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いよいよライブ当日。
ミーナやルーミなど招待した仲間が続々と会場に集まり、ライブ前から盛り上がっていた。すると準備に追われているマビアにオーシャが声をかけてきた。
「Hi!マビー久しぶり。何か
手伝う事ない?」
「オーシャ、Hi。今のところ
大丈夫よ、ありがとう」
「コーラルもいるから、必要なら
何でも言ってね」
「それじゃあ、パーティーの時に
お願いするかも。ライブは
最後まで楽しんでね」
「了解。それじゃあライブが
終わる頃に合流するね」
「ジュノー、また後で…」
「コーラルもライブ楽しんで」
コトハは久しぶりのライブに緊張していたが、練習しながら気持ちを高めていた。
アーチとユーゴは照明や音響の最終調整をしていた。
マビアとジュノーもパーティーの準備が整うとライブ会場へ向かい、いよいよライブが開演した。
ステージ横にはゴールドの大きなクリスマスツリーが飾られ、様々なクリスマスカラーのイルミネーションが会場を更に華やかにしていた。
コトハの演奏に合わせてアーチは今までに見たことのない演出の数々を取り入れ演奏を引き立てていた。
コトハは初ライブ以降、毎年この会場でライブ経験を積み、最近ではアーチの協力で配信もするようになっていた。今夜も会場に入れなかった人は配信で参加している人も多く、何万人ものファンが聴いていた。
「今日はライブに来てくれた皆さんも
配信でも聴いてくれている皆さんも
本当にありがとう。ラストの曲は
クリスマスという季節に合わせて
曲を書いてみました。タイトルは
『SWEET STREAM SEASON』。
恋をしている全ての皆さんに
甘い時間が流れます様に…」
優しく穏やかなギターの音色に、その場にいた誰もが聴き入っていた。
ライブは大成功に終わり、いよいよクリスマスパーティーが始まった。
毎年マビーの家に女性だけ集まってパーティーをしていたが、今回はパートナーも招待して盛り上がっていた。
ゲストも増えたので、マビーはジュノーと2人で1ヶ月前からパーティーメニューを考え、会場作りも頑張っていた。
「相変わらずマビーの料理は、どれも
美味しいわねー。それにこの会場!
めちゃくちゃ凝ってて可愛い!
ライブも最高だったし今日は楽しい
夜だねー!」
「ありがとう、ルーミ。周りから
アドバイスを、もらいながら
ジュノーと2人で考えてみたんだ」
「マビー達は相変わらず仲良しで
羨ましいわ。このCafeは、今や
SNS上では聖地なんだから。
恋人が出来る…なんてジンクスも
あるくらい。だから私達も恋人
出来たらいいね…って、ルーミと
話してるんだよー」
「えーっ!そんなこと言われてるの?!
いつの間に…」
「コトハと知り合えて、今日こうして
ライブに参加できたのも、ここでの
ご縁だし。何だかここは不思議と
良いご縁が結べるパワースポット
みたいだよねー。私も、マビー達
からの幸せオーラを身にまとって
帰るんだー!だから…いつまでも
仲良く、幸せになってね」
「ミーナは面白いこと考えるね。でも
そんな風に言ってもらえたら、夫も
この場所をCafeにして良かった!
って天国で喜んでるわ。2人とも
本当にありがとう」
オーシャもまたアーチからの質問攻めで注目を受けていた。
「オーシャ、今日こそ聞かせて
もらうわよ。コーラルとの生活は
どうなの??」
「楽しいわよー。私は基本的に仕事で
忙しいから、平日はコーラルが
料理を作ってくれてる事も多いけど
休みは2人で作ってみたりね」
「ごちそうさま。やっぱり良いわね
新婚みたいで。オーシャみたいに
マビーもジュノーと一緒に住んで
しまえばいいのにね」
「マビー達って2人とも控えめって
いうかさ…まだそこまで話しが
進んでないんじゃないかな…まぁ
それぞれペース違うだろうし、ムリ
しなくても良いんじゃない?」
パーティーはお互いの近況を話して盛大に盛り上がり、ライブもパーティーも大成功に終わった。
そして…クリスマスイブ当日の朝を迎えた。
「オーシャは今日何時に終わりそう?」
「今日は早く終わるかな…コーラルは?
外に食べに行くなら、お店予約して
おこうか?」
「今日はオレ休みだからさ。家で
パーティーの準備して待ってるよ。
2人でユックリ家でパーティーも
良いじゃん!だから…残業しないで
早く帰っておいでよ」
「嬉しい!今日は絶対に早く帰るね。
あー楽しみー!」
マビアとジュノーも店の準備をしながら、夜の事を話してくれた。
「マビー、今夜だけど…どうやって
過ごしたい?」
「実は考えてることあって…今夜は
ウチでパーティーしない?」
「えっ…上がっていいの?」
「前から考えてたの。そろそろ、
良いんじゃないかな…って。
ジュノーは…嫌かな?」
「そんなことないよ。マビーの
気持ちを大切にしたかったから。
それならメニュー考えないとね」
「実は色々考えて食材も準備してる
んだ。だから、お店が終わったら
2人でパーティーしよ」
「わかった。ボクも手伝うよ」
二組それぞれに、大切なイブの夜が始まろうとしていた。
次に続く…
ミーナやルーミなど招待した仲間が続々と会場に集まり、ライブ前から盛り上がっていた。すると準備に追われているマビアにオーシャが声をかけてきた。
「Hi!マビー久しぶり。何か
手伝う事ない?」
「オーシャ、Hi。今のところ
大丈夫よ、ありがとう」
「コーラルもいるから、必要なら
何でも言ってね」
「それじゃあ、パーティーの時に
お願いするかも。ライブは
最後まで楽しんでね」
「了解。それじゃあライブが
終わる頃に合流するね」
「ジュノー、また後で…」
「コーラルもライブ楽しんで」
コトハは久しぶりのライブに緊張していたが、練習しながら気持ちを高めていた。
アーチとユーゴは照明や音響の最終調整をしていた。
マビアとジュノーもパーティーの準備が整うとライブ会場へ向かい、いよいよライブが開演した。
ステージ横にはゴールドの大きなクリスマスツリーが飾られ、様々なクリスマスカラーのイルミネーションが会場を更に華やかにしていた。
コトハの演奏に合わせてアーチは今までに見たことのない演出の数々を取り入れ演奏を引き立てていた。
コトハは初ライブ以降、毎年この会場でライブ経験を積み、最近ではアーチの協力で配信もするようになっていた。今夜も会場に入れなかった人は配信で参加している人も多く、何万人ものファンが聴いていた。
「今日はライブに来てくれた皆さんも
配信でも聴いてくれている皆さんも
本当にありがとう。ラストの曲は
クリスマスという季節に合わせて
曲を書いてみました。タイトルは
『SWEET STREAM SEASON』。
恋をしている全ての皆さんに
甘い時間が流れます様に…」
優しく穏やかなギターの音色に、その場にいた誰もが聴き入っていた。
ライブは大成功に終わり、いよいよクリスマスパーティーが始まった。
毎年マビーの家に女性だけ集まってパーティーをしていたが、今回はパートナーも招待して盛り上がっていた。
ゲストも増えたので、マビーはジュノーと2人で1ヶ月前からパーティーメニューを考え、会場作りも頑張っていた。
「相変わらずマビーの料理は、どれも
美味しいわねー。それにこの会場!
めちゃくちゃ凝ってて可愛い!
ライブも最高だったし今日は楽しい
夜だねー!」
「ありがとう、ルーミ。周りから
アドバイスを、もらいながら
ジュノーと2人で考えてみたんだ」
「マビー達は相変わらず仲良しで
羨ましいわ。このCafeは、今や
SNS上では聖地なんだから。
恋人が出来る…なんてジンクスも
あるくらい。だから私達も恋人
出来たらいいね…って、ルーミと
話してるんだよー」
「えーっ!そんなこと言われてるの?!
いつの間に…」
「コトハと知り合えて、今日こうして
ライブに参加できたのも、ここでの
ご縁だし。何だかここは不思議と
良いご縁が結べるパワースポット
みたいだよねー。私も、マビー達
からの幸せオーラを身にまとって
帰るんだー!だから…いつまでも
仲良く、幸せになってね」
「ミーナは面白いこと考えるね。でも
そんな風に言ってもらえたら、夫も
この場所をCafeにして良かった!
って天国で喜んでるわ。2人とも
本当にありがとう」
オーシャもまたアーチからの質問攻めで注目を受けていた。
「オーシャ、今日こそ聞かせて
もらうわよ。コーラルとの生活は
どうなの??」
「楽しいわよー。私は基本的に仕事で
忙しいから、平日はコーラルが
料理を作ってくれてる事も多いけど
休みは2人で作ってみたりね」
「ごちそうさま。やっぱり良いわね
新婚みたいで。オーシャみたいに
マビーもジュノーと一緒に住んで
しまえばいいのにね」
「マビー達って2人とも控えめって
いうかさ…まだそこまで話しが
進んでないんじゃないかな…まぁ
それぞれペース違うだろうし、ムリ
しなくても良いんじゃない?」
パーティーはお互いの近況を話して盛大に盛り上がり、ライブもパーティーも大成功に終わった。
そして…クリスマスイブ当日の朝を迎えた。
「オーシャは今日何時に終わりそう?」
「今日は早く終わるかな…コーラルは?
外に食べに行くなら、お店予約して
おこうか?」
「今日はオレ休みだからさ。家で
パーティーの準備して待ってるよ。
2人でユックリ家でパーティーも
良いじゃん!だから…残業しないで
早く帰っておいでよ」
「嬉しい!今日は絶対に早く帰るね。
あー楽しみー!」
マビアとジュノーも店の準備をしながら、夜の事を話してくれた。
「マビー、今夜だけど…どうやって
過ごしたい?」
「実は考えてることあって…今夜は
ウチでパーティーしない?」
「えっ…上がっていいの?」
「前から考えてたの。そろそろ、
良いんじゃないかな…って。
ジュノーは…嫌かな?」
「そんなことないよ。マビーの
気持ちを大切にしたかったから。
それならメニュー考えないとね」
「実は色々考えて食材も準備してる
んだ。だから、お店が終わったら
2人でパーティーしよ」
「わかった。ボクも手伝うよ」
二組それぞれに、大切なイブの夜が始まろうとしていた。
次に続く…
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