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疲れました。
疲労
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──ザクザクザクザク
枯れ葉や落ち葉多い・・・。
──ジャリッジャリッ
道が舗装されてないからパンプス辛い。
──ガサガサガサガサ
森の木々の葉っぱがちょうど私の顔あたりにおいしげってるからいちいち手で葉っぱをどけたり、枝をくぐらなきゃ行けない・・・。
「うぷっ」
油断してると葉っぱを食べちゃう。
木々の下を通ってるから雨はそんなに酷くないけど地面がぐちゃぐちゃになってる。スカートの裾が・・・(泣)
あ、この世界に私の着替えない・・・。
着替えが無いなら洗いたい・・・。
「り、リス先生・・・?まだですかね??(汗)」
『ん~?このあたりだったと思うからもーそろそろだと思うゾ』
確実に道把握してないのかーい。
「迷ってるわけじゃ・・・?」
『ない(と思う)』
なにその言葉にされなかったやつ。
なんで不安材料があんのよ・・・。
『道は流雲が覚えてるから俺が覚える必要ないんだよ。』
なるほど。だから確証はないって事ね。
「わんっ!」
『どした?』
「流雲がもう着くって。」
あ、そうそう。私、流雲が言いたいこと何となくわかるようになったんだよ。
「リス先生~、私、流雲がいいたい事何となくわかるようになったんだけどどうしてがわかる?」
『あー?それはお前が名ずけ親になったからだな。』
「名ずけ親になるとなんで分かるようになるの?」
『産みの親と名ずけ親っていうのはこの世界では自らにとって凄く重要な存在なんだよ。そんな存在と意思疎通ができなかったら困るだろ?』
「ふむ。何となくわかった。でもなんで名ずけ親も?産みの親は理解出来るけどさ」
『産みの親の名ずけ親を守りきらなきゃいけないからだ。どちらか一方でも瀕死の傷を負わされたり殺されたりでもしたら神から罰をくらう。』
「ひぃ!」
『地球に住んでたら理解できない仕組みだよな~。でもこの仕組みのおかげでこの世界では戦争が起こらないんだけどな。』
「あ、戦死者が2倍にも3倍にもなるから?」
『正解。』
「へー!厳しいね~」
『ちなみに名ずけ親から貰った真名の本当の意味を悪意ある誰かに知られると、それを使って死の呪いをかけられたり強制的に隷属の契約をされるとかとんでもないことになるんだぜ』
「え゛」
『あ、心配すんな。俺は大丈夫だぞ?なんたって俺はこいつの叔父だからな』
「叔父!?」
『おう』
「草食動物と肉食動物が親戚!?」
詳しく聞いてみるとこの世界では色んな種族で混じりあって生活するのが基本らしい。
つまり異種族間結婚なんかざらだとか。
どうやって子供を作るんだろうとか野暮なことは聞かない。うん。聞いちゃいけないって本能が叫んでる。
リス先生のお母さんと流雲のお父さんが兄弟らしい。ちなみにリス先生のお母さんが姉で流雲のお父さんが弟だとか。笑
「へ~~~!初めて異世界ってのを実感した気がしたー!(笑)」
『おう?』
リス先生にとってはもうそれが普通だから私の新鮮さを理解できないかもしれないけどなんだろう、軽くカルチャーショックをうけたね
そんなこんなで先生と楽しい(?)雑談をしているとあっという間に目的地の洞窟に付いたのでした。
──・・・・・・これで、めでたしめでたしって言えれば良かったのに~。(泣)
枯れ葉や落ち葉多い・・・。
──ジャリッジャリッ
道が舗装されてないからパンプス辛い。
──ガサガサガサガサ
森の木々の葉っぱがちょうど私の顔あたりにおいしげってるからいちいち手で葉っぱをどけたり、枝をくぐらなきゃ行けない・・・。
「うぷっ」
油断してると葉っぱを食べちゃう。
木々の下を通ってるから雨はそんなに酷くないけど地面がぐちゃぐちゃになってる。スカートの裾が・・・(泣)
あ、この世界に私の着替えない・・・。
着替えが無いなら洗いたい・・・。
「り、リス先生・・・?まだですかね??(汗)」
『ん~?このあたりだったと思うからもーそろそろだと思うゾ』
確実に道把握してないのかーい。
「迷ってるわけじゃ・・・?」
『ない(と思う)』
なにその言葉にされなかったやつ。
なんで不安材料があんのよ・・・。
『道は流雲が覚えてるから俺が覚える必要ないんだよ。』
なるほど。だから確証はないって事ね。
「わんっ!」
『どした?』
「流雲がもう着くって。」
あ、そうそう。私、流雲が言いたいこと何となくわかるようになったんだよ。
「リス先生~、私、流雲がいいたい事何となくわかるようになったんだけどどうしてがわかる?」
『あー?それはお前が名ずけ親になったからだな。』
「名ずけ親になるとなんで分かるようになるの?」
『産みの親と名ずけ親っていうのはこの世界では自らにとって凄く重要な存在なんだよ。そんな存在と意思疎通ができなかったら困るだろ?』
「ふむ。何となくわかった。でもなんで名ずけ親も?産みの親は理解出来るけどさ」
『産みの親の名ずけ親を守りきらなきゃいけないからだ。どちらか一方でも瀕死の傷を負わされたり殺されたりでもしたら神から罰をくらう。』
「ひぃ!」
『地球に住んでたら理解できない仕組みだよな~。でもこの仕組みのおかげでこの世界では戦争が起こらないんだけどな。』
「あ、戦死者が2倍にも3倍にもなるから?」
『正解。』
「へー!厳しいね~」
『ちなみに名ずけ親から貰った真名の本当の意味を悪意ある誰かに知られると、それを使って死の呪いをかけられたり強制的に隷属の契約をされるとかとんでもないことになるんだぜ』
「え゛」
『あ、心配すんな。俺は大丈夫だぞ?なんたって俺はこいつの叔父だからな』
「叔父!?」
『おう』
「草食動物と肉食動物が親戚!?」
詳しく聞いてみるとこの世界では色んな種族で混じりあって生活するのが基本らしい。
つまり異種族間結婚なんかざらだとか。
どうやって子供を作るんだろうとか野暮なことは聞かない。うん。聞いちゃいけないって本能が叫んでる。
リス先生のお母さんと流雲のお父さんが兄弟らしい。ちなみにリス先生のお母さんが姉で流雲のお父さんが弟だとか。笑
「へ~~~!初めて異世界ってのを実感した気がしたー!(笑)」
『おう?』
リス先生にとってはもうそれが普通だから私の新鮮さを理解できないかもしれないけどなんだろう、軽くカルチャーショックをうけたね
そんなこんなで先生と楽しい(?)雑談をしているとあっという間に目的地の洞窟に付いたのでした。
──・・・・・・これで、めでたしめでたしって言えれば良かったのに~。(泣)
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