自堕落に過ごす魔法学園

とらぷ

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第一章

【正義衝突】

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「それでは、今からレオン・ルーシャ ペア 対 クレスト・パウル ペアの模擬練習試合を開始する」

「試合は、どちらかのチームが降参または戦闘不能になるまで行うこと、レオン・ルーシャペアはどちらもAクラスなので、ハンデとして使う魔法は2種類のみ、両者ほうきは禁止だ。」

ハンス先生から模擬試合のルールを聞かされる、俺たちのペアとクレストのペアでは戦力に差があるため、ハンデを設けるらしい...まあそうでもしないとルーシャ1人で圧勝出来てしまうからな。

「あ、それと...魔法を使うのは全然良いんだが、一応剣術の授業だからな?そこは忘れないように。」

その整った顔に微笑を浮かべながら先生が補足を加える。

「それじゃ、4人とも準備はいいかい?」

「はい」

「うい~っす」

「「はい!!」」

「それでは、模擬試合....開始っ!!」

ハンス先生の掛け声が掛かった、と同時に雷光が轟く

稲妻の矛ライトニングスピア!」

試合開始と同時に駆け出したルーシャが相手の2人へ向けて雷槍を放つ。突っ立っているクレストにとてつもない速さで光が迫る...

木精の守護ウッドプロテクション!!」

クレストの全身を淡い光が包み、木の精たちが着弾した雷から主を護る。

「お前、支援系のスキル持ちか?」

パウルへと問いかける、プロイセン家がハーコート家に仕えてるのはさっき聞いたが、支援系のスキルも持ってんのか...完全に従者タイプだな。
ってことはクレストのスキルは攻撃系か?ルーシャに聞いとけば良かったな、相手のスキルが分からねえことにはこっちも迂闊に手を出せない。

「おい、ルーシャ!クレストのスキルってどんn...」

「戦闘中に考え事とはいい度胸だな!レオン・アルゲイト!!」

一定の間合いを保っていたはずのクレストがいつの間にか目の前まで迫ってきていた。

「チッ!」

なんとか体をひねり、間一髪で避けたところを追撃が襲う。

聖の刺突ホーリーラッシュ!」

光を纏った剣の突きが繰り広げられる、肩、腰、足、と次々と襲ってくる連撃がレオンの体をかすめていく。

「そんなに僕のスキルが知りたいなら教えてやろう!僕のスキル、正義の翼賛ユースティセイバーは全能力の底上げに加え、光魔法も使うことができる、貴様の隠しているようなスキルとは違った中級ハイスキルの中でも上位に位置するスキルだ!この神から授かった正義の剣で、貴様の罪を裁いてやる!!」

聞いてもないことまでペラペラと....正々堂々駆け引きなんて関係無い訳ってね、いいだろう、そっちの誘いに乗ってやろうじゃないか。

「ルーシャ!付与魔法エンチャントだ!」

クレストの隙のない連撃を受けながら、横目でパウルと交戦しているルーシャを一瞥して合図を送る。

「わかってるわよ...稲光ライトニング!」

ルーシャの手から閃光が轟き、レオンの剣へと衝突する、クレストにかけられた木精のものとは違う攻撃的な光が剣身を包む

「見せてやるよ、本物の魔剣ってやつを」
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