11 / 13
Story11
しおりを挟む
いよいよライブ当日。
ミーナやルーミなど招待した仲間が続々と会場に集まり、ライブ前から盛り上がっていた。すると準備に追われているマビアにオーシャが声をかけてきた。
「Hi!マビー久しぶり。何か
手伝う事ない?」
「オーシャ、Hi。今のところ
大丈夫よ、ありがとう」
「コーラルもいるから、必要なら
何でも言ってね」
「それじゃあ、パーティーの時に
お願いするかも。ライブは
最後まで楽しんでね」
「了解。それじゃあライブが
終わる頃に合流するね」
「ジュノー、また後で…」
「コーラルもライブ楽しんで」
コトハは久しぶりのライブに緊張していたが、練習しながら気持ちを高めていた。
アーチとユーゴは照明や音響の最終調整をしていた。
マビアとジュノーもパーティーの準備が整うとライブ会場へ向かい、いよいよライブが開演した。
ステージ横にはゴールドの大きなクリスマスツリーが飾られ、様々なクリスマスカラーのイルミネーションが会場を更に華やかにしていた。
コトハの演奏に合わせてアーチは今までに見たことのない演出の数々を取り入れ演奏を引き立てていた。
コトハは初ライブ以降、毎年この会場でライブ経験を積み、最近ではアーチの協力で配信もするようになっていた。今夜も会場に入れなかった人は配信で参加している人も多く、何万人ものファンが聴いていた。
「今日はライブに来てくれた皆さんも
配信でも聴いてくれている皆さんも
本当にありがとう。ラストの曲は
クリスマスという季節に合わせて
曲を書いてみました。タイトルは
『SWEET STREAM SEASON』。
恋をしている全ての皆さんに
甘い時間が流れます様に…」
優しく穏やかなギターの音色に、その場にいた誰もが聴き入っていた。
ライブは大成功に終わり、いよいよクリスマスパーティーが始まった。
毎年マビーの家に女性だけ集まってパーティーをしていたが、今回はパートナーも招待して盛り上がっていた。
ゲストも増えたので、マビーはジュノーと2人で1ヶ月前からパーティーメニューを考え、会場作りも頑張っていた。
「相変わらずマビーの料理は、どれも
美味しいわねー。それにこの会場!
めちゃくちゃ凝ってて可愛い!
ライブも最高だったし今日は楽しい
夜だねー!」
「ありがとう、ルーミ。周りから
アドバイスを、もらいながら
ジュノーと2人で考えてみたんだ」
「マビー達は相変わらず仲良しで
羨ましいわ。このCafeは、今や
SNS上では聖地なんだから。
恋人が出来る…なんてジンクスも
あるくらい。だから私達も恋人
出来たらいいね…って、ルーミと
話してるんだよー」
「えーっ!そんなこと言われてるの?!
いつの間に…」
「コトハと知り合えて、今日こうして
ライブに参加できたのも、ここでの
ご縁だし。何だかここは不思議と
良いご縁が結べるパワースポット
みたいだよねー。私も、マビー達
からの幸せオーラを身にまとって
帰るんだー!だから…いつまでも
仲良く、幸せになってね」
「ミーナは面白いこと考えるね。でも
そんな風に言ってもらえたら、夫も
この場所をCafeにして良かった!
って天国で喜んでるわ。2人とも
本当にありがとう」
オーシャもまたアーチからの質問攻めで注目を受けていた。
「オーシャ、今日こそ聞かせて
もらうわよ。コーラルとの生活は
どうなの??」
「楽しいわよー。私は基本的に仕事で
忙しいから、平日はコーラルが
料理を作ってくれてる事も多いけど
休みは2人で作ってみたりね」
「ごちそうさま。やっぱり良いわね
新婚みたいで。オーシャみたいに
マビーもジュノーと一緒に住んで
しまえばいいのにね」
「マビー達って2人とも控えめって
いうかさ…まだそこまで話しが
進んでないんじゃないかな…まぁ
それぞれペース違うだろうし、ムリ
しなくても良いんじゃない?」
パーティーはお互いの近況を話して盛大に盛り上がり、ライブもパーティーも大成功に終わった。
そして…クリスマスイブ当日の朝を迎えた。
「オーシャは今日何時に終わりそう?」
「今日は早く終わるかな…コーラルは?
外に食べに行くなら、お店予約して
おこうか?」
「今日はオレ休みだからさ。家で
パーティーの準備して待ってるよ。
2人でユックリ家でパーティーも
良いじゃん!だから…残業しないで
早く帰っておいでよ」
「嬉しい!今日は絶対に早く帰るね。
あー楽しみー!」
マビアとジュノーも店の準備をしながら、夜の事を話してくれた。
「マビー、今夜だけど…どうやって
過ごしたい?」
「実は考えてることあって…今夜は
ウチでパーティーしない?」
「えっ…上がっていいの?」
「前から考えてたの。そろそろ、
良いんじゃないかな…って。
ジュノーは…嫌かな?」
「そんなことないよ。マビーの
気持ちを大切にしたかったから。
それならメニュー考えないとね」
「実は色々考えて食材も準備してる
んだ。だから、お店が終わったら
2人でパーティーしよ」
「わかった。ボクも手伝うよ」
二組それぞれに、大切なイブの夜が始まろうとしていた。
次に続く…
ミーナやルーミなど招待した仲間が続々と会場に集まり、ライブ前から盛り上がっていた。すると準備に追われているマビアにオーシャが声をかけてきた。
「Hi!マビー久しぶり。何か
手伝う事ない?」
「オーシャ、Hi。今のところ
大丈夫よ、ありがとう」
「コーラルもいるから、必要なら
何でも言ってね」
「それじゃあ、パーティーの時に
お願いするかも。ライブは
最後まで楽しんでね」
「了解。それじゃあライブが
終わる頃に合流するね」
「ジュノー、また後で…」
「コーラルもライブ楽しんで」
コトハは久しぶりのライブに緊張していたが、練習しながら気持ちを高めていた。
アーチとユーゴは照明や音響の最終調整をしていた。
マビアとジュノーもパーティーの準備が整うとライブ会場へ向かい、いよいよライブが開演した。
ステージ横にはゴールドの大きなクリスマスツリーが飾られ、様々なクリスマスカラーのイルミネーションが会場を更に華やかにしていた。
コトハの演奏に合わせてアーチは今までに見たことのない演出の数々を取り入れ演奏を引き立てていた。
コトハは初ライブ以降、毎年この会場でライブ経験を積み、最近ではアーチの協力で配信もするようになっていた。今夜も会場に入れなかった人は配信で参加している人も多く、何万人ものファンが聴いていた。
「今日はライブに来てくれた皆さんも
配信でも聴いてくれている皆さんも
本当にありがとう。ラストの曲は
クリスマスという季節に合わせて
曲を書いてみました。タイトルは
『SWEET STREAM SEASON』。
恋をしている全ての皆さんに
甘い時間が流れます様に…」
優しく穏やかなギターの音色に、その場にいた誰もが聴き入っていた。
ライブは大成功に終わり、いよいよクリスマスパーティーが始まった。
毎年マビーの家に女性だけ集まってパーティーをしていたが、今回はパートナーも招待して盛り上がっていた。
ゲストも増えたので、マビーはジュノーと2人で1ヶ月前からパーティーメニューを考え、会場作りも頑張っていた。
「相変わらずマビーの料理は、どれも
美味しいわねー。それにこの会場!
めちゃくちゃ凝ってて可愛い!
ライブも最高だったし今日は楽しい
夜だねー!」
「ありがとう、ルーミ。周りから
アドバイスを、もらいながら
ジュノーと2人で考えてみたんだ」
「マビー達は相変わらず仲良しで
羨ましいわ。このCafeは、今や
SNS上では聖地なんだから。
恋人が出来る…なんてジンクスも
あるくらい。だから私達も恋人
出来たらいいね…って、ルーミと
話してるんだよー」
「えーっ!そんなこと言われてるの?!
いつの間に…」
「コトハと知り合えて、今日こうして
ライブに参加できたのも、ここでの
ご縁だし。何だかここは不思議と
良いご縁が結べるパワースポット
みたいだよねー。私も、マビー達
からの幸せオーラを身にまとって
帰るんだー!だから…いつまでも
仲良く、幸せになってね」
「ミーナは面白いこと考えるね。でも
そんな風に言ってもらえたら、夫も
この場所をCafeにして良かった!
って天国で喜んでるわ。2人とも
本当にありがとう」
オーシャもまたアーチからの質問攻めで注目を受けていた。
「オーシャ、今日こそ聞かせて
もらうわよ。コーラルとの生活は
どうなの??」
「楽しいわよー。私は基本的に仕事で
忙しいから、平日はコーラルが
料理を作ってくれてる事も多いけど
休みは2人で作ってみたりね」
「ごちそうさま。やっぱり良いわね
新婚みたいで。オーシャみたいに
マビーもジュノーと一緒に住んで
しまえばいいのにね」
「マビー達って2人とも控えめって
いうかさ…まだそこまで話しが
進んでないんじゃないかな…まぁ
それぞれペース違うだろうし、ムリ
しなくても良いんじゃない?」
パーティーはお互いの近況を話して盛大に盛り上がり、ライブもパーティーも大成功に終わった。
そして…クリスマスイブ当日の朝を迎えた。
「オーシャは今日何時に終わりそう?」
「今日は早く終わるかな…コーラルは?
外に食べに行くなら、お店予約して
おこうか?」
「今日はオレ休みだからさ。家で
パーティーの準備して待ってるよ。
2人でユックリ家でパーティーも
良いじゃん!だから…残業しないで
早く帰っておいでよ」
「嬉しい!今日は絶対に早く帰るね。
あー楽しみー!」
マビアとジュノーも店の準備をしながら、夜の事を話してくれた。
「マビー、今夜だけど…どうやって
過ごしたい?」
「実は考えてることあって…今夜は
ウチでパーティーしない?」
「えっ…上がっていいの?」
「前から考えてたの。そろそろ、
良いんじゃないかな…って。
ジュノーは…嫌かな?」
「そんなことないよ。マビーの
気持ちを大切にしたかったから。
それならメニュー考えないとね」
「実は色々考えて食材も準備してる
んだ。だから、お店が終わったら
2人でパーティーしよ」
「わかった。ボクも手伝うよ」
二組それぞれに、大切なイブの夜が始まろうとしていた。
次に続く…
21
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
公爵令嬢は結婚式当日に死んだ
白雲八鈴
恋愛
今日はとある公爵令嬢の結婚式だ。幸せいっぱいの公爵令嬢の前に婚約者のレイモンドが現れる。
「今日の結婚式は俺と番であるナタリーの結婚式に変更だ!そのドレスをナタリーに渡せ!」
突然のことに公爵令嬢は何を言われたのか理解できなかった。いや、したくなかった。
婚約者のレイモンドは番という運命に出逢ってしまったという。
そして、真っ白な花嫁衣装を脱がされ、そのドレスは番だという女性に着させられる。周りの者達はめでたいと大喜びだ。
その場所に居ることが出来ず公爵令嬢は外に飛び出し……
生まれ変わった令嬢は復讐を誓ったのだった。
婚約者とその番という女性に
『一発ぐらい思いっきり殴ってもいいですわね?』
そして、つがいという者に囚われた者の存在が現れる。
*タグ注意
*不快であれば閉じてください。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
勝手にしろと言われたので、勝手にさせていただきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
子爵家の私は自分よりも身分の高い婚約者に、いつもいいように顎でこき使われていた。ある日、突然婚約者に呼び出されて一方的に婚約破棄を告げられてしまう。二人の婚約は家同士が決めたこと。当然受け入れられるはずもないので拒絶すると「婚約破棄は絶対する。後のことなどしるものか。お前の方で勝手にしろ」と言い切られてしまう。
いいでしょう……そこまで言うのなら、勝手にさせていただきます。
ただし、後のことはどうなっても知りませんよ?
* 他サイトでも投稿
* ショートショートです。あっさり終わります
「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある
柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった
王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。
リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。
「わかりました。あなたには、がっかりです」
微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。
「お前を愛する事はない」を信じたので
あんど もあ
ファンタジー
「お前を愛することは無い。お前も私を愛するな。私からの愛を求めるな」
お互いの利益のために三年間の契約結婚をしたアヴェリンとロデリック。楽しく三年を過ごしたアヴェリンは屋敷を出ていこうとするのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる