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22.何度目かの偶然
ようやく新郎新婦が到着した。
二人は晴れやかな顔で皆に挨拶をした後、改めて知人友人たちに声をかけるためにホール内を移動し始めた。もちろん私たちの所にもやって来たが、新郎はもちろのこと、すみれはそれ以上に幸せそうで、その笑顔はきらきらと眩しく輝いていた。
他のテーブルへと向かう二人を見送りながら、私は感動のため息をもらす。
「すみれちゃん、すごく幸せそうだね」
「やっと結婚に漕ぎつけたって感じだからね。喜びもひとしおなんじゃないかな」
「漕ぎつけた?」
訊ねる私に亜由美はやや声を落として答える。
「あの二人、遠距離恋愛の期間がけっこう長かったんだよ。離れていたから、やっぱり色々と不安になることもあったみたいで、何度か別れの危機なんかもあったらしいよ」
初めて聞く話だった。私が進学と就職で地元を離れて以来、すみれと会うのは年に数回程度になっていた。その時はたいてい親戚の集まりの場だったから恋バナをするようなことはなく、時折交わすメールの中でも互いの恋愛事情に触れることはなかった。どのみち私は征也への片想いの真っ最中だったから、特に話せるような進展話はなかったけれど。
「で、去年の春の異動で旦那さんがこっちに戻って来てね。今回晴れてこういうことになったらしい。やっと決まったかって、お父さんもお母さんもほっとしてたよ」
「そうだったんだ。それは良かったねぇ」
それらの危機をよくも乗り越えたものだと、すみれたちの絆というか想いの強さに感動のようなものを覚える。自分もいつかはと思った時、なぜか塚本のことが思い出されてどきりとした。しかしすぐに、彼がその相手のはずはないと塚本の顔を頭の中から追い払う。
「あの、もしかして、遠野さんですか?」
おずおずとした声が頭の後ろの方から聞こえた。
今日この場に私の知り合いは他にいないはずだが、と思いながら振り向いた。途端に呆気に取られ、私は目を見開いた。塚本が嬉しそうに笑って立っていたのだ。
「やっぱり遠野さんだった。見覚えのある後ろ姿だなと思って、ずっと気になってたんだけど、思い切って声をかけてみて良かったよ」
「どうしてここに?」
私は瞬きを繰り返した。
そんな私の袖を亜由美が引っ張る。
「美祈ちゃんの知り合い?」
先程から亜由美がうずうずとした様子で、私と塚本の様子を観察していたことには気づいていたが、どうやら私が紹介するまで待てなかったようだ。他の四人もまた、亜由美と同じように興味津々な顔で私と塚本を見ている。私はおもむろに立ちあがり、皆に塚本を紹介する。
「えぇと、こちらは塚本さん。私の中学時代の同級生です」
「へぇ」
私と塚本を交互に見て、新吾の口元が意味ありげににやりと緩む。
「なんだ。すぐ近くに候補がいるじゃないか」
本人は小声で言ったつもりのようだが、私の耳はしっかりと新吾の言葉を捉えた。候補も何も、塚本は友達だ。変な目で見ないでほしい。
「新吾君は黙ってて」
私は従兄を軽く睨んだ。
隣の亜由美は愉快そうにくすくす笑い、立ち上がって塚本に会釈した。
「はじめまして。私、美祈ちゃんの従妹で、高見亜由美です。新婦のすみれの妹です」
塚本ははっとしたように背筋を伸ばし、頭を下げた。
「本日はおめでとうございます。塚本と言います。新郎の渡辺さんは大学時代のサークルの先輩なんです。その関係で今日はここに来てます」
「そうだったんだ」
思わず口を挟んだ私に塚本は頷く。
「うん、そういうこと」
打ち解けて話す私たちを亜由美はしげしげと見ていたが、ふと思いついたように塚本に提案する。
「良かったらここで一緒に飲みませんか?あ、でも、お友達と一緒に飲んでたました?だとすると、こっちに呼んだら悪いかな」
「あっちは別に問題ないですけど……」
塚本はためらいがちに新吾と誠人に視線を走らせる。
「俺、お邪魔じゃないですか」
双子は満面の笑みで息ぴったりに声を揃える。
「どうぞどうぞ。大歓迎ですよ」
「うちの従兄たちもあぁ言ってますし、あちらの二人も異議はないみたいですから。あ、彼女たちは姉のお友達です」
塚本は彼女たちと会釈を交わした後、皆の顔を見回しにっこりする。
「ではお言葉に甘えて、少しご一緒させてください」
「良かった!」
亜由美は笑顔を浮かべ、いそいそとテーブルの上をざっと片づけた。その後当然のように塚本に示したのは、自分と私の間の席だった。
「ここにどうぞ」
私は困惑した。確かに三人座れるが、男性が入ると少し窮屈で脚や腕が接触してしまう。亜由美は平気かもしれないが、私は落ち着かない。そこで、すみれの友人たちが座る場所側に移動しようと考えた。今のこの席よりは、女性三人で座った方が余裕がありそうだ。
「亜由美ちゃん、私、あっちに行くね」
「なんで?ここにいてよ。初対面同士、放置するつもり?」
「別にそういう訳じゃ……」
亜由美は私と比べてはるかに社交的だ。そんな彼女が相手が初対面かどうかなどを気にするわけがない。
塚本が寂しそうに笑う。
「やっぱり、俺はあっちに戻りますね。遠野さんは、俺がここにいると嫌みたいなんで」
「えっ。美祈ちゃん、塚本さんのこと嫌いなの」
わざとらしい塚本の言葉尻に乗っかって、亜由美は大仰に顔をしかめた。
初対面だというのが嘘のように、絶妙に息の合った二人のやり取りに、私は苦笑いする。
「そういうわけじゃなくて。だって狭いじゃない」
「こんなもんだって。あ、もしかして美祈ちゃん」
不意に亜由美は声をひそめ、にやにや笑いと共に私の顔をのぞき込んだ。
「隣に塚本さんが座るのが恥ずかしいの?」
「そ、そんなわけないでしょ」
私はむっとして答え、塚本に声をかける。
「塚本さん、どうぞ座って」
私の態度の急変を面白がるように彼はくすっと笑い、亜由美がいる側から回って椅子に腰を下ろした。
「お邪魔します」
「さて、と。塚本さんのグラスは向こうですもんね。飲み物頼みましょうか」
「ありがとうございます」
「えぇと、メニューは、っと」
亜由美はテーブルの上に目をやって、メニューを探す。
「あ、新吾君のとこにある。ごめん、美祈ちゃん、取ってくれる?」
「うん」
メニューを取ろうとして私は新吾の前に手を伸ばしたが、うまく届かない。あとちょっと、とさらに腕を伸ばした時、バランスが崩れて上半身が傾き、誠人の胸にもたれかかるような格好になってしまった。
「おっと」
「ご、ごめんっ」
私はもぞもぞと態勢を立て直そうとした。
それを手伝って私の体を支えながら、誠人は苦笑する。
「メニューがほしいの?言ってくれればいいのに」
「ごめんごめん。なんか話が盛り上がってたから、邪魔したら悪いかなと思って」
「変な気を回さなくていいよ。ほら、メニュー」
「ありがとう」
誠人に礼を言ってメニューを受け取った私は、それを塚本に見せるために彼の方に顔を向けた。彼の表情を見て戸惑う。塚本の口元は微笑んでいたがそれは強張って見え、目は笑っていなかった。いったいどうしたのかと怪訝に思いながら、彼に声をかける。
「塚本さん?」
彼は私の声にはっとしたように、瞬きを数度繰り返した。それからぎこちなく笑う。
「ごめん。えぇと、何?」
「え?いや、メニュー……」
「あ、ありがとう」
塚本は固い笑顔で私からメニューを受け取り、早速そこに目を落とす。
「俺、ライムサワーにします」
てっきり私に言うものだと思っていたが、塚本は亜由美に言った。
誰に伝えても構わない内容ではあるが、まるで私を避けるような塚本の態度にもやっとした気持ちになった。
「皆も何か頼むよね?」
亜由美は皆の返事を待って、カウンター脇に待機しているスタッフに向かって手を挙げて合図を送った。
そのスタッフがやって来る間も、いや、その後も、塚本はやっぱり私の方を見ようとしなかった。
二人は晴れやかな顔で皆に挨拶をした後、改めて知人友人たちに声をかけるためにホール内を移動し始めた。もちろん私たちの所にもやって来たが、新郎はもちろのこと、すみれはそれ以上に幸せそうで、その笑顔はきらきらと眩しく輝いていた。
他のテーブルへと向かう二人を見送りながら、私は感動のため息をもらす。
「すみれちゃん、すごく幸せそうだね」
「やっと結婚に漕ぎつけたって感じだからね。喜びもひとしおなんじゃないかな」
「漕ぎつけた?」
訊ねる私に亜由美はやや声を落として答える。
「あの二人、遠距離恋愛の期間がけっこう長かったんだよ。離れていたから、やっぱり色々と不安になることもあったみたいで、何度か別れの危機なんかもあったらしいよ」
初めて聞く話だった。私が進学と就職で地元を離れて以来、すみれと会うのは年に数回程度になっていた。その時はたいてい親戚の集まりの場だったから恋バナをするようなことはなく、時折交わすメールの中でも互いの恋愛事情に触れることはなかった。どのみち私は征也への片想いの真っ最中だったから、特に話せるような進展話はなかったけれど。
「で、去年の春の異動で旦那さんがこっちに戻って来てね。今回晴れてこういうことになったらしい。やっと決まったかって、お父さんもお母さんもほっとしてたよ」
「そうだったんだ。それは良かったねぇ」
それらの危機をよくも乗り越えたものだと、すみれたちの絆というか想いの強さに感動のようなものを覚える。自分もいつかはと思った時、なぜか塚本のことが思い出されてどきりとした。しかしすぐに、彼がその相手のはずはないと塚本の顔を頭の中から追い払う。
「あの、もしかして、遠野さんですか?」
おずおずとした声が頭の後ろの方から聞こえた。
今日この場に私の知り合いは他にいないはずだが、と思いながら振り向いた。途端に呆気に取られ、私は目を見開いた。塚本が嬉しそうに笑って立っていたのだ。
「やっぱり遠野さんだった。見覚えのある後ろ姿だなと思って、ずっと気になってたんだけど、思い切って声をかけてみて良かったよ」
「どうしてここに?」
私は瞬きを繰り返した。
そんな私の袖を亜由美が引っ張る。
「美祈ちゃんの知り合い?」
先程から亜由美がうずうずとした様子で、私と塚本の様子を観察していたことには気づいていたが、どうやら私が紹介するまで待てなかったようだ。他の四人もまた、亜由美と同じように興味津々な顔で私と塚本を見ている。私はおもむろに立ちあがり、皆に塚本を紹介する。
「えぇと、こちらは塚本さん。私の中学時代の同級生です」
「へぇ」
私と塚本を交互に見て、新吾の口元が意味ありげににやりと緩む。
「なんだ。すぐ近くに候補がいるじゃないか」
本人は小声で言ったつもりのようだが、私の耳はしっかりと新吾の言葉を捉えた。候補も何も、塚本は友達だ。変な目で見ないでほしい。
「新吾君は黙ってて」
私は従兄を軽く睨んだ。
隣の亜由美は愉快そうにくすくす笑い、立ち上がって塚本に会釈した。
「はじめまして。私、美祈ちゃんの従妹で、高見亜由美です。新婦のすみれの妹です」
塚本ははっとしたように背筋を伸ばし、頭を下げた。
「本日はおめでとうございます。塚本と言います。新郎の渡辺さんは大学時代のサークルの先輩なんです。その関係で今日はここに来てます」
「そうだったんだ」
思わず口を挟んだ私に塚本は頷く。
「うん、そういうこと」
打ち解けて話す私たちを亜由美はしげしげと見ていたが、ふと思いついたように塚本に提案する。
「良かったらここで一緒に飲みませんか?あ、でも、お友達と一緒に飲んでたました?だとすると、こっちに呼んだら悪いかな」
「あっちは別に問題ないですけど……」
塚本はためらいがちに新吾と誠人に視線を走らせる。
「俺、お邪魔じゃないですか」
双子は満面の笑みで息ぴったりに声を揃える。
「どうぞどうぞ。大歓迎ですよ」
「うちの従兄たちもあぁ言ってますし、あちらの二人も異議はないみたいですから。あ、彼女たちは姉のお友達です」
塚本は彼女たちと会釈を交わした後、皆の顔を見回しにっこりする。
「ではお言葉に甘えて、少しご一緒させてください」
「良かった!」
亜由美は笑顔を浮かべ、いそいそとテーブルの上をざっと片づけた。その後当然のように塚本に示したのは、自分と私の間の席だった。
「ここにどうぞ」
私は困惑した。確かに三人座れるが、男性が入ると少し窮屈で脚や腕が接触してしまう。亜由美は平気かもしれないが、私は落ち着かない。そこで、すみれの友人たちが座る場所側に移動しようと考えた。今のこの席よりは、女性三人で座った方が余裕がありそうだ。
「亜由美ちゃん、私、あっちに行くね」
「なんで?ここにいてよ。初対面同士、放置するつもり?」
「別にそういう訳じゃ……」
亜由美は私と比べてはるかに社交的だ。そんな彼女が相手が初対面かどうかなどを気にするわけがない。
塚本が寂しそうに笑う。
「やっぱり、俺はあっちに戻りますね。遠野さんは、俺がここにいると嫌みたいなんで」
「えっ。美祈ちゃん、塚本さんのこと嫌いなの」
わざとらしい塚本の言葉尻に乗っかって、亜由美は大仰に顔をしかめた。
初対面だというのが嘘のように、絶妙に息の合った二人のやり取りに、私は苦笑いする。
「そういうわけじゃなくて。だって狭いじゃない」
「こんなもんだって。あ、もしかして美祈ちゃん」
不意に亜由美は声をひそめ、にやにや笑いと共に私の顔をのぞき込んだ。
「隣に塚本さんが座るのが恥ずかしいの?」
「そ、そんなわけないでしょ」
私はむっとして答え、塚本に声をかける。
「塚本さん、どうぞ座って」
私の態度の急変を面白がるように彼はくすっと笑い、亜由美がいる側から回って椅子に腰を下ろした。
「お邪魔します」
「さて、と。塚本さんのグラスは向こうですもんね。飲み物頼みましょうか」
「ありがとうございます」
「えぇと、メニューは、っと」
亜由美はテーブルの上に目をやって、メニューを探す。
「あ、新吾君のとこにある。ごめん、美祈ちゃん、取ってくれる?」
「うん」
メニューを取ろうとして私は新吾の前に手を伸ばしたが、うまく届かない。あとちょっと、とさらに腕を伸ばした時、バランスが崩れて上半身が傾き、誠人の胸にもたれかかるような格好になってしまった。
「おっと」
「ご、ごめんっ」
私はもぞもぞと態勢を立て直そうとした。
それを手伝って私の体を支えながら、誠人は苦笑する。
「メニューがほしいの?言ってくれればいいのに」
「ごめんごめん。なんか話が盛り上がってたから、邪魔したら悪いかなと思って」
「変な気を回さなくていいよ。ほら、メニュー」
「ありがとう」
誠人に礼を言ってメニューを受け取った私は、それを塚本に見せるために彼の方に顔を向けた。彼の表情を見て戸惑う。塚本の口元は微笑んでいたがそれは強張って見え、目は笑っていなかった。いったいどうしたのかと怪訝に思いながら、彼に声をかける。
「塚本さん?」
彼は私の声にはっとしたように、瞬きを数度繰り返した。それからぎこちなく笑う。
「ごめん。えぇと、何?」
「え?いや、メニュー……」
「あ、ありがとう」
塚本は固い笑顔で私からメニューを受け取り、早速そこに目を落とす。
「俺、ライムサワーにします」
てっきり私に言うものだと思っていたが、塚本は亜由美に言った。
誰に伝えても構わない内容ではあるが、まるで私を避けるような塚本の態度にもやっとした気持ちになった。
「皆も何か頼むよね?」
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