LEVELZERO

ジャンマル

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リベリオン

本気の喧嘩

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「でもそれ、お前の望みじゃないだろ?」
『そうだよ。でも、それでいい』
「いいわけないだろ!」
『いいんだよ!! ……これで』
「でも!! それじゃあ……お前は……」
『呪縛に捕らわれてたっていい。だけど、指揮官としての能力はわかってるはずだろ?』
「そうだけどさ……」

 呪縛。その言葉に捕らわれ続けてきた少年は、たった今、その呪縛から逃れようとしていた。指揮官になるという呪縛から。指揮官をしなくてはいけないという義務感から。

「義務感からの正義なんてそれは正義じゃない。ただの偽善だ」
『義務感なんて感じてないよ。ただ、そうしなきゃいけないってだけ』
「んなわけあるかよ!!」
『あるよ!!』

 二人の喧嘩はまた始まった。……喧嘩。その言葉で抑えていいのだろうか。果たし、喧嘩で終わらせていいのだろうか。二人の指揮官は、確かに、お互いの義務感からお互いを解放しようとしていた。

「俺はお前に憑の復讐って呪縛から解いてもらったことに感謝してる。ありがとうって言いたい。でもな!! 今のお前にそれを言うべきだとは思わない!!」
『じゃあ、どうしろって!? 僕に何をしてほしいんだ!?』
「自分を大事にしろよ!! じゃないとお前がどんなにすごくったって部下はそれについてこないだろ!?」
『つ……!?』
「今の前は正義者じゃない!! 偽善者だ!!」
『そんなの……そんなの人じゃないお前に言われたくない!!』

 二人の本気の喧嘩は続いた。まだ、続くだろう。しばらくは――そう、しばらくは――
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