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三部 新生アイドル始めます
Project.41 テレビに出た
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「さあ始まりました!新人アイドル選手権!」
私達はテレビの新人アイドルを育成する番組に主演してその番組にて私達はアピールをすることを許された。アピールというのは私たちの長所だったり見て欲しいところだったり色々だが私たちの場合は見て欲しいのはどん底から復活した浅篠さん自体だった。番組の司会者には驚かれたが2回も同じ人間達が来ることはそうそうないと言う。しかし私達はあの時と違い新人として一からデビューする。
周りの観客とかは網谷君がいることに相当驚いていたけれどそんなことなど気にせずに私達はアピールをしていく。どんなアイドルなのか。どこを目指して頑張るのか。そして最終的にどうなりたいのか。アイドルとしての理想像ではなく、偶像ではなく、応援したいと思ってもらえるアイドルを目指すのは当然のことだ。それに私達はファンとしてもこの2年弱接してきた部分もある。だからこそ分かることもあった。
「私達はファン目線からの意見や自分たちの感想もちゃんと反映して行きたいです」
「なるほど。ファン目線でかなりファンに寄り添ったアイドルを目指す、ということですね?」
「はい! だからこそ私達は気張らずに頑張りたいですね」
インタビューに答えるのはあの時ほとんど喋れなかった私。色々な質問に答えるのは浅篠さん。網谷君と十六夜君はファンからの視線を集める。それぞれがあの時とは少し違う役割を担いつつも私達がちゃんと新人アイドルとして番組の進行に関わる。
最初なんてこんなものでいい。そしてこの番組の目玉......パフォーマンスの時間だ。この番組のこの時間のためだけに私達はこの1曲を頑張って作ってきた。全部は私達がのし上がるための第1歩として。
私達はテレビの新人アイドルを育成する番組に主演してその番組にて私達はアピールをすることを許された。アピールというのは私たちの長所だったり見て欲しいところだったり色々だが私たちの場合は見て欲しいのはどん底から復活した浅篠さん自体だった。番組の司会者には驚かれたが2回も同じ人間達が来ることはそうそうないと言う。しかし私達はあの時と違い新人として一からデビューする。
周りの観客とかは網谷君がいることに相当驚いていたけれどそんなことなど気にせずに私達はアピールをしていく。どんなアイドルなのか。どこを目指して頑張るのか。そして最終的にどうなりたいのか。アイドルとしての理想像ではなく、偶像ではなく、応援したいと思ってもらえるアイドルを目指すのは当然のことだ。それに私達はファンとしてもこの2年弱接してきた部分もある。だからこそ分かることもあった。
「私達はファン目線からの意見や自分たちの感想もちゃんと反映して行きたいです」
「なるほど。ファン目線でかなりファンに寄り添ったアイドルを目指す、ということですね?」
「はい! だからこそ私達は気張らずに頑張りたいですね」
インタビューに答えるのはあの時ほとんど喋れなかった私。色々な質問に答えるのは浅篠さん。網谷君と十六夜君はファンからの視線を集める。それぞれがあの時とは少し違う役割を担いつつも私達がちゃんと新人アイドルとして番組の進行に関わる。
最初なんてこんなものでいい。そしてこの番組の目玉......パフォーマンスの時間だ。この番組のこの時間のためだけに私達はこの1曲を頑張って作ってきた。全部は私達がのし上がるための第1歩として。
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