あの時代を生きた君に

もか

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約束

〜私達らしく〜

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戦争に出るのは多分1ヶ月後。でも何が起こるかわからない
そんな緊張から私達は会える時にこっそりあって残りの時間を貴重に使った。

そうちゃんは前より優しくなった気がする…
だって前は『これかたーい!開かないぃっ』
って言ったら

「お前まじ弱ぁ…力強いそうちゃん様が開けてあげよう」って舐めてくんのに

「しょうがないなぁ…ほら貸して」目に焼き付けるかのような目つきで優しくされる。

まるで自分が死ぬのをわかってるかの様…
そんな簡単にあきらめないでよ…
前みたいに接してくんないと悲しいじゃん

そして今日そうちゃんは戦争に出る
『そうちゃん…!絶対生きて帰ってきてね…絶対諦めちゃダメ!』
「…あぁ、俺の悪い癖だよな、ごめんな
ちゃんと生きて帰ってくるからな」

『ほんとだよ!こんな可愛い彼女が待ってるっていうのに何死ぬ予定で言ってるの』
「あぁ、俺達らしくなかったな、帰ってきたら話があるんだ。だから待っててほしい」
うんうん…と泣きながら抱きつく私をギュッと抱き寄せてポンポンしてくれる。

私達は泣きながら色んな約束をした。
諦めないこと、私達らしく、死なないこと
いつもしてる約束を交わす

「まさかガキの頃からしてる約束がこんな感じで使うことになるなんてな」
うん…思ってもなかったよね

「じゃあ…そろそろ行くわ、またね」
『うん…!またね』
姿が見えなくなるまで手を振り続けた。
神様…どうか私達を守ってください






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