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すっかり彼の目の下の隈もとてれて、健康的になった。相変わらず意識を飛ばすまで責め立てられているんだけど。
不意にソフィアに話しかけられる。
「そういえば、そろそろ旦那様の誕生日ですね。プレゼントはどうされるんです?」
え、誕生日?
全く考えていなかったわたしは驚いて固まってしまう。
「もしかしてご存じなかったですか?今月の二十二日だったはずです」
「え、二週間後じゃない!何も用意していないわ。どうしましょう」
困ったときは王妃様。
わたしは急いで手紙を送ってお茶会に招待してもらった。
「あらあら、今日はどうしたの?」
「実は彼、誕生日みたいで……何も準備してなくて」
「そういえばそうねぇ。んー、何がいいかしら」
優雅にお茶を飲みながら二人で考える。甘いものが食べたくてお菓子がすすむ。王妃様のお茶会で出されるお菓子はどれも絶品で手が止まらないのだ。
最近は特にその気が強い。疲れてるのかしら……
「じゃあ、可愛い義妹のために秘技を伝授しましょう」
そう言って王妃様によるプチ講座が開催された。
家に帰り、お義兄様を捕まえる。
「誕生日プレゼント?お前からのものならなんでも喜ぶと思うぞ」
そうじゃない、具体的に何がいいのかアドバイスが欲しいのだ。
「んー、今日はわたしを好きにして?って言ってみたら喜ぶだろうな」
「もう、そうじゃなくて欲しいものとか……」
「自分をプレゼントしたら一番喜ぶだろ」
ーーそうじゃない。
今回はお義兄様はあまり役に立たなかった。もう知らない。
次はソフィアだ。部屋にいるところで声をかける。
「プレゼント。んー、男性は基本的に手作りのものが喜ばれるのでは?ハンカチに刺繍したりお菓子を作ったり」
それだ!お菓子ならわたしも作れる。
誕生日プレゼントはお菓子と王妃様直伝の秘技を渡すことにしたのだった。
誕生日当日、彼は仕事へ出掛けていった。その隙を見計らってわたしは厨房に足を運んだ。料理長とも相談してケーキを作ることにしたのだ。
案外彼は甘いものが好きらしい。こっそり裏庭にカカオを育てて収穫し、チョコレートケーキを作る。
スポンジはわたしには難易度が高かったので料理長に焼いてもらったけど、装飾は全部わたしだ。
お誕生日おめでとうと書いて、完成した。
作り終わって部屋に戻ろうとしたところでちょうど彼が帰ってくる。玄関まで行って出迎えるとハグされる。
「なんか今日すごい甘い匂いがする」
ぎくっとしたが適当に誤魔化しておいた。すごい怪しまれたけど隣にいたお義兄様が誤魔化してくれていた。
夕食時になり、二人で食堂へ向かうと使用人達が飾り付けしてくれていた。
中央にはわたしが作ったケーキがドーンと置かれていてちょっと恥ずかしかった。わたしデコレーションしかしてないのに……
席に着いた彼は首を捻る。
「今日はなんかあったのか?」
なんとこの人は自分の誕生日を忘れていたらしい。ルカ様が呆れたような口調で、誕生日でしょう? と彼に伝えていた。ついでにケーキのことを説明してくれて、彼は目を細めた。
「食べるのがもったいない。このまま飾りたい」
「え、食べてください、腐ります!」
彼ならやりかねないと思ったわたしは急いで食べるよう勧める。
一口食べて美味しいと笑ってくれて、作った甲斐があったなって思った。デコレーションしただけだけど。
夕食を終え、部屋に戻ったわたし達はいつものようにソファに座る。
さて、今日はさらに王妃様直伝の秘技を試すのだ。
「お誕生日おめでとうございます。生まれてきてくれてありがとう」
ついでにキスしてあげたらすぐにベッドに連れていかれ、押し倒される。しかし今日は秘技を試さなければならない。
「今日は、わたしが頑張るから、何もしないで」
そう言ってわたしは彼をベッドに座らせた。首を傾げている彼のズボンに手をかける。
「ちょ、どうしたんだ」
焦っている彼を無視してズボンを下ろして下着の上から触れてみる。
もう既に固くなっていて窮屈そうだ。止めようとする彼。
「今日は何もしないでください。絶対です」
強めの口調で言うと彼は押し黙ってしまった。
意を決して下着を下ろす。
勢いよく飛び出したそれはすでにてらてらと蜜をこぼしている。
これがいつもわたしのナカに入ってるの……?
そんなことを思いながら、右手で握ってみる。
「んっ」
気持ちいいのかな。ゆっくり上下に動かすと噛み殺した声が聞こえてくる。
なんだか楽しくなってきて、今度は先端を口に含んでみる。
「そ、れは……」
手で制されるも無視。そのまま舌で先端やくびれを舐める。ちょっとしょっぱい味がするけど大丈夫だ。
そのまま口に咥えて飲み込む。大きすぎて半分も入ってないけど届かない分は手で扱く。
裏側をなぞるようになめたり、口を窄めて吸ったりするたびに彼が声を漏らしている。
それが楽しくて夢中になっているとふと彼の指が私のあそこをなぞる。
思わずビクッと反応してしまい、文句を言おうと口を離そうとするもいつの間にか後頭部を抑えられていて動けない。
諦めて舐めていると次第に彼の指の動きが激しくなり、果ててしまった。
不意にソフィアに話しかけられる。
「そういえば、そろそろ旦那様の誕生日ですね。プレゼントはどうされるんです?」
え、誕生日?
全く考えていなかったわたしは驚いて固まってしまう。
「もしかしてご存じなかったですか?今月の二十二日だったはずです」
「え、二週間後じゃない!何も用意していないわ。どうしましょう」
困ったときは王妃様。
わたしは急いで手紙を送ってお茶会に招待してもらった。
「あらあら、今日はどうしたの?」
「実は彼、誕生日みたいで……何も準備してなくて」
「そういえばそうねぇ。んー、何がいいかしら」
優雅にお茶を飲みながら二人で考える。甘いものが食べたくてお菓子がすすむ。王妃様のお茶会で出されるお菓子はどれも絶品で手が止まらないのだ。
最近は特にその気が強い。疲れてるのかしら……
「じゃあ、可愛い義妹のために秘技を伝授しましょう」
そう言って王妃様によるプチ講座が開催された。
家に帰り、お義兄様を捕まえる。
「誕生日プレゼント?お前からのものならなんでも喜ぶと思うぞ」
そうじゃない、具体的に何がいいのかアドバイスが欲しいのだ。
「んー、今日はわたしを好きにして?って言ってみたら喜ぶだろうな」
「もう、そうじゃなくて欲しいものとか……」
「自分をプレゼントしたら一番喜ぶだろ」
ーーそうじゃない。
今回はお義兄様はあまり役に立たなかった。もう知らない。
次はソフィアだ。部屋にいるところで声をかける。
「プレゼント。んー、男性は基本的に手作りのものが喜ばれるのでは?ハンカチに刺繍したりお菓子を作ったり」
それだ!お菓子ならわたしも作れる。
誕生日プレゼントはお菓子と王妃様直伝の秘技を渡すことにしたのだった。
誕生日当日、彼は仕事へ出掛けていった。その隙を見計らってわたしは厨房に足を運んだ。料理長とも相談してケーキを作ることにしたのだ。
案外彼は甘いものが好きらしい。こっそり裏庭にカカオを育てて収穫し、チョコレートケーキを作る。
スポンジはわたしには難易度が高かったので料理長に焼いてもらったけど、装飾は全部わたしだ。
お誕生日おめでとうと書いて、完成した。
作り終わって部屋に戻ろうとしたところでちょうど彼が帰ってくる。玄関まで行って出迎えるとハグされる。
「なんか今日すごい甘い匂いがする」
ぎくっとしたが適当に誤魔化しておいた。すごい怪しまれたけど隣にいたお義兄様が誤魔化してくれていた。
夕食時になり、二人で食堂へ向かうと使用人達が飾り付けしてくれていた。
中央にはわたしが作ったケーキがドーンと置かれていてちょっと恥ずかしかった。わたしデコレーションしかしてないのに……
席に着いた彼は首を捻る。
「今日はなんかあったのか?」
なんとこの人は自分の誕生日を忘れていたらしい。ルカ様が呆れたような口調で、誕生日でしょう? と彼に伝えていた。ついでにケーキのことを説明してくれて、彼は目を細めた。
「食べるのがもったいない。このまま飾りたい」
「え、食べてください、腐ります!」
彼ならやりかねないと思ったわたしは急いで食べるよう勧める。
一口食べて美味しいと笑ってくれて、作った甲斐があったなって思った。デコレーションしただけだけど。
夕食を終え、部屋に戻ったわたし達はいつものようにソファに座る。
さて、今日はさらに王妃様直伝の秘技を試すのだ。
「お誕生日おめでとうございます。生まれてきてくれてありがとう」
ついでにキスしてあげたらすぐにベッドに連れていかれ、押し倒される。しかし今日は秘技を試さなければならない。
「今日は、わたしが頑張るから、何もしないで」
そう言ってわたしは彼をベッドに座らせた。首を傾げている彼のズボンに手をかける。
「ちょ、どうしたんだ」
焦っている彼を無視してズボンを下ろして下着の上から触れてみる。
もう既に固くなっていて窮屈そうだ。止めようとする彼。
「今日は何もしないでください。絶対です」
強めの口調で言うと彼は押し黙ってしまった。
意を決して下着を下ろす。
勢いよく飛び出したそれはすでにてらてらと蜜をこぼしている。
これがいつもわたしのナカに入ってるの……?
そんなことを思いながら、右手で握ってみる。
「んっ」
気持ちいいのかな。ゆっくり上下に動かすと噛み殺した声が聞こえてくる。
なんだか楽しくなってきて、今度は先端を口に含んでみる。
「そ、れは……」
手で制されるも無視。そのまま舌で先端やくびれを舐める。ちょっとしょっぱい味がするけど大丈夫だ。
そのまま口に咥えて飲み込む。大きすぎて半分も入ってないけど届かない分は手で扱く。
裏側をなぞるようになめたり、口を窄めて吸ったりするたびに彼が声を漏らしている。
それが楽しくて夢中になっているとふと彼の指が私のあそこをなぞる。
思わずビクッと反応してしまい、文句を言おうと口を離そうとするもいつの間にか後頭部を抑えられていて動けない。
諦めて舐めていると次第に彼の指の動きが激しくなり、果ててしまった。
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