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「おはよう!コトハですー!
あれ?ジュノーは?」
「コトハ、おはよう。もうすぐ
降りて来ると思うよ」
「新しい生活はどう?
楽しんでる?」
「ようやく今は楽しめる様に
なってきたかな…最初はお互い
慣れなくて…何度か泊まりに
来てもらって少しずつ…ね。
今でもたまーに不思議な感覚は
あるけどね」
するとジュノーが降りてきた。
「それは、ボクも一緒。
コトハさん、おはよう
ございます」
「ジュノーおはよう。
それだけ新鮮ってことよ。
羨ましいわ。それに2人は
お似合いよ。どんどん
息が合ってる気がするわ」
「そう?似てくるのかな…」
「マビー、洗濯終わったみたい
だからボクが干してくるよ。
店の掃除は終わってるから」
「ありがとう、お願いね」
「コトハさん、ごゆっくり」
「ありがとう、ジュノー。
ホント気が利くし優しい人ねー。
マビーも幸せそうで安心したわ。
あっ…そうだ!
今度、皆でお花見するのよね?」
「そうそう!皆には連絡しておいた
んだけど…休み取れたかな?」
「ミーナとルーミは、絶対
休み取るって言ってたから
大丈夫だと思うよ」
「ありがとう。オーシャ達は
少し遅れて合流するって
言ってくれたわ」
「せっかくアーチとユーゴも
帰ってくるものね。ウチも
家族で押しかけちゃって
良いのかしら?」
「もちろん!是非、家族で
参加してね。多い方が
賑やかで楽しいじゃない?」
「ありがとう。楽しみ!
パンを沢山持ってくるね」
「嬉しい!ありがとう。
私も沢山料理を作って
待ってるわね。楽しみ」
そして当日。
カフェの入り口にある大きな桜の木の下でお花見が始まった。満開の桜の下で久しぶりに全員が集まり、近況を語りながら料理を楽しんでいた。
しばらくして、一人一人を眺めながらコトハが話し始めた。
「最初はパートナーがいるのも
私だけだったけどさ…
アーチはユーゴさんという
素敵なパートナーと出逢って
今は2人で世界中を旅してる…」
「ホントだね…出逢いは世界中に
広がってる…でも出逢いより、
その先の2人よね。オーシャは
コーラルと暮らしてるけど
マリンクラブも一緒に頑張って
いるしね」
「うん、夏にはコーラルに
2号店を任せようと思ってる。
大好きな事を仕事に出来てるのは
ありがたいことだよね。でも、
私達だけじゃないよ。最近は
マビーとジュノーだって
一緒に暮らし始めて…カフェで
ランチも始めたんだよね?」
マビーもカフェを眺めながら話し始めた。
「そうね。私が始めた時は
3時間だけのカフェでいいと
思ったけど、ジュノーの料理の
おかげでメニューも増えて
ランチタイムの11時から、夕方
17時まで出来るようになって。
2人でメニューを考えるのが
楽しみになったわ」
すると話を聞いていたミーナが口を開いた。
「まさかマビーからノロケ話を
聞かされるとはね。でも何だか
嬉しいわ。それに羨ましい!
ルーミ、私達もそろそろ報告
しよっか!」
「そーね!実は、私達もこの近くに
移住してペンション始めようと
思ってるの。夏頃にはオープン
する予定よ。カフェにパン屋、
マリンクラブに、ペンション。
この街もさらに活気が出そう
じゃない?」
それを聞いてアーチが喜んでいた。
「良いねー!私も、ユーゴと
2人で近くに泊まるところが
あったら良いね…なんて話してた。
だから助かるー!ミーナ、ルーミ
帰国する時は必ず予約するから
よろしくねー!」
そのあとも話は盛り上がり、楽しい宴となった。
そして季節は変わり夏が来て…。
ミーナとルーミは、今までの仕事を辞めてマビー達の住む街へ移住し、2人でペンションを始めた。今日はそのオープンの日。また皆でお祝いに駆けつけた。
「ようこそ!私達のペンションへ。
皆さん来て下さってありがとう。
私も、ルーミと楽しんでいきます。
そしてアーチ、ご予約ありがとう。
宿泊ゲスト1人目だよー!」
「絶対来るんだって思ってたから!
おめでとう!」
ユーゴが、ミーナとルーミに花束をプレゼントした。
「ミーナさん、ルーミさん、
オープンおめでとう!今日は
お世話になります」
豪華な花束にルーミも喜んでいた。
「うわー!素敵な花束。ありがとう
ございます。今日はお二人とも
ごゆっくりなさって下さいね
そしてコトハさん、これからも
よろしくお願いします。」
「ミーナ、ルーミ。ウチの店まで
ありがとう。喜んでもらえて
本当に嬉しい!こちらこそ、
よろしくお願いします」
「ルーミも私も、コトハさんの
作るパン大好きだから。末永く
よろしくお願いします」
そんな女性達を見てジュノーとコーラルが話していた。
「ここにいる人達を見ていると
みんなエネルギッシュで、毎日
人生を楽しんでいてさ…。
歳を重ねることが楽しいんだって
思えるようになったよ。ジュノー
も変わったよな…明るくなった」
「カフェには色んな人が来るからさ
元気になれるんだよね。料理の
メニューも毎日考えるの楽しいし。
人生楽しまないと損だよなって
思えるようになった。コーラルが
ボクをここに連れてきてくれた
おかげだよ、ありがとう」
「オレより、マビーさんに
出逢えたから…だろ?それに
オレ達まだまだ若いんだからさ、
これから学ぶことたくさん
ありそうだよ。オーシャ達を
見習って、人生楽しんでいこう!」
それぞれの新しい人生が始まっていた。
~終わり~
あれ?ジュノーは?」
「コトハ、おはよう。もうすぐ
降りて来ると思うよ」
「新しい生活はどう?
楽しんでる?」
「ようやく今は楽しめる様に
なってきたかな…最初はお互い
慣れなくて…何度か泊まりに
来てもらって少しずつ…ね。
今でもたまーに不思議な感覚は
あるけどね」
するとジュノーが降りてきた。
「それは、ボクも一緒。
コトハさん、おはよう
ございます」
「ジュノーおはよう。
それだけ新鮮ってことよ。
羨ましいわ。それに2人は
お似合いよ。どんどん
息が合ってる気がするわ」
「そう?似てくるのかな…」
「マビー、洗濯終わったみたい
だからボクが干してくるよ。
店の掃除は終わってるから」
「ありがとう、お願いね」
「コトハさん、ごゆっくり」
「ありがとう、ジュノー。
ホント気が利くし優しい人ねー。
マビーも幸せそうで安心したわ。
あっ…そうだ!
今度、皆でお花見するのよね?」
「そうそう!皆には連絡しておいた
んだけど…休み取れたかな?」
「ミーナとルーミは、絶対
休み取るって言ってたから
大丈夫だと思うよ」
「ありがとう。オーシャ達は
少し遅れて合流するって
言ってくれたわ」
「せっかくアーチとユーゴも
帰ってくるものね。ウチも
家族で押しかけちゃって
良いのかしら?」
「もちろん!是非、家族で
参加してね。多い方が
賑やかで楽しいじゃない?」
「ありがとう。楽しみ!
パンを沢山持ってくるね」
「嬉しい!ありがとう。
私も沢山料理を作って
待ってるわね。楽しみ」
そして当日。
カフェの入り口にある大きな桜の木の下でお花見が始まった。満開の桜の下で久しぶりに全員が集まり、近況を語りながら料理を楽しんでいた。
しばらくして、一人一人を眺めながらコトハが話し始めた。
「最初はパートナーがいるのも
私だけだったけどさ…
アーチはユーゴさんという
素敵なパートナーと出逢って
今は2人で世界中を旅してる…」
「ホントだね…出逢いは世界中に
広がってる…でも出逢いより、
その先の2人よね。オーシャは
コーラルと暮らしてるけど
マリンクラブも一緒に頑張って
いるしね」
「うん、夏にはコーラルに
2号店を任せようと思ってる。
大好きな事を仕事に出来てるのは
ありがたいことだよね。でも、
私達だけじゃないよ。最近は
マビーとジュノーだって
一緒に暮らし始めて…カフェで
ランチも始めたんだよね?」
マビーもカフェを眺めながら話し始めた。
「そうね。私が始めた時は
3時間だけのカフェでいいと
思ったけど、ジュノーの料理の
おかげでメニューも増えて
ランチタイムの11時から、夕方
17時まで出来るようになって。
2人でメニューを考えるのが
楽しみになったわ」
すると話を聞いていたミーナが口を開いた。
「まさかマビーからノロケ話を
聞かされるとはね。でも何だか
嬉しいわ。それに羨ましい!
ルーミ、私達もそろそろ報告
しよっか!」
「そーね!実は、私達もこの近くに
移住してペンション始めようと
思ってるの。夏頃にはオープン
する予定よ。カフェにパン屋、
マリンクラブに、ペンション。
この街もさらに活気が出そう
じゃない?」
それを聞いてアーチが喜んでいた。
「良いねー!私も、ユーゴと
2人で近くに泊まるところが
あったら良いね…なんて話してた。
だから助かるー!ミーナ、ルーミ
帰国する時は必ず予約するから
よろしくねー!」
そのあとも話は盛り上がり、楽しい宴となった。
そして季節は変わり夏が来て…。
ミーナとルーミは、今までの仕事を辞めてマビー達の住む街へ移住し、2人でペンションを始めた。今日はそのオープンの日。また皆でお祝いに駆けつけた。
「ようこそ!私達のペンションへ。
皆さん来て下さってありがとう。
私も、ルーミと楽しんでいきます。
そしてアーチ、ご予約ありがとう。
宿泊ゲスト1人目だよー!」
「絶対来るんだって思ってたから!
おめでとう!」
ユーゴが、ミーナとルーミに花束をプレゼントした。
「ミーナさん、ルーミさん、
オープンおめでとう!今日は
お世話になります」
豪華な花束にルーミも喜んでいた。
「うわー!素敵な花束。ありがとう
ございます。今日はお二人とも
ごゆっくりなさって下さいね
そしてコトハさん、これからも
よろしくお願いします。」
「ミーナ、ルーミ。ウチの店まで
ありがとう。喜んでもらえて
本当に嬉しい!こちらこそ、
よろしくお願いします」
「ルーミも私も、コトハさんの
作るパン大好きだから。末永く
よろしくお願いします」
そんな女性達を見てジュノーとコーラルが話していた。
「ここにいる人達を見ていると
みんなエネルギッシュで、毎日
人生を楽しんでいてさ…。
歳を重ねることが楽しいんだって
思えるようになったよ。ジュノー
も変わったよな…明るくなった」
「カフェには色んな人が来るからさ
元気になれるんだよね。料理の
メニューも毎日考えるの楽しいし。
人生楽しまないと損だよなって
思えるようになった。コーラルが
ボクをここに連れてきてくれた
おかげだよ、ありがとう」
「オレより、マビーさんに
出逢えたから…だろ?それに
オレ達まだまだ若いんだからさ、
これから学ぶことたくさん
ありそうだよ。オーシャ達を
見習って、人生楽しんでいこう!」
それぞれの新しい人生が始まっていた。
~終わり~
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