりしたら――」
「それはその時さ」
「なっ!?」

 少年の目には曇りが見えていた。使命感ではなく、自らの意志で行動するときが近づいているんじゃないか、と。

(決めなきゃな……自分の道を)
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