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6歳
167 可愛いは卒業しました
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そこからぼくは、頑張ってリオラお兄様を見張っていた。読書したり勉強したりしているお兄様の横を陣取って、じっと視線を送る。
「……アル」
「はぁい」
呼ばれて返事をすれば、リオラお兄様が頬を引きつらせた。
「外で遊んできたらどうかな。今日はノアとノエルは来ないの?」
「お昼からノエルお兄さんが来ます」
「そうなんだ」
遠い目をしたお兄様は「お昼までまだ時間があるな」とぼんやり呟いてしまう。暇そうに窓の外を眺めているロルフは、時折思い出したようにぼくに視線を向けてくる。
「アル様。俺と外で遊びますか?」
ロルフの言葉に、リオラお兄様が「そうだね。それがいいね」と全力で同意している。その熱心さが非常に怪しい。ぼくがここにいたら不都合なことでもあるのだろうか。あれだ。ジョナスに意地悪する隙がないので、ぼくを追い出したいのだろう。なんてこった。リオラお兄様がそこまで意地悪だったなんて。
「ジョナスに意地悪しないでください」
真正面からお願いしてみれば、リオラお兄様が変な顔をする。当のジョナスは騎士棟に行くと言って、先程ふらりと出て行った。
「私がどうしてジョナスに意地悪しないといけないんだい?」
「お兄様は、ジョナスの恋人さんが好き」
「え? なんて?」
ぽかんと口を開けるお兄様は、ついでロルフに困ったような視線を移した。それを受けて半笑いで流すロルフは、ぼくの目から見ても頼りない。
「ジョナスに恋人とかいるの? 誰」
リオラお兄様に問われて、きょとんとしてしまう。誰ってなんだ。リオラお兄様が一番よく知っているんでしょうが。ぼくだって現在ジョナスの恋人さんが誰なのか調査中である。
リオラお兄様の意地悪な問いに、へにゃっと眉尻を下げる。お兄様がぼくに隠し事をしたい気持ちはわかる。ぼくまだ六歳だもんね。子供だから頼りにならないと思われているのだろう。でもぼくには前世の記憶があったりする。おまけにここがBL小説の世界だということも知っている。この世界において、ぼくより頼りになる存在なんて滅多にいないと思うけど。
「ジョナスは優しいお兄さんです。ぼくと遊んでくれます」
「優しくはないよ。あんなダメな大人に近寄ったらいけないよ」
ジョナスってダメな大人なの?
そんなふうには見えないけどなぁ。
とりあえずリオラお兄様を見張っておけば大丈夫だと思うのだが、ちょっぴり暇になってきた。
リオラお兄様は椅子に座っているばかりで楽しい行動をしない。ロルフも暇そうだ。
「あのですね、お兄様」
「なんだい」
「ぼくはお兄様と遊んであげたいんですけど。でも、お兄様と遊ぶのあんまり楽しくないかもしれないです」
「……う、うん。ごめんね。つまらない兄で」
「いえいえ」
ネガティブ発言をするお兄様に、にこりと微笑んでおく。ようするに、リオラお兄様がジョナスに意地悪しないことが確認できればいいのだ。
だっだらリオラお兄様よりジョナスに張り付いておくべきでは?
だってリオラお兄様が直接手を下しているとは思えない。なんかこう裏から手を回して嫌がらせしている可能性だってある。むしろそちらの方が可能性としては高い。
であれば、ジョナスを見張っておく方が確実だと気がついてしまった。
ぺこぺこ頭を下げて、リオラお兄様から離れる。
「リオラお兄様とは、また今度遊んであげますね」
「うん。ありがとう」
引きつった顔でお礼をいうお兄様に「お気になさらず」と告げて、廊下に出る。ぼんやりしていたロルフが慌てて追いかけてきた。
「じゃあ庭で遊びましょうか」
うんと伸びをするロルフの言葉に、「やれやれ」と肩をすくめておく。それを見たロルフが「え! 可愛い!」と大声で叫び始めた。
「ぼくは可愛いじゃなくて、かっこいい」
もう六歳のお兄さんなので可愛いは卒業しましたと説明するが、ロルフはまたもや「アル様が可愛い!」と顔を覆って天を仰いでしまう。このお世話係さんは、時折奇妙な行動をとる。こういうときは、深入りせずに無視しておくに限る。
ロルフを放って庭に向かえば、ロルフが小走りで追いかけてきた。
「なにをして遊びますか? 虫とりでもしますか」
虫さんも魅力的だが、今日のぼくにはリオラお兄様による嫌がらせを阻止するという重大なミッションがある。虫とりはまた今度だ。
「騎士棟に行きます」
目的地を告げれば、ロルフが露骨に嫌そうな顔になってしまった。
「危ないですよ。もっと平和に遊びましょう」
「ぼくは平和が好き。平和に遊びます」
「はい。じゃあ虫とりしましょう」
「平和に騎士棟で遊びます」
「ダメですよぉ」
情けない顔をするロルフであるが、ぼくが騎士棟に向かって駆け出せば追いかけてきてくれる。ぼくだって訓練場に突っ込んでいく気はない。剣とか間近で見るのは怖すぎるもん。平和にジョナスを見守るだけなので安心してほしい。
「ジョナスを探しまぁす」
宣言すれば、ロルフが「またあの人ですか?」とうんざりした声をもらした。
「ろくでもない人ですよ」
「ロルフとどっちがろくでもない?」
「なんで俺と比べるんですか。俺はまともな大人です」
堂々としたロルフの宣言に、ぼくは「そうなんだぁ」と温かい目を向けておいた。
「……アル」
「はぁい」
呼ばれて返事をすれば、リオラお兄様が頬を引きつらせた。
「外で遊んできたらどうかな。今日はノアとノエルは来ないの?」
「お昼からノエルお兄さんが来ます」
「そうなんだ」
遠い目をしたお兄様は「お昼までまだ時間があるな」とぼんやり呟いてしまう。暇そうに窓の外を眺めているロルフは、時折思い出したようにぼくに視線を向けてくる。
「アル様。俺と外で遊びますか?」
ロルフの言葉に、リオラお兄様が「そうだね。それがいいね」と全力で同意している。その熱心さが非常に怪しい。ぼくがここにいたら不都合なことでもあるのだろうか。あれだ。ジョナスに意地悪する隙がないので、ぼくを追い出したいのだろう。なんてこった。リオラお兄様がそこまで意地悪だったなんて。
「ジョナスに意地悪しないでください」
真正面からお願いしてみれば、リオラお兄様が変な顔をする。当のジョナスは騎士棟に行くと言って、先程ふらりと出て行った。
「私がどうしてジョナスに意地悪しないといけないんだい?」
「お兄様は、ジョナスの恋人さんが好き」
「え? なんて?」
ぽかんと口を開けるお兄様は、ついでロルフに困ったような視線を移した。それを受けて半笑いで流すロルフは、ぼくの目から見ても頼りない。
「ジョナスに恋人とかいるの? 誰」
リオラお兄様に問われて、きょとんとしてしまう。誰ってなんだ。リオラお兄様が一番よく知っているんでしょうが。ぼくだって現在ジョナスの恋人さんが誰なのか調査中である。
リオラお兄様の意地悪な問いに、へにゃっと眉尻を下げる。お兄様がぼくに隠し事をしたい気持ちはわかる。ぼくまだ六歳だもんね。子供だから頼りにならないと思われているのだろう。でもぼくには前世の記憶があったりする。おまけにここがBL小説の世界だということも知っている。この世界において、ぼくより頼りになる存在なんて滅多にいないと思うけど。
「ジョナスは優しいお兄さんです。ぼくと遊んでくれます」
「優しくはないよ。あんなダメな大人に近寄ったらいけないよ」
ジョナスってダメな大人なの?
そんなふうには見えないけどなぁ。
とりあえずリオラお兄様を見張っておけば大丈夫だと思うのだが、ちょっぴり暇になってきた。
リオラお兄様は椅子に座っているばかりで楽しい行動をしない。ロルフも暇そうだ。
「あのですね、お兄様」
「なんだい」
「ぼくはお兄様と遊んであげたいんですけど。でも、お兄様と遊ぶのあんまり楽しくないかもしれないです」
「……う、うん。ごめんね。つまらない兄で」
「いえいえ」
ネガティブ発言をするお兄様に、にこりと微笑んでおく。ようするに、リオラお兄様がジョナスに意地悪しないことが確認できればいいのだ。
だっだらリオラお兄様よりジョナスに張り付いておくべきでは?
だってリオラお兄様が直接手を下しているとは思えない。なんかこう裏から手を回して嫌がらせしている可能性だってある。むしろそちらの方が可能性としては高い。
であれば、ジョナスを見張っておく方が確実だと気がついてしまった。
ぺこぺこ頭を下げて、リオラお兄様から離れる。
「リオラお兄様とは、また今度遊んであげますね」
「うん。ありがとう」
引きつった顔でお礼をいうお兄様に「お気になさらず」と告げて、廊下に出る。ぼんやりしていたロルフが慌てて追いかけてきた。
「じゃあ庭で遊びましょうか」
うんと伸びをするロルフの言葉に、「やれやれ」と肩をすくめておく。それを見たロルフが「え! 可愛い!」と大声で叫び始めた。
「ぼくは可愛いじゃなくて、かっこいい」
もう六歳のお兄さんなので可愛いは卒業しましたと説明するが、ロルフはまたもや「アル様が可愛い!」と顔を覆って天を仰いでしまう。このお世話係さんは、時折奇妙な行動をとる。こういうときは、深入りせずに無視しておくに限る。
ロルフを放って庭に向かえば、ロルフが小走りで追いかけてきた。
「なにをして遊びますか? 虫とりでもしますか」
虫さんも魅力的だが、今日のぼくにはリオラお兄様による嫌がらせを阻止するという重大なミッションがある。虫とりはまた今度だ。
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