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信一 人気下落
2011年 5月 日曜日 信一
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2011年5月日曜日 信一
電車の移動中「ばあちゃんさぁ、おれの家に居るらしいんだ、だいぶ弱っていて、母さん仕事辞めて、ばあちゃんの世話しているらしい、5日前に電話して初めて知ったんだ、だいぶ動揺したよ、直ぐイシに言うか迷った、動揺が収まってから、落ち着いて言おうと思った、今日の行き先は、おれの実家だよ、
ごめんな、まだ動揺、収まっていないんだ、
母さんの事とか、ばあちゃんの事考えると、勝手に涙が出てくるんだ、
おれは小さい頃、母さんが大好きだった、いつも一緒にいたかった、
腕とか足にボコボコした後がたくさんあって、女の人にはあると思ってた、、が子供心にも聞けなかった、最後にまともに顔見たのウィンドウズ95を買ってもらった小3の時だよ、後はおれが反発してて、部屋に篭りパソコンで音楽作ってた。
ばあちゃんは、じいさんと結婚しないで母さんを産んだ、母さんの反抗期は、おれ以上に大変だったと思う、
おれの中学の時、隣の席の綺麗で頭の良い女の子の腕と足に包帯が増えていくんだ、周りに興味のないおれにもわかった、クラス中の妬み嫉妬のターゲットだった、わかったが助けなかった、たぶんあの女の子が、母さんだ、母さんは人に助けを求める事はしない、
母さんが仕事を辞めた事もショックだった。
イシと同じ大学で6年勉強して2年研修医して大学院で4年勉強して、知識を頭に詰め込んで働いた、それを辞めた、母さんはたぶん(ゆっくりしたくて辞めた)という、本当は働く事が生き甲斐なのに、ばあちゃんの為に、おれにも手を貸せって、なんで言わないだ、なんで遠慮するんだ、おれの今までの態度のせいか、
確かにこの15年数えるくらいしか、話をしていない、あきれるだろう、顔もまともに見た事ない、7年ぶりに母さんに会う4年ぶりにばあちゃんに会う、
疎遠なおれに、助けを求めないよな」
「今日からだよ、今まで子供だったんだ」と、ゆっくり、真剣な顔でイシが言った。
昼頃、おれの家に着いた。
7年ぶりの実家だ、なんか気まづいが玄関から入った「ただ今」声をかけた
、「2階よっ」遠くから聞こえた、2階に上がって、ばあちゃんが寝ていそうな部屋を覗いた。母さんはベランダで洗濯物を干していた、おれを見て「お帰り」って、誰だか一瞬わからなかった、イシに見えた
(あっ、メガネしていない)母さんの顔、イシに似てるんだと思った。
「おれの友達のイシだよ」と母さんに言った「ゆっくりして行ってね」イシは頭を下げてた「ばあちゃんは」「こっちよ」と案内してくれた。「おばあちゃん、信ちゃん来てくれたよ」って声をかけて、
母さんは部屋から出て行った。
ばあちゃんは、ベッドに横になったまま「ありがとう、会えて嬉しいよ、もう会えないのかなと、思っていたところだったよ、ドクさんも、一緒でありがとうね、、2人とも元気だった、私はもう少しだけかな」と、小さくなったばあちゃんが、笑いながら言った。おれは、一瞬グッと、涙を堪えた。
おばあさんコレと、イシが絵を差し出した、ばあちゃんは受け取り、驚いていた。
「僕がおばあさんを思い出して、描きました、」一面たんぽぽだった とても繊細で力強く踏み潰されても立ち上がって、様々なたんぽぽがすべて、笑っているように見える、凄い絵だった、右角にドクとあった、この絵にはドクがいなかった。「
「ばあちゃん、ドクって絵を描く時の名前なんだ、本当はイシって言うんだ」とおれが言ったら「どっちも良い名前だね」とばあちゃんが言った。
「7年前ばあちゃんが、おれに言った言葉の意味わかったよ、好きなものを仕事にするなって、そうだよな、やっぱ、ばあちゃん凄いよ、おれ、もう一度、考えて良いのかな、がんじがらめで身動きとれない時、どうしたらいいか、わからないんだ」
ばあちゃんは、少し考えて「
「7年前、言った言葉だけど、後悔しない生き方をしたら良いよ、何回でも考えていいんだよ、がんじがらめで苦しい時はね、逃げなさい、
逃げて良いのよそろそろ、わかると思うけど、人の一生なんて、あっと言う間に終わりだからね、
生き方は自分次第ね、10年くらい前に話をした、禍福の法則が全てよ、不思議だよね
もう2人とも経験していると思うけど、何度でもあるからね、何事も程々にね、出る杭は打たれる、あたり前だよね、
信ちゃん、影に呑まれないでね、後悔しない生き方をして生きてね、
生活が回るくらいの、お金があればいいの、それ以上はあっても幸福になれない。
イシくんは自分で絵を売らないで、人に頼んで売ると良いよ。
絵がお金に化けると好きな絵が描けなくなるからね、今の信ちゃんかな、間違えてたら信ちゃんごめんなさいね。
もう直ぐ居なくなってしまうのに、たくさん心配させるのね、でも、ありがとう、あなた達を残して、私だけが楽になる訳いかないね、まだいるからね、、、、。
信ちゃん、お願いがあるの、あなたのお母さんの事、忘れないで欲しい、お願いね、」と、ばあちゃんに言われた。
母さんが顔を出して、3人分のお昼ご飯、ここに持って来たと、お盆を寄越して来た。出前のお寿司だった、息子もお客さんだった。
ばあちゃんはベッドから起き上がり、3人で食べた、ばあちゃんは半分残した。
食べた後、イシとばあちゃんが話しをしていた。
おれは2人の話を聞かないで、先程の話を考えていた。
(後悔しない事、程々に、逃げても良い
悩んだ時、この3つ、想い出すと生きて行ける
最後はばあちゃんからのお願い(母さんを忘れないでね))
おれと母さん、どうしたらいいのか15年の空間は長過ぎた、母さんは腫れ物に触るようおれに接する、ずっと機嫌悪く、舌打ちばかりで、何を聞かれても無視していた。陰険なイジメをしてたんだ、あの同級生達より悪質なイジメだった。
ばあちゃんに、忘れないでと頼まれた、情けない、ばあちゃんもおれに気を遣っている、子供の頃から、わかってた、みんながおれに気を遣っている。
13時だ。
イシと話していた、ばあちゃんに「おれらも、ここでゴロゴロするから、ばあちゃん少し寝ろよ、17時ごろに帰る予定だ」と言って座布団を半分に折って、枕にしておれは横になった。
「僕、2時間くらい、その辺を散策してきます。」と言ってイシは出で言った
「携帯持ってけよ、迷ったら電話しろな」と声を掛けた。
ばあちゃんはベッドに横になり、目をつぶっていた。おれも目をつぶってた。
目を瞑りながら、「信ちゃん、あなたのお母さん1度だけ私を頼った事あるのよ、
小さい時から1人で大丈夫っていう子供で、私の事も守る勢いの子供だった。たぶん全て我慢していたのね、
私は働く事に、忙しかったから、40歳を過ぎて、初めて私に聞いて来たの、信ちゃんあなたの事よ、
(自分の育て方間違えた、けど、どこを間違えたか、わからない、この1年考えながら接したが、日に日に遠くなる、どうしたらいいのか教えてほしいと、)言いながら泣いていたよ、限界だったのね、」と、ゆっくりばあちゃんが教えてくれた、
おれも、目を瞑りながら「ばあちゃん、母さんにどう答えたの」と聞いた。
「ナイショ、たいした事は言って無いよ、機会があったら、母さんに聞いてごらん、、信ちゃん、あなたの母さんは凄い人なのよ、再生医療の分野の第一人者で様々な賞、講演、TV解説、全部辞退してたの。知り合いの人との電話の会話聞こえて、親子で目立つ訳にいかない、息子も私も潰されて、息子の足を引っ張る訳にはいかないって、表に出るのは全て断ってた。
今は私の為にねぇ、施設が良いって、何度も言って、仕事は辞めないで、世の中のあなたを必要としている人を、助けてあげてと何度もお願いしたのよ、、、後悔したら、生きていけないって、、母さんを忘れないでね」
ばあちゃんが言った。
おれの知らない話で、主人公はおれだなって思った。心が痛い。
「ありがとう、ばあちゃん、おれさぁ、昔も今も、何も知らないんだ、裸の王様だよ、おれは言われた通り動く商品、毎日苦しくて、でも全て動いているから、止まれないんだ、どうにか逃げるよ、おれ好きに音楽作りたい。誰かの為じゃなく好き勝手に、だから趣味でいい、食べる分だけ働く」と、ガッカリさせる事を、ばあちゃんに言ってしまった。
「うん、それが一番だよ」ガッカリしたと思ったけど、逆で安心した。
「信ちゃんの今いる世界は異常だからねぇ、今も昔も興行の業界は、変わらない、大きなお金に敏感の人達の集まりだからねぇ、良い子にしないと消される、何も知らない子たちには魅力的ね、大衆を惹きつけるのを作って、認められる人っているのかしら
大成功と声高々に言っているところほど、根回しにお金かかり過ぎ感あるし、その辺は信ちゃん詳しくよね、
好きに作るって、やっぱり趣味が気が楽、
「昔、映画の巨匠が作った映画の良さがわからないので、本人に聞いたの、(あなたの映画の良さがわからない、見るコツを教えて)って
(僕は見てほしいなんて、思って無いよ、自分が好きなように作るだけ、雨の場面ほしいなら、頭の中のイメージした雨が、降ってくれるまで待つよ、思いつきで急に俳優に裸になってもらう事もあるよ、全部そんな感じで作り上げるよ)って笑ってた。
その時わかったの、この人の周りの人達が巨匠を作ったって、彼も商品だって、裸になった俳優達は消えた事さえ知らないのよ」
「何も知らない、子供が使いやすい、そう言う事、」おれに向かって、おれが言った。ばあちゃんは目を瞑り、微笑みながら、
「信ちゃんは絶対に裸にならないでね、なったらあっと言う間に消えると思うよ」
「ばあちゃんの経験上の話はあっていると思うよ、俳優は演技で、おれは音楽で勝負って事だろ、もしおれが裸になったら、音楽ではもう無理って事だろうなぁ、」と言って、、、ちょっと、やべェ、最近ネットで、全部同じに聞こえるって騒がれて人気が急下落だ、思い出した。
まだ13時30分だった。
電車の移動中「ばあちゃんさぁ、おれの家に居るらしいんだ、だいぶ弱っていて、母さん仕事辞めて、ばあちゃんの世話しているらしい、5日前に電話して初めて知ったんだ、だいぶ動揺したよ、直ぐイシに言うか迷った、動揺が収まってから、落ち着いて言おうと思った、今日の行き先は、おれの実家だよ、
ごめんな、まだ動揺、収まっていないんだ、
母さんの事とか、ばあちゃんの事考えると、勝手に涙が出てくるんだ、
おれは小さい頃、母さんが大好きだった、いつも一緒にいたかった、
腕とか足にボコボコした後がたくさんあって、女の人にはあると思ってた、、が子供心にも聞けなかった、最後にまともに顔見たのウィンドウズ95を買ってもらった小3の時だよ、後はおれが反発してて、部屋に篭りパソコンで音楽作ってた。
ばあちゃんは、じいさんと結婚しないで母さんを産んだ、母さんの反抗期は、おれ以上に大変だったと思う、
おれの中学の時、隣の席の綺麗で頭の良い女の子の腕と足に包帯が増えていくんだ、周りに興味のないおれにもわかった、クラス中の妬み嫉妬のターゲットだった、わかったが助けなかった、たぶんあの女の子が、母さんだ、母さんは人に助けを求める事はしない、
母さんが仕事を辞めた事もショックだった。
イシと同じ大学で6年勉強して2年研修医して大学院で4年勉強して、知識を頭に詰め込んで働いた、それを辞めた、母さんはたぶん(ゆっくりしたくて辞めた)という、本当は働く事が生き甲斐なのに、ばあちゃんの為に、おれにも手を貸せって、なんで言わないだ、なんで遠慮するんだ、おれの今までの態度のせいか、
確かにこの15年数えるくらいしか、話をしていない、あきれるだろう、顔もまともに見た事ない、7年ぶりに母さんに会う4年ぶりにばあちゃんに会う、
疎遠なおれに、助けを求めないよな」
「今日からだよ、今まで子供だったんだ」と、ゆっくり、真剣な顔でイシが言った。
昼頃、おれの家に着いた。
7年ぶりの実家だ、なんか気まづいが玄関から入った「ただ今」声をかけた
、「2階よっ」遠くから聞こえた、2階に上がって、ばあちゃんが寝ていそうな部屋を覗いた。母さんはベランダで洗濯物を干していた、おれを見て「お帰り」って、誰だか一瞬わからなかった、イシに見えた
(あっ、メガネしていない)母さんの顔、イシに似てるんだと思った。
「おれの友達のイシだよ」と母さんに言った「ゆっくりして行ってね」イシは頭を下げてた「ばあちゃんは」「こっちよ」と案内してくれた。「おばあちゃん、信ちゃん来てくれたよ」って声をかけて、
母さんは部屋から出て行った。
ばあちゃんは、ベッドに横になったまま「ありがとう、会えて嬉しいよ、もう会えないのかなと、思っていたところだったよ、ドクさんも、一緒でありがとうね、、2人とも元気だった、私はもう少しだけかな」と、小さくなったばあちゃんが、笑いながら言った。おれは、一瞬グッと、涙を堪えた。
おばあさんコレと、イシが絵を差し出した、ばあちゃんは受け取り、驚いていた。
「僕がおばあさんを思い出して、描きました、」一面たんぽぽだった とても繊細で力強く踏み潰されても立ち上がって、様々なたんぽぽがすべて、笑っているように見える、凄い絵だった、右角にドクとあった、この絵にはドクがいなかった。「
「ばあちゃん、ドクって絵を描く時の名前なんだ、本当はイシって言うんだ」とおれが言ったら「どっちも良い名前だね」とばあちゃんが言った。
「7年前ばあちゃんが、おれに言った言葉の意味わかったよ、好きなものを仕事にするなって、そうだよな、やっぱ、ばあちゃん凄いよ、おれ、もう一度、考えて良いのかな、がんじがらめで身動きとれない時、どうしたらいいか、わからないんだ」
ばあちゃんは、少し考えて「
「7年前、言った言葉だけど、後悔しない生き方をしたら良いよ、何回でも考えていいんだよ、がんじがらめで苦しい時はね、逃げなさい、
逃げて良いのよそろそろ、わかると思うけど、人の一生なんて、あっと言う間に終わりだからね、
生き方は自分次第ね、10年くらい前に話をした、禍福の法則が全てよ、不思議だよね
もう2人とも経験していると思うけど、何度でもあるからね、何事も程々にね、出る杭は打たれる、あたり前だよね、
信ちゃん、影に呑まれないでね、後悔しない生き方をして生きてね、
生活が回るくらいの、お金があればいいの、それ以上はあっても幸福になれない。
イシくんは自分で絵を売らないで、人に頼んで売ると良いよ。
絵がお金に化けると好きな絵が描けなくなるからね、今の信ちゃんかな、間違えてたら信ちゃんごめんなさいね。
もう直ぐ居なくなってしまうのに、たくさん心配させるのね、でも、ありがとう、あなた達を残して、私だけが楽になる訳いかないね、まだいるからね、、、、。
信ちゃん、お願いがあるの、あなたのお母さんの事、忘れないで欲しい、お願いね、」と、ばあちゃんに言われた。
母さんが顔を出して、3人分のお昼ご飯、ここに持って来たと、お盆を寄越して来た。出前のお寿司だった、息子もお客さんだった。
ばあちゃんはベッドから起き上がり、3人で食べた、ばあちゃんは半分残した。
食べた後、イシとばあちゃんが話しをしていた。
おれは2人の話を聞かないで、先程の話を考えていた。
(後悔しない事、程々に、逃げても良い
悩んだ時、この3つ、想い出すと生きて行ける
最後はばあちゃんからのお願い(母さんを忘れないでね))
おれと母さん、どうしたらいいのか15年の空間は長過ぎた、母さんは腫れ物に触るようおれに接する、ずっと機嫌悪く、舌打ちばかりで、何を聞かれても無視していた。陰険なイジメをしてたんだ、あの同級生達より悪質なイジメだった。
ばあちゃんに、忘れないでと頼まれた、情けない、ばあちゃんもおれに気を遣っている、子供の頃から、わかってた、みんながおれに気を遣っている。
13時だ。
イシと話していた、ばあちゃんに「おれらも、ここでゴロゴロするから、ばあちゃん少し寝ろよ、17時ごろに帰る予定だ」と言って座布団を半分に折って、枕にしておれは横になった。
「僕、2時間くらい、その辺を散策してきます。」と言ってイシは出で言った
「携帯持ってけよ、迷ったら電話しろな」と声を掛けた。
ばあちゃんはベッドに横になり、目をつぶっていた。おれも目をつぶってた。
目を瞑りながら、「信ちゃん、あなたのお母さん1度だけ私を頼った事あるのよ、
小さい時から1人で大丈夫っていう子供で、私の事も守る勢いの子供だった。たぶん全て我慢していたのね、
私は働く事に、忙しかったから、40歳を過ぎて、初めて私に聞いて来たの、信ちゃんあなたの事よ、
(自分の育て方間違えた、けど、どこを間違えたか、わからない、この1年考えながら接したが、日に日に遠くなる、どうしたらいいのか教えてほしいと、)言いながら泣いていたよ、限界だったのね、」と、ゆっくりばあちゃんが教えてくれた、
おれも、目を瞑りながら「ばあちゃん、母さんにどう答えたの」と聞いた。
「ナイショ、たいした事は言って無いよ、機会があったら、母さんに聞いてごらん、、信ちゃん、あなたの母さんは凄い人なのよ、再生医療の分野の第一人者で様々な賞、講演、TV解説、全部辞退してたの。知り合いの人との電話の会話聞こえて、親子で目立つ訳にいかない、息子も私も潰されて、息子の足を引っ張る訳にはいかないって、表に出るのは全て断ってた。
今は私の為にねぇ、施設が良いって、何度も言って、仕事は辞めないで、世の中のあなたを必要としている人を、助けてあげてと何度もお願いしたのよ、、、後悔したら、生きていけないって、、母さんを忘れないでね」
ばあちゃんが言った。
おれの知らない話で、主人公はおれだなって思った。心が痛い。
「ありがとう、ばあちゃん、おれさぁ、昔も今も、何も知らないんだ、裸の王様だよ、おれは言われた通り動く商品、毎日苦しくて、でも全て動いているから、止まれないんだ、どうにか逃げるよ、おれ好きに音楽作りたい。誰かの為じゃなく好き勝手に、だから趣味でいい、食べる分だけ働く」と、ガッカリさせる事を、ばあちゃんに言ってしまった。
「うん、それが一番だよ」ガッカリしたと思ったけど、逆で安心した。
「信ちゃんの今いる世界は異常だからねぇ、今も昔も興行の業界は、変わらない、大きなお金に敏感の人達の集まりだからねぇ、良い子にしないと消される、何も知らない子たちには魅力的ね、大衆を惹きつけるのを作って、認められる人っているのかしら
大成功と声高々に言っているところほど、根回しにお金かかり過ぎ感あるし、その辺は信ちゃん詳しくよね、
好きに作るって、やっぱり趣味が気が楽、
「昔、映画の巨匠が作った映画の良さがわからないので、本人に聞いたの、(あなたの映画の良さがわからない、見るコツを教えて)って
(僕は見てほしいなんて、思って無いよ、自分が好きなように作るだけ、雨の場面ほしいなら、頭の中のイメージした雨が、降ってくれるまで待つよ、思いつきで急に俳優に裸になってもらう事もあるよ、全部そんな感じで作り上げるよ)って笑ってた。
その時わかったの、この人の周りの人達が巨匠を作ったって、彼も商品だって、裸になった俳優達は消えた事さえ知らないのよ」
「何も知らない、子供が使いやすい、そう言う事、」おれに向かって、おれが言った。ばあちゃんは目を瞑り、微笑みながら、
「信ちゃんは絶対に裸にならないでね、なったらあっと言う間に消えると思うよ」
「ばあちゃんの経験上の話はあっていると思うよ、俳優は演技で、おれは音楽で勝負って事だろ、もしおれが裸になったら、音楽ではもう無理って事だろうなぁ、」と言って、、、ちょっと、やべェ、最近ネットで、全部同じに聞こえるって騒がれて人気が急下落だ、思い出した。
まだ13時30分だった。
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