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13歳
329 謝りたい
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綿毛ちゃんと話し合って、俺はロニーに謝ることにした。
寝起きで頭が働いていなかったということもある。それにしても、勢いでとんでもないことを言ってしまった。朝から綿毛ちゃんと散歩して、だいぶ気持ちが落ち着いた。
お腹も空いたし、そろそろ部屋に戻ろう。そう思いつつも、足が重くて温室から出られないでいる。テーブルについたまま、意味もなく足をぶらぶらさせておく。そうして何度か立ちあがろうかと、ひとりで奮闘していた時である。
「ここにいたの? 探したよ」
温室に入ってきた人影を見て、俺は動きを止める。
「あー、えっと。僕じゃない方がよかったかもだけど」
気まずそうに視線を逸らすオーガス兄様は、迷うように俯いてしまう。だが、今回はすぐに顔を上げた兄様。珍しく真面目な顔で、俺の前にやって来る。
「急に出て行ったって聞いて。みんな心配してるよ」
「……」
綿毛ちゃんを膝に乗せて、ひたすら撫でる。オーガス兄様と視線を合わせないように、ひたすら綿毛ちゃんを凝視する。
「おーい、ルイス?」
ぴたりと口を閉ざす俺の視界の中、オーガス兄様がひらひらと手を振ってくる。顔は見えないが、どうせ眉尻を下げて困った表情を作っているに違いなかった。いつもそうだ。なにかあると、オーガス兄様が悪いわけでもないのにすぐ「ごめんね」と口にするのだ。
「あのさ、いや、いいんだけど。あのー、うん」
たどたどしく言葉を探す兄様は、ガシガシと頭を掻く。たまに見せるこういう乱暴な動作は、ブルース兄様にそっくりだ。性格はまったく似ていないけど。
「反抗期の相手は、僕でよかったの?」
なんだその意味不明な質問。
早くどっかに行ってよ、と必死に念じるが、相変わらず鈍感な兄は動く気配がない。
ここ最近、オーガス兄様との接し方がわからない。前はどうしてたっけ。なにも考えずにお喋りしていた気がするのに、今はダメだ。
オーガス兄様の顔を見ると、つい頭に血がのぼる。最初の頃は「うるさい!」「あっち行って」と思うがままに口にしていたのだが、今ではそれすらできないでいる。
結果、ひたすらオーガス兄様のことを無視し始めた。ブルース兄様やユリスは「反抗期か?」と揶揄い半分で見守っているが、正直その反応も鬱陶しい。「そんなんじゃないから!」とムキになって返すたびに、ユリスはにやにやと意地悪そうな笑みを浮かべる。だいたいユリスだって似たようなものだろ。いつも兄様たちのことを邪険に扱っているくせに。
別にオーガス兄様が悪いわけではないということは、俺が一番わかっている。でも、こちらから謝るようなきっかけもないし、そもそもオーガス兄様を前にすると謝る気なんて無くなって、代わりに苛々が募り始めるのだ。
オーガス兄様の顔を見たくない。そのため温室から出られないでいる。なんで出て行ってくれないのか。こういう察しの悪いところにも苛立ってしまう。
ひたすら固まってやり過ごす俺に、オーガス兄様は何か言いたそうにしている。そわそわと落ち着きなく居住まいを正しては、何度か深呼吸をしている。そういう大袈裟な動作にも、言い様のない不快感を覚えてしまうのはどうしてだろうか。俺のことなんて、放っておけばいいのに。
オーガス兄様が居ない時には、俺だって悪かったという気持ちになる。あとで謝ろうと思う。
オーガス兄様は、謝れば許してくれると思う。というか、今だってあんまり怒っていないように見える。
でも、最初のひと言が出てこないのだ。
「ルイス」
ぼそっと呼ばれた名前に、俺はぎゅっと眉間に力を入れる。ついでに綿毛ちゃんの毛も、ぎゅっと握りしめる。
「戻ろう。ロニーも心配してたよ」
気まずそうに視線を逸らすロニーの顔が思い浮かんで、息を吐く。ロニーにも、ちゃんと謝らないと。
一度唇を噛み締めて、綿毛ちゃんを抱っこする。立ち上がって、素早くオーガス兄様の横を通り抜けた。
そのまま、温室を逃げるように後にした。
『いいの? お兄さんのこと放っておいて』
「……」
『まぁ、色々あるよね。家族だもんねぇ』
家族、という言葉に一瞬ドキッとしてしまう。
「……俺は」
『ん?』
足を止めて、そっと振り返ってみる。オーガス兄様は追いかけてはきていない。さっと血の気が引くような気がした。
「オーガス兄様は、俺のこと嫌いかも」
『そんなことないでしょ。嫌いならこんな朝早くから探しにきたりはしないよ』
「でも」
俺は、オーガス兄様の本当の弟じゃないし。
今まであんまり意識していなかった現実を急に理解して、足元がぐらつくような気分になる。
みんなが当然のように、俺のことを家族の輪の中に入れてくれるから忘れがちだけど。俺は、本来ヴィアン家には居なかった人間だ。
もしかしたらオーガス兄様、俺のこと面倒だと思っているかも。
考えてみれば、俺はユリスの体を乗っ取っただけの赤の他人である。そんな奴が、兄様のこと無視するとか。
オーガス兄様は弱気だから。口には出さないだけで、俺のこと嫌いかもしれない。だって俺ってすごく面倒だし我儘だし。無視もしてるし。
「俺、兄様の弟じゃないもん」
え? と目を丸くする綿毛ちゃんは、俺とユリスの成り代わりの件を知らないのだ。マジで双子だと思っている。
「綿毛ちゃんがユリスから取り返したいって言ってた魔導書。あれで、なんか色々あったの」
『そっかぁ。やっぱりあれ使ったかぁ』
だと思った、としみじみ呟く綿毛ちゃんに顔を埋める。もふもふしている犬は、されるがままだ。
「綿毛ちゃん。俺とふたりで森で暮らすか?」
『それはちょっと。オレ、普通に屋敷で暮らしたいよぉ』
「我儘言うな、犬」
『ひどい』
重い足を動かして、屋敷に向かう。玄関先で安堵したように肩の力を抜くタイラーと、見慣れぬ髪型のロニーを発見して、俺の目からポロポロと涙が溢れ出した。
「ごめんね、ロニー」
お詫びにと綿毛ちゃんを押しつければ、ロニーは戸惑ったように受け取った。しばらく貸してあげようと思う。
『坊ちゃんって、世の中、犬と猫でどうにかなると思ってる?』
半眼になる綿毛ちゃんは、けれどもそれ以上の文句は言わない。
「こちらこそ。申し訳ありません。ルイス様が好まないことはわかっていたのですが」
優しいロニーの言葉に、ふるふると首を左右に振る。どう考えても悪いのは俺の方で、ロニーは悪くない。ロニーが俺の好みに合わせる必要なんてまったくない。
ごめんね、と繰り返す俺に、ロニーがハンカチを渡してくれる。
……オーガス兄様も。
頭をよぎった弱気な笑顔に、止まりかけていた涙がまた溢れてくる。
オーガス兄様にも、こんなふうに謝りたいのに。できない自分がもどかしくて、受け取ったハンカチで目元を押さえる。せっかく探しに来てくれたのに、先程の態度はあんまりだった。でも、いざ兄様を前にすると思うように行動できない自分がいる。
「ごめんね」
何度も繰り返しながら、これがロニーに向けた言葉なのか。それともオーガス兄様に向けた言葉なのか。自分でもよくわからなくなった。
寝起きで頭が働いていなかったということもある。それにしても、勢いでとんでもないことを言ってしまった。朝から綿毛ちゃんと散歩して、だいぶ気持ちが落ち着いた。
お腹も空いたし、そろそろ部屋に戻ろう。そう思いつつも、足が重くて温室から出られないでいる。テーブルについたまま、意味もなく足をぶらぶらさせておく。そうして何度か立ちあがろうかと、ひとりで奮闘していた時である。
「ここにいたの? 探したよ」
温室に入ってきた人影を見て、俺は動きを止める。
「あー、えっと。僕じゃない方がよかったかもだけど」
気まずそうに視線を逸らすオーガス兄様は、迷うように俯いてしまう。だが、今回はすぐに顔を上げた兄様。珍しく真面目な顔で、俺の前にやって来る。
「急に出て行ったって聞いて。みんな心配してるよ」
「……」
綿毛ちゃんを膝に乗せて、ひたすら撫でる。オーガス兄様と視線を合わせないように、ひたすら綿毛ちゃんを凝視する。
「おーい、ルイス?」
ぴたりと口を閉ざす俺の視界の中、オーガス兄様がひらひらと手を振ってくる。顔は見えないが、どうせ眉尻を下げて困った表情を作っているに違いなかった。いつもそうだ。なにかあると、オーガス兄様が悪いわけでもないのにすぐ「ごめんね」と口にするのだ。
「あのさ、いや、いいんだけど。あのー、うん」
たどたどしく言葉を探す兄様は、ガシガシと頭を掻く。たまに見せるこういう乱暴な動作は、ブルース兄様にそっくりだ。性格はまったく似ていないけど。
「反抗期の相手は、僕でよかったの?」
なんだその意味不明な質問。
早くどっかに行ってよ、と必死に念じるが、相変わらず鈍感な兄は動く気配がない。
ここ最近、オーガス兄様との接し方がわからない。前はどうしてたっけ。なにも考えずにお喋りしていた気がするのに、今はダメだ。
オーガス兄様の顔を見ると、つい頭に血がのぼる。最初の頃は「うるさい!」「あっち行って」と思うがままに口にしていたのだが、今ではそれすらできないでいる。
結果、ひたすらオーガス兄様のことを無視し始めた。ブルース兄様やユリスは「反抗期か?」と揶揄い半分で見守っているが、正直その反応も鬱陶しい。「そんなんじゃないから!」とムキになって返すたびに、ユリスはにやにやと意地悪そうな笑みを浮かべる。だいたいユリスだって似たようなものだろ。いつも兄様たちのことを邪険に扱っているくせに。
別にオーガス兄様が悪いわけではないということは、俺が一番わかっている。でも、こちらから謝るようなきっかけもないし、そもそもオーガス兄様を前にすると謝る気なんて無くなって、代わりに苛々が募り始めるのだ。
オーガス兄様の顔を見たくない。そのため温室から出られないでいる。なんで出て行ってくれないのか。こういう察しの悪いところにも苛立ってしまう。
ひたすら固まってやり過ごす俺に、オーガス兄様は何か言いたそうにしている。そわそわと落ち着きなく居住まいを正しては、何度か深呼吸をしている。そういう大袈裟な動作にも、言い様のない不快感を覚えてしまうのはどうしてだろうか。俺のことなんて、放っておけばいいのに。
オーガス兄様が居ない時には、俺だって悪かったという気持ちになる。あとで謝ろうと思う。
オーガス兄様は、謝れば許してくれると思う。というか、今だってあんまり怒っていないように見える。
でも、最初のひと言が出てこないのだ。
「ルイス」
ぼそっと呼ばれた名前に、俺はぎゅっと眉間に力を入れる。ついでに綿毛ちゃんの毛も、ぎゅっと握りしめる。
「戻ろう。ロニーも心配してたよ」
気まずそうに視線を逸らすロニーの顔が思い浮かんで、息を吐く。ロニーにも、ちゃんと謝らないと。
一度唇を噛み締めて、綿毛ちゃんを抱っこする。立ち上がって、素早くオーガス兄様の横を通り抜けた。
そのまま、温室を逃げるように後にした。
『いいの? お兄さんのこと放っておいて』
「……」
『まぁ、色々あるよね。家族だもんねぇ』
家族、という言葉に一瞬ドキッとしてしまう。
「……俺は」
『ん?』
足を止めて、そっと振り返ってみる。オーガス兄様は追いかけてはきていない。さっと血の気が引くような気がした。
「オーガス兄様は、俺のこと嫌いかも」
『そんなことないでしょ。嫌いならこんな朝早くから探しにきたりはしないよ』
「でも」
俺は、オーガス兄様の本当の弟じゃないし。
今まであんまり意識していなかった現実を急に理解して、足元がぐらつくような気分になる。
みんなが当然のように、俺のことを家族の輪の中に入れてくれるから忘れがちだけど。俺は、本来ヴィアン家には居なかった人間だ。
もしかしたらオーガス兄様、俺のこと面倒だと思っているかも。
考えてみれば、俺はユリスの体を乗っ取っただけの赤の他人である。そんな奴が、兄様のこと無視するとか。
オーガス兄様は弱気だから。口には出さないだけで、俺のこと嫌いかもしれない。だって俺ってすごく面倒だし我儘だし。無視もしてるし。
「俺、兄様の弟じゃないもん」
え? と目を丸くする綿毛ちゃんは、俺とユリスの成り代わりの件を知らないのだ。マジで双子だと思っている。
「綿毛ちゃんがユリスから取り返したいって言ってた魔導書。あれで、なんか色々あったの」
『そっかぁ。やっぱりあれ使ったかぁ』
だと思った、としみじみ呟く綿毛ちゃんに顔を埋める。もふもふしている犬は、されるがままだ。
「綿毛ちゃん。俺とふたりで森で暮らすか?」
『それはちょっと。オレ、普通に屋敷で暮らしたいよぉ』
「我儘言うな、犬」
『ひどい』
重い足を動かして、屋敷に向かう。玄関先で安堵したように肩の力を抜くタイラーと、見慣れぬ髪型のロニーを発見して、俺の目からポロポロと涙が溢れ出した。
「ごめんね、ロニー」
お詫びにと綿毛ちゃんを押しつければ、ロニーは戸惑ったように受け取った。しばらく貸してあげようと思う。
『坊ちゃんって、世の中、犬と猫でどうにかなると思ってる?』
半眼になる綿毛ちゃんは、けれどもそれ以上の文句は言わない。
「こちらこそ。申し訳ありません。ルイス様が好まないことはわかっていたのですが」
優しいロニーの言葉に、ふるふると首を左右に振る。どう考えても悪いのは俺の方で、ロニーは悪くない。ロニーが俺の好みに合わせる必要なんてまったくない。
ごめんね、と繰り返す俺に、ロニーがハンカチを渡してくれる。
……オーガス兄様も。
頭をよぎった弱気な笑顔に、止まりかけていた涙がまた溢れてくる。
オーガス兄様にも、こんなふうに謝りたいのに。できない自分がもどかしくて、受け取ったハンカチで目元を押さえる。せっかく探しに来てくれたのに、先程の態度はあんまりだった。でも、いざ兄様を前にすると思うように行動できない自分がいる。
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