バルドック・クリスタル

Z@kuro

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選ばれし勇者

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これは、一人の勇者とその仲間たちの物語である。

「早く起きなさーい」
「はーい」

「今日は、大切なテストの日でしょう、早くしないと学校遅れるよー」
「分かってるってー!」

「いってきまーす」
「いってらっしゃーい」

俺の名前は、クリフト
今日はいつも通りの日。何事もなく平和な日。



と思っていた。
登校中、空に一瞬、鳥ではない、確実に鳥などではない
奇妙な生き物が飛んでいた気がした。だがしかし、クリフトは少し寝ぼけていたので、「それ」を眠気のせいにした。

「まぁ、気のせいか」



学校が終わり、いつも通りに家に帰る途中に朝見た、変な生き物のような物……いや、人形だ。それがいつも下校時に通る路地裏にいた。

「なんだ、人形か」

俺は正体が分かったことだし、帰ろうとおもい家の方面に歩きだした。

その時、
人形が喋った。

「人形ではないムン。ずっと君を探していたムン。」

「え、俺を!?……というか、君は誰!?」

「僕はこの世界を守る事ができる勇者様を探しに来たんだムン!」

「君が、その勇者様なんだムン!今日の朝あなたの家に手紙が届いたはずムン」

「あ、そういえば今日家を出るときポストに手紙が入っていたような…」

「もちろん読んだムンね?」

「あ、ごめん。読んでない(#・∀・)」

「なんで読んでないムン(# ゚Д゚)」

「だってー遅刻しそうだったんだもーんw」

「何たる失態!こんなヤツが本当に勇者様ムンか?」

「失礼だなぁ!」

「ところで、バルドック・クリスタルというのを知ってるムン?」



ある日、突如現れたこの人形は一体何なのか、そして人形がいっていた「バルドック・クリスタルとは何なのか。」
謎が深まる。。




【次回、バルドック・クリスタル】



次回、お楽しみに!

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