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第2章 国立キャルメット学院の悲劇
魔物化
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前衛として切り出したのはバニラだ。柄に手を当て、決して良いとは言えない地を蹴りながら、B組代表へと詰めていく。
「絶対に勝つ」
食いしばった歯の隙間から零れる。
「そんなに意地になるなよ」
「分かってる」
ガースの言葉に少し苛立ちを見せながらも、バニラはしっかりと答えた。
パイロスを倒したい気持ちはかなり大きい。しかし、それ以上にリゼッタやみんなと勝利を掴みたいという気持ちのが大きかった。
敵はどこにいるか分からない。だが、かなり進んだことだけは理解していた。それゆえ、気持ちを引き締め、周囲への警戒を強めた。その瞬間だった。
「数時間ぶりだな」
挑発するような声音が、バニラの耳朶を打った。
バニラは怒りに任せ、柄を握り、一気に抜刀する。そしてそのまま、流れるように左斜め前方に袈裟斬りをする。
無意味な虚空に振られたと思われた剣は、甲高い金属音を響かせ、宙で止まった。
「まさか、オリビアのステルスがバレるとは」
少し驚いたような声を上げ、姿を表す。銀髪の中性的な顔立ちのパイロスは、眼前でバニラの刃を受け止めていた。
「クソっ!」
荒い口調で吐き捨て、バニラは間合いを取るべく後方へ下がる。その隙をつき、ガースがパイロスに刃を向ける。
完全に死角からの攻撃だったはず。しかし、パイロスは驚いた様子1つ見せることなく、攻撃を防ぎきる。
「二人がかりでもこれですか」
貴族を嘲笑うかのような表情に、血が昇ったのか。ガースは地を蹴り、剣を振る。一撃一撃が急所を突こうとするものだ。しかし、当たらない。
目にも止まらない速さでの攻撃にも関わらず、パイロスは危なげなく避ける。
「なんで……」
ガースが言葉を洩らしたその瞬間。ガースは肩に強烈な痛みを感じた。
あまりの痛さに声が出ず、恐る恐る肩を確認する。すると、肩に刃が貫通しているのが見えた。
視認と同時に痛みが増す。死ぬ、とすら思える激痛。
ガースは呼吸を荒くしながら、その場に崩れる。
「オリビア、自分のだけステルス強くかけてない?」
「そんなことはないわ」
おおよそ、女子とは思えない程の低い声が耳をつく。
しかし、話し方がどうにも女子らしい。
「そこか!」
バニラはガースの肩を穿った剣を持っているであろうオリビアを襲うために、剣を振るう。
だが、それは虚しく虚空を斬る。
剣は抜かれ、ガースの肩からは血が勢いよく噴射している。
「ァァァァ」
あまりの痛さにガースは悶絶し、その場に倒れ込む。
「これで2対1だ」
「関係ない。勝てばいいだけだ」
周囲に最大限の注意を払いながら、バニラはそう言う。すると、パイロスは大きな声で笑った。
「違いない。だが、勝てるのか? サシでも勝てなかった相手に、不利な状況で勝てるのか?」
試すような視線をぶつけながらパイロスは告げた。
歯が折れるのではないか、と思うほどに強く噛み締め、パイロスに水平斬りを仕掛ける。
切っ先は僅かにパイロスの服を掠めるが、ダメージには至らない。
「いいね」
楽しそうに口角を釣り上げたパイロスは、それに応えるべく袈裟斬りをする。
間一髪でそれを交わすと、バニラは突きを放つ。パイロスは剣の腹でそれを受け流すと、バニラの腹部に回し蹴りをきめる。
腹の中にたまっていた空気が逆流し、口から零れ出る。
腹部を抑え、対峙するバニラにパイロスは距離をつめ、左方向からの斜め切りをする。
剣の背で受け止め弾くと、バニラは間髪入れずに詰め寄り、柄で腹部を強打する。
バニラと同じく噎せたパイロスに、バニラは袈裟斬りを仕掛ける。一瞬、反応が遅れたパイロスは右肩に切り傷が付けられる。
「やるねぇ。あの時は本気じゃなかったって?」
「そうでもない」
真剣な表情でパイロスと向き合っていた。その時だ、バニラは腹部に嫌なものを感じた。冷たさと熱さを兼ね備えている。怖気、というものが全身に走る。
ゆっくりと視線を逸らし、腹部に目をやると腹部に剣が貫通していた。
「くっそ……。ガースもこれで……」
口から血が吐き出される。その瞬間、剣は抜き去られ、大量の血が地に撒き散らされる。
「勝負に気を取られ過ぎだ。これは、あくまでチーム戦なのだから」
倒れ込むバニラに、パイロスは静かに言い放った。
刹那、ほとんど傷を負っていないはずのパイロスが苦しみ始めた。
「あァァ……、こ、これは……」
腹部を抑え込み、その場に膝をつく。そして、次の瞬間――
周囲に血飛沫が飛び散り、パイロスの額からは黒曜石のような角が生えた。
「お、お前は……」
肩を抑え、ゆっくりと立ち上がったガースが驚嘆の声を洩らす。
「うわァァァ」
今度は姿の見えない人物のうめき声が耳朶を打つ。
同時にステルスは解除され、紫色に近い肌に黒髪の女子が姿を表すや、血飛沫が飛び散る。
パイロスと同じく、額から黒曜石に似た角が生えている。
体は一回り近く大きくなったように思われる。そして肌は人間のそれとは大きく異なり、完全なる青色になっている。
目つきは悪く、目の下にはクマのようなものが出来ており、真っ黒である。
そして何より特徴的であるのは、額から生えている黒曜石のような角である。
「ま、魔物になった……」
驚きを隠せないガース。そんなガースを見るや、パイロスだった者は首を回し、ガースを蹴り飛ばした。
ガースは近くの木に打ち付けられ、気を失う。
「サァ、蹂躙ヲ始メヨウ」
元パイロスは口角を釣り上げ、大きく笑った。
「絶対に勝つ」
食いしばった歯の隙間から零れる。
「そんなに意地になるなよ」
「分かってる」
ガースの言葉に少し苛立ちを見せながらも、バニラはしっかりと答えた。
パイロスを倒したい気持ちはかなり大きい。しかし、それ以上にリゼッタやみんなと勝利を掴みたいという気持ちのが大きかった。
敵はどこにいるか分からない。だが、かなり進んだことだけは理解していた。それゆえ、気持ちを引き締め、周囲への警戒を強めた。その瞬間だった。
「数時間ぶりだな」
挑発するような声音が、バニラの耳朶を打った。
バニラは怒りに任せ、柄を握り、一気に抜刀する。そしてそのまま、流れるように左斜め前方に袈裟斬りをする。
無意味な虚空に振られたと思われた剣は、甲高い金属音を響かせ、宙で止まった。
「まさか、オリビアのステルスがバレるとは」
少し驚いたような声を上げ、姿を表す。銀髪の中性的な顔立ちのパイロスは、眼前でバニラの刃を受け止めていた。
「クソっ!」
荒い口調で吐き捨て、バニラは間合いを取るべく後方へ下がる。その隙をつき、ガースがパイロスに刃を向ける。
完全に死角からの攻撃だったはず。しかし、パイロスは驚いた様子1つ見せることなく、攻撃を防ぎきる。
「二人がかりでもこれですか」
貴族を嘲笑うかのような表情に、血が昇ったのか。ガースは地を蹴り、剣を振る。一撃一撃が急所を突こうとするものだ。しかし、当たらない。
目にも止まらない速さでの攻撃にも関わらず、パイロスは危なげなく避ける。
「なんで……」
ガースが言葉を洩らしたその瞬間。ガースは肩に強烈な痛みを感じた。
あまりの痛さに声が出ず、恐る恐る肩を確認する。すると、肩に刃が貫通しているのが見えた。
視認と同時に痛みが増す。死ぬ、とすら思える激痛。
ガースは呼吸を荒くしながら、その場に崩れる。
「オリビア、自分のだけステルス強くかけてない?」
「そんなことはないわ」
おおよそ、女子とは思えない程の低い声が耳をつく。
しかし、話し方がどうにも女子らしい。
「そこか!」
バニラはガースの肩を穿った剣を持っているであろうオリビアを襲うために、剣を振るう。
だが、それは虚しく虚空を斬る。
剣は抜かれ、ガースの肩からは血が勢いよく噴射している。
「ァァァァ」
あまりの痛さにガースは悶絶し、その場に倒れ込む。
「これで2対1だ」
「関係ない。勝てばいいだけだ」
周囲に最大限の注意を払いながら、バニラはそう言う。すると、パイロスは大きな声で笑った。
「違いない。だが、勝てるのか? サシでも勝てなかった相手に、不利な状況で勝てるのか?」
試すような視線をぶつけながらパイロスは告げた。
歯が折れるのではないか、と思うほどに強く噛み締め、パイロスに水平斬りを仕掛ける。
切っ先は僅かにパイロスの服を掠めるが、ダメージには至らない。
「いいね」
楽しそうに口角を釣り上げたパイロスは、それに応えるべく袈裟斬りをする。
間一髪でそれを交わすと、バニラは突きを放つ。パイロスは剣の腹でそれを受け流すと、バニラの腹部に回し蹴りをきめる。
腹の中にたまっていた空気が逆流し、口から零れ出る。
腹部を抑え、対峙するバニラにパイロスは距離をつめ、左方向からの斜め切りをする。
剣の背で受け止め弾くと、バニラは間髪入れずに詰め寄り、柄で腹部を強打する。
バニラと同じく噎せたパイロスに、バニラは袈裟斬りを仕掛ける。一瞬、反応が遅れたパイロスは右肩に切り傷が付けられる。
「やるねぇ。あの時は本気じゃなかったって?」
「そうでもない」
真剣な表情でパイロスと向き合っていた。その時だ、バニラは腹部に嫌なものを感じた。冷たさと熱さを兼ね備えている。怖気、というものが全身に走る。
ゆっくりと視線を逸らし、腹部に目をやると腹部に剣が貫通していた。
「くっそ……。ガースもこれで……」
口から血が吐き出される。その瞬間、剣は抜き去られ、大量の血が地に撒き散らされる。
「勝負に気を取られ過ぎだ。これは、あくまでチーム戦なのだから」
倒れ込むバニラに、パイロスは静かに言い放った。
刹那、ほとんど傷を負っていないはずのパイロスが苦しみ始めた。
「あァァ……、こ、これは……」
腹部を抑え込み、その場に膝をつく。そして、次の瞬間――
周囲に血飛沫が飛び散り、パイロスの額からは黒曜石のような角が生えた。
「お、お前は……」
肩を抑え、ゆっくりと立ち上がったガースが驚嘆の声を洩らす。
「うわァァァ」
今度は姿の見えない人物のうめき声が耳朶を打つ。
同時にステルスは解除され、紫色に近い肌に黒髪の女子が姿を表すや、血飛沫が飛び散る。
パイロスと同じく、額から黒曜石に似た角が生えている。
体は一回り近く大きくなったように思われる。そして肌は人間のそれとは大きく異なり、完全なる青色になっている。
目つきは悪く、目の下にはクマのようなものが出来ており、真っ黒である。
そして何より特徴的であるのは、額から生えている黒曜石のような角である。
「ま、魔物になった……」
驚きを隠せないガース。そんなガースを見るや、パイロスだった者は首を回し、ガースを蹴り飛ばした。
ガースは近くの木に打ち付けられ、気を失う。
「サァ、蹂躙ヲ始メヨウ」
元パイロスは口角を釣り上げ、大きく笑った。
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本当に、ありがとうございます。
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