14 / 74
出会い
揺らぎ 2
しおりを挟む
「れ、レベル8!?」
「今はそんな悠長なこと言ってる暇はねえぞ!!」
「はい!!」
「二人とも――どいてて」
「え……?」
その言葉に、二人は困惑した。どこからその自信が湧いて出るのか。どこからその強さが湧いて出るのか。逆に興味も持った。逆に恐怖も覚えた。これがレベル8なんだと。これが、レベル8の実力なんだと。
「はああああああああああ!!」
目に映る光景に二人は絶句した。大地が――地面が――えぐり取られたのだ。そして、彼女の腕の動きと共にえぐれた大地の破片が飛んでいく。
これが――レベル8の実力だった。
「サイコキネシスか!」
「正確にはアルマゲドンです」
「いや、それじゃあ地球滅ぼしちゃうだろ」
「じゃあ、サイコキネシスでいいです」
そんなやり取りは、少年の心に恐怖を与えた。目の前で起きた現象に、目を疑った。確かにあれは――地球を滅ぼすかもしれない危険種だと。レベル制度を廃止したらあんなのがうじゃうじゃ湧くのか? と。
(あんなの……冗談じゃねえ……でも――能力者による支配。案外悪くねえかもな……)
少年の心は、揺らいでいた。
「今はそんな悠長なこと言ってる暇はねえぞ!!」
「はい!!」
「二人とも――どいてて」
「え……?」
その言葉に、二人は困惑した。どこからその自信が湧いて出るのか。どこからその強さが湧いて出るのか。逆に興味も持った。逆に恐怖も覚えた。これがレベル8なんだと。これが、レベル8の実力なんだと。
「はああああああああああ!!」
目に映る光景に二人は絶句した。大地が――地面が――えぐり取られたのだ。そして、彼女の腕の動きと共にえぐれた大地の破片が飛んでいく。
これが――レベル8の実力だった。
「サイコキネシスか!」
「正確にはアルマゲドンです」
「いや、それじゃあ地球滅ぼしちゃうだろ」
「じゃあ、サイコキネシスでいいです」
そんなやり取りは、少年の心に恐怖を与えた。目の前で起きた現象に、目を疑った。確かにあれは――地球を滅ぼすかもしれない危険種だと。レベル制度を廃止したらあんなのがうじゃうじゃ湧くのか? と。
(あんなの……冗談じゃねえ……でも――能力者による支配。案外悪くねえかもな……)
少年の心は、揺らいでいた。
0
あなたにおすすめの小説
婚約者の幼馴染って、つまりは赤の他人でしょう?そんなにその人が大切なら、自分のお金で養えよ。貴方との婚約、破棄してあげるから、他
猿喰 森繁
恋愛
完結した短編まとめました。
大体1万文字以内なので、空いた時間に気楽に読んでもらえると嬉しいです。
可愛らしい人
はるきりょう
恋愛
「でも、ライアン様には、エレナ様がいらっしゃるのでは?」
「ああ、エレナね。よく勘違いされるんだけど、エレナとは婚約者でも何でもないんだ。ただの幼馴染み」
「それにあいつはひとりで生きていけるから」
女性ながらに剣術を学ぶエレナは可愛げがないという理由で、ほとんど婚約者同然の幼馴染から捨てられる。
けれど、
「エレナ嬢」
「なんでしょうか?」
「今日の夜会のパートナーはお決まりですか?」
その言葉でパートナー同伴の夜会に招待されていたことを思い出した。いつものとおりライアンと一緒に行くと思っていたので参加の返事を出していたのだ。
「……いいえ」
当日の欠席は著しく評価を下げる。今後、家庭教師として仕事をしていきたいと考えるのであれば、父親か兄に頼んででも行った方がいいだろう。
「よければ僕と一緒に行きませんか?」
短編【シークレットベビー】契約結婚の初夜の後でいきなり離縁されたのでお腹の子はひとりで立派に育てます 〜銀の仮面の侯爵と秘密の愛し子〜
美咲アリス
恋愛
レティシアは義母と妹からのいじめから逃げるために契約結婚をする。結婚相手は醜い傷跡を銀の仮面で隠した侯爵のクラウスだ。「どんなに恐ろしいお方かしら⋯⋯」震えながら初夜をむかえるがクラウスは想像以上に甘い初体験を与えてくれた。「私たち、うまくやっていけるかもしれないわ」小さな希望を持つレティシア。だけどなぜかいきなり離縁をされてしまって⋯⋯?
サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします
二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位!
※この物語はフィクションです
流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。
当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる