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四章
41話
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「ガーディ、大丈夫?」
クルエラの姿が見えなくなった頃、ミナウィンがイエンの隣で声をかける。
「……はい、ご心配おかけしました」
ガーディは武器を腰にさげ、頭を下げた。
「イエン、頼みがある」
ツカサはイエンに真剣な眼差しを向ける。
「な、なんだよ……」
「モモを頼む」
え?、とイエンとモモは同時に声をもらした。
「ツカサ様、それはどういうことですか? 私はずっとツカサ様についていきます!」
モモは必死にツカサの前に出て訴えた。
「クルエラが、ヒカリがどこにあるのか我なら分かっているだろう、と言っていたであろう」
ツカサは目を閉じる。
「きっと、危険な三体の人造人間の体内に、ヒカリの源があるのだと、我は考えている」
イエンは胸をぎゅっと掴む。
「俺らの……中……? でも、三体って、俺とツカサと、あと……」
「とにかく」
ツカサはイエンの疑問を打ち消すように大声をあげる。
「我はイエンと共に行動することはできない」
「でしたら! 私もツカサ様と共に、このチームを抜けて……」
「モモにはミナウィン姫を守ってもらいたい」
「私は! ツカサ様を守りたいのであって!」
モモは今にも泣きそうにツカサに詰め寄る。
「我の言うことなら、聞いてくれるのではなかったのか? 主君を守るのが役目であろう」
「わ、私だって、ずっとツカサさんのお側にいたいです!」
ミナウィンもツカサに、ひしっと抱きつく。
「……これでは……収集がつかぬ……」
ツカサは、抱きついているミナウィン、すぐ側にいるモモ、両者の首元に手刀を食らわせた。
同時に、二人の体から力が抜け、その場に折れ込む。
「……イエン、頼む」
ツカサは改めて頭を下げた。
クルエラの姿が見えなくなった頃、ミナウィンがイエンの隣で声をかける。
「……はい、ご心配おかけしました」
ガーディは武器を腰にさげ、頭を下げた。
「イエン、頼みがある」
ツカサはイエンに真剣な眼差しを向ける。
「な、なんだよ……」
「モモを頼む」
え?、とイエンとモモは同時に声をもらした。
「ツカサ様、それはどういうことですか? 私はずっとツカサ様についていきます!」
モモは必死にツカサの前に出て訴えた。
「クルエラが、ヒカリがどこにあるのか我なら分かっているだろう、と言っていたであろう」
ツカサは目を閉じる。
「きっと、危険な三体の人造人間の体内に、ヒカリの源があるのだと、我は考えている」
イエンは胸をぎゅっと掴む。
「俺らの……中……? でも、三体って、俺とツカサと、あと……」
「とにかく」
ツカサはイエンの疑問を打ち消すように大声をあげる。
「我はイエンと共に行動することはできない」
「でしたら! 私もツカサ様と共に、このチームを抜けて……」
「モモにはミナウィン姫を守ってもらいたい」
「私は! ツカサ様を守りたいのであって!」
モモは今にも泣きそうにツカサに詰め寄る。
「我の言うことなら、聞いてくれるのではなかったのか? 主君を守るのが役目であろう」
「わ、私だって、ずっとツカサさんのお側にいたいです!」
ミナウィンもツカサに、ひしっと抱きつく。
「……これでは……収集がつかぬ……」
ツカサは、抱きついているミナウィン、すぐ側にいるモモ、両者の首元に手刀を食らわせた。
同時に、二人の体から力が抜け、その場に折れ込む。
「……イエン、頼む」
ツカサは改めて頭を下げた。
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