引きこもりの僕がある日突然勇者になった理由。ファイナル

ジャンマル

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LEVELZERO

終始

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「おいおい、試験受けろって」
「だりいなあ」
「そうじゃねえって」
「え?」
「レベル4が出現したらしいぜ。今も逃亡中」
「へー」

 興味がなかった。自分のこと以外には。しかし――まさか――自分のこと以外で興味を持つことになろうとは――思ってもいなかった。

――

「なあ、憑」
「んー?」
「反乱起こそうぜ」
「ブ―!!」

 少女は口にしていた飲み物を噴き出した。その無神経な発言に。

「な、なに言ってんの。あんた!」
「いいじゃんかー」
「ダメったらダメっ!!」

 少女を弓越憑みこし つき。少年を始裂翔しざき しょうと呼んだ。

「翔ってばいつもろくなこと考えないんだから……」
「なんだよー、それ。それに、この反乱は裏で俺らみたいなの消してる日本政府への反乱だぞ?」
「だーめ!」

 警報が鳴る。見つかったんだ。少年たちは逃げる。当てもなく、逃げ場もなく――

「うわああああああああああああ!!」

 逃げ惑う民たちを横目に、少年がねじ伏せ、少女が癒した。そうして生きてきたのだから。

「……よお、レベル0」
「え……?」
「隆二いィイイイイイイイイイイ!!!!」

 少年は――始まりの少年は終わりの少年を殺した。
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