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共通ルート
三十五節/ずるいと分かっていても
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駿人との話をしたあと泣きながら淺霧さんは教室を出ようとしなかった。少なくとも裏切られたからとかそういうものじゃない。考え抜いたからこそ、辛いけれどもお互いの夢を邪魔しないような選択をさせてしまったこと。それは少なくとも思うものはあるだろうけどお互いになんとか納得し、それぞれの夢について話して話して、最後の最後に納得したようだ。そしてお互いにそれ以上はもう何も言わないという約束を取り決めたようだ。
「これで良かったのか?」
「よかったも何もな......お前こそ結局どうするか決めたのか?」
「それは......分からない」
「あいつはお前をきっと頼りにする。きっとそれがそのうち自分の気持ちだって気づく」
それは少しでも好意があるはずだぞ。そういう意味なのか、それともそのうち次第に好意を持ち始めるぞ、という意味なのか。今はまだ考えたくもないし考えようとも思えなかった。
「とりま、あと少しだけど最後までやりきるからさ」
「うん。心強いよ」
この準備期間が終われば駿人は直ぐに旅立つ。それまでに少しでも形にしようと躍起にやる人。必死になる人。サボり始める人。そういった人のなりが見え始めてきた。それでも今はやれる人、やる人で頑張っていこうと思う。
「これで良かったのか?」
「よかったも何もな......お前こそ結局どうするか決めたのか?」
「それは......分からない」
「あいつはお前をきっと頼りにする。きっとそれがそのうち自分の気持ちだって気づく」
それは少しでも好意があるはずだぞ。そういう意味なのか、それともそのうち次第に好意を持ち始めるぞ、という意味なのか。今はまだ考えたくもないし考えようとも思えなかった。
「とりま、あと少しだけど最後までやりきるからさ」
「うん。心強いよ」
この準備期間が終われば駿人は直ぐに旅立つ。それまでに少しでも形にしようと躍起にやる人。必死になる人。サボり始める人。そういった人のなりが見え始めてきた。それでも今はやれる人、やる人で頑張っていこうと思う。
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