俺の兄貴、俺の弟...(続々)

日向 ずい

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第6章 「後日談と解説。」

「解説!モヤモヤしてる人にオススメ。」

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 はい、ということで...ここまでこのお話を読んでくださった方、ありがとうございます。
 改めまして、日向ずいと申します。
 今回、このお話...日向の作品の中でも、結構短くなっています。
 長編のつもりで書いていたのですが、短くまとまってしまいました。
 そのため、最後の展開がよく分からない人が多いと思い...今回は、解説をつけさせて頂くことにしました。

まず初めに、壮馬とサラ...そして、ぶん太の関係についてなのですが、壮馬はあのレイプ魔親父の昔付き合っていた女の人との間に生まれた子供です。そして、レイプ魔親父が、次に再婚した女の人との間に生まれた子供が、ぶん太とサラです。
 結構複雑なのですが、壮馬は、母親から度々レイプ魔親父のことについて連絡を貰っていました。母親は、壮馬が元父親にレイプされていたなんてことは、当然ながら知りません。
 そして、壮馬がぶん太に向けた異常な性癖は、幼いころに受けた父親からの異常な性的虐待により、現れたものです。
 母親から憎い父親の話を聞かされていた壮馬もまた、心に酷い傷を負っていました。
 ですが、壮馬はぶん太とサラと自身の関係を知り、兄であるという強い正義感から、二人の幸せを願いずっと大好きだった恋のことを諦め、記憶をなくしたサラの面倒を見ることにしたのでした。
 最後の所で、サラが壮馬に何か小さくつぶやいた後、会話の中で天使のお兄ちゃんと言っていますが......。
 サラは、手術が成功したあと...実は記憶が戻っています。
 もちろん、ぶん太が兄だったという記憶も。
 では何故...別人の壮馬が来た時に、天使のお兄ちゃんとサラは口にしたのでしょうか??
 さすがに全て言ってしまうと、考えるという楽しみを奪ってしまいかねないので、ここはみなさんで考えてみてください。それが、この物語の真実です。(笑)
 ですが、『モヤモヤして納得いかない!!!』という方も居られると思うので...おまけという形で、サラが目を覚ました時のアナザーストーリーをつけておきます!
 とまぁ、こんな感じでざっくりとした解説を終わろうかなと思います。
 また機会があれば、裏設定とか書かせていただければなぁと思っておりますので、それまで、「俺の兄貴、俺の弟...。」シリーズは、一旦ここで一区切りとさせて頂こうと思います。
 また、続編希望の声がありましたら、書かせていただくかもしれません。(笑)
 という感じで、今回はこの辺りで解説とあとがきを締めたいと思います。

 この度は数ある作品の中から、『「俺の兄貴、俺の弟...。」(続々)』をご覧頂きまして、ありがとうございました。
 また、これからもいろんな物語を書いていきますので、もし宜しければ、読んでいただければと思います。
 以上...日向ずいでした!!

2020/12/9 日向 ずい🐈
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