引きこもりの僕がある日突然勇者になった理由。Re:boot

ジャンマル

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 王族派と引きこもり派の争いのエスカレート。それは次第に日本から世界へ広がっていく。その決着の付かない争いはやがて闇を生み出した。そう、人体実験だ。人体実験は被験者に超能力を与えるというものだった。その結果がnext。彼らは元は王族派の人間なのだ。しかし、当然こんなことがあったからには許せずにこちらへ来た。ということだ。人体実験の被害者なんだ。彼らは。

「さあ、行こうぜ、お前ら」
「もう少し待って。もう少しで連絡がつくわ――」
「誰と?」
「春斗さんとよ」
「でもさー、ヘレン。待ってたら進行が続くぜ?」
「そうさせないために私たちがいるのよ」
「そうだったね」

 少年は目を輝かせながら言った。それをするために僕たちは自ら正義になるんだと。そう言った。正義の味方に憧れて――自分を押し殺してまで、彼らは。
 nextは6人より構成されている。花園圭、ヘレン=プラン、鳳仙、志筑カエデ、染宮向日葵、千埼紫陽。そしてそのうち五人、ヘレンを除いた5人が超能力者だ。

「おお、進軍者発見!」
「いい、無茶はしないで」
「おう!」

 そういって少年は自らの仕事、指揮を始める。戦闘の前線では超能力と重火器を組み合わせたnextの戦闘要員、仙と紫陽が戦っていた。仙の能力はサイコキネシス。紫陽の能力はパイロキネシスだ。
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