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第1部 高校編
Project.08 見てろよ、アイドル道
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網谷くん、十六夜くん、そして私。本格的に体制が整い始め、これから浅篠さんを引き入れるための曲作りに入る。私が2人に浅篠さんのイメージを伝え、そして書き起す。そうしてできた曲を私が仮歌を付け、浅篠さんに渡す。そうすることで彼女の出てきた条件に対して挑むつもりだ。
「網谷くん、出来そう?」
「どうでしょう……真尋くんは?」
「俺は何とかなるかな。イメージはクールでカッコイイってのでいいんだよな?」
「うん。そのイメージで作詞して欲しい」
「僕も何とかやってみるね」
二人は作業に入るととても真剣な眼差しでそれぞれノートとパソコンに向かっていた。その間私は何もすることがないことに気づき色々考えたが、1番出来そうなのはイメージを掴むために発生や衣装作りなどだった。まだ見せる段階なのにそこまでやるんですか?とは言われたが念には念を入れたい。それに、本気度を試している以上これを自分たちがファンたちの前でやる前提でやる必要がある。
見る相手は浅篠さんだけだがそれでも充分な程に準備して彼女を納得させる必要がある。だからこそ練習だとか誘うためだとかそんなの関係抜きに最初から全力だ。
「ってかお前だけじゃないんだろ? 3人で披露するんじゃねぇの?」
「えっ?」
「全力でやるんだろ? だったらアイドルとしても活動していく俺達もやるんだろ?」
そうだった……今回は曲作りをして来いってだけだったから頭に入れてなかったけど彼らもアイドルとして活動できなければ話にならない。
「そう……だね。でも忙しいんじゃない?」
「いいや、そんなことは無い。それに網谷も体動かさないとなまって仕方ないと思うぞ?」
「でもまだ全然……」
「動いてみてからイメージ掴むのもいいだろ!」
すっかりと彼がリーダーのように振舞っていた。だけどとりあえずはやれる人間がやれることをやる。そうして最初の1歩を踏み出すことが何より大事だと思う。だから今は3人で分からないなりにやって行こう。
「網谷くん、出来そう?」
「どうでしょう……真尋くんは?」
「俺は何とかなるかな。イメージはクールでカッコイイってのでいいんだよな?」
「うん。そのイメージで作詞して欲しい」
「僕も何とかやってみるね」
二人は作業に入るととても真剣な眼差しでそれぞれノートとパソコンに向かっていた。その間私は何もすることがないことに気づき色々考えたが、1番出来そうなのはイメージを掴むために発生や衣装作りなどだった。まだ見せる段階なのにそこまでやるんですか?とは言われたが念には念を入れたい。それに、本気度を試している以上これを自分たちがファンたちの前でやる前提でやる必要がある。
見る相手は浅篠さんだけだがそれでも充分な程に準備して彼女を納得させる必要がある。だからこそ練習だとか誘うためだとかそんなの関係抜きに最初から全力だ。
「ってかお前だけじゃないんだろ? 3人で披露するんじゃねぇの?」
「えっ?」
「全力でやるんだろ? だったらアイドルとしても活動していく俺達もやるんだろ?」
そうだった……今回は曲作りをして来いってだけだったから頭に入れてなかったけど彼らもアイドルとして活動できなければ話にならない。
「そう……だね。でも忙しいんじゃない?」
「いいや、そんなことは無い。それに網谷も体動かさないとなまって仕方ないと思うぞ?」
「でもまだ全然……」
「動いてみてからイメージ掴むのもいいだろ!」
すっかりと彼がリーダーのように振舞っていた。だけどとりあえずはやれる人間がやれることをやる。そうして最初の1歩を踏み出すことが何より大事だと思う。だから今は3人で分からないなりにやって行こう。
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