14 / 22
014
しおりを挟む
肉体的にも精神的にも女性な女性と、性別を間違えて生まれて来ただけのオネイサン・精神思考が乙女な人・女性が好き過ぎて女性に成ったオネイサン2種類・女装趣味なだけの人・男が恋愛対象だけな人。密かに後半半分程、何故に入学が許可されたのか不明な生徒達も通う[総合ギルド・アマゾネスクイン女学院]は、今日もヒロインの周囲以外は平和であった。
そのヒロインが愚痴る。
「おっかしいなぁ~…マップ上では、王子様達がココに居るのは間違い無い筈なのに…、どうして会えないのかしら?」
その答えは、王子様達の女装が完璧過ぎてヒロインが気付けないのと、王子達がヒロインを見掛けたら目立たない様にして必死で逃げているからに他ならない。
因みに…その王子様達…、ヒロインの攻略対象である3名様は…と言うと……。
王子様である一人目。この学院ではアヴィーと名乗っている金髪碧眼の美女にしか見えないアヴィド王子は、誰の疑いも受けず女性として過ごし、気付けば蔭達の裏工作に寄り乙女寮から女子寮に設けられた金持や貴族が使う御部屋へと御引越し。
王子様の付き人である二人目。彼はアティーと名乗り、色合いと種族的に少し顔立ちが似ている事からアヴィーの妹設定で学院生活を過ごしている。そんな金髪碧眼の美少女にしか見えない侯爵令息アッティーヴォも、同じ理由から女子寮でアヴィーと同室と成って御引越し。
最期に…、そんな二人、アヴィーとアティーと言う名の御令嬢達の護衛として付いて来たのだと、蔭達の流した噂が噂を呼び…、彼はアンと名乗っていたが…、何故か密かにアンジュと呼ばれていたりするのが摩訶不思議現象…、女性と言うにはガタイの良いアジェンテは…、誤解が誤解を呼んだ結果…女子寮の金持ち貴族向けの部屋に併設された使用人部屋に御引越しする事に成っていた……。
悪役令嬢達に雇われ、寮の管理の仕事を丸投げされた教職員達が総て悪い訳では無いが、その者達は蔭達のスキルも魔法も伴わない話術のみで思考を操られ、アンことアジェンテを護衛として付ける為に乙女寮の方にアヴィーとアティーが入る事に成ったのでは?と言う憶測に更なる憶測を呼び込んで、学院の上層部である筈の悪役令嬢達も詳しく知らない間、気付けぬ隙に、ヒロインの攻略対象である彼等を女子寮へと引っ越しさせる事にしてしまったとか言う御話があったりもする。
この陰の暗躍していた結果。ヒロインは、女子寮で見かける彼等を自分の捜している攻略対象であるとは思えず、攻略対象達の救いに成っている何て事を攻略対象達は知らない。
寧ろ彼等は、愚かにも「貴族部屋が平民達の部屋と遠いからって安心できない」自分達が攻略したい悪役令嬢達の不在を愚痴った上に「あのファータが、同じ寮内に居ると思っただけで、落ち着かない」自分達は時に何もしていないのに「「「誰だよ!アレの近くに自分達を追いやったのは!」」」何て事を言っている。
彼等には、彼等の存在がヒロインに気付かれ難い様に頑張った蔭達の試行錯誤と努力に対して謝って欲しいモノだ。
余談として、ヒロインの攻略対象達が愚痴る様に、ヒロインに悪役令嬢と呼ばれるブリランテ・キアッキエーラ・ラッフィナートの3名様は寮生活していない。悪役令嬢を攻略しようとする王子様御一行の攻略計画は、今も難攻している御様子だ。
今日も「授業のある日しかチャンスは無いのに、あの女の所為で近付けない」と彼等は毎度の如く愚痴っている。
ヒロインであるファータの方も、全くと言って良い程に王子様達の存在に辿り着けづ、勿論、攻略のヒントすら見付けられなくて、悪役令嬢以外に王子達の手懸りが無く、その周囲を探っているのではないかと思われる。
秋も深まり、物語の最後を司る卒業式までの残り時間も目減りして、停滞し続ける戦況。
その間に悪役令嬢達は実りの季節を謳歌して「旬のフルーツで肥ゆる秋!果物狩りに参りましょう」「学院は平民と商人と冒険者ばかりに成ってしまいましたし、校外学習として、秋の実りの収穫の御手伝いをするのも良いですね」「そうだ!冒険者もいる事ですし、秋の味覚を狙う熊とかも一緒に狩ってしまいましょう」「「良いですね!それ!!」」とっても楽しそうであった。
そのヒロインが愚痴る。
「おっかしいなぁ~…マップ上では、王子様達がココに居るのは間違い無い筈なのに…、どうして会えないのかしら?」
その答えは、王子様達の女装が完璧過ぎてヒロインが気付けないのと、王子達がヒロインを見掛けたら目立たない様にして必死で逃げているからに他ならない。
因みに…その王子様達…、ヒロインの攻略対象である3名様は…と言うと……。
王子様である一人目。この学院ではアヴィーと名乗っている金髪碧眼の美女にしか見えないアヴィド王子は、誰の疑いも受けず女性として過ごし、気付けば蔭達の裏工作に寄り乙女寮から女子寮に設けられた金持や貴族が使う御部屋へと御引越し。
王子様の付き人である二人目。彼はアティーと名乗り、色合いと種族的に少し顔立ちが似ている事からアヴィーの妹設定で学院生活を過ごしている。そんな金髪碧眼の美少女にしか見えない侯爵令息アッティーヴォも、同じ理由から女子寮でアヴィーと同室と成って御引越し。
最期に…、そんな二人、アヴィーとアティーと言う名の御令嬢達の護衛として付いて来たのだと、蔭達の流した噂が噂を呼び…、彼はアンと名乗っていたが…、何故か密かにアンジュと呼ばれていたりするのが摩訶不思議現象…、女性と言うにはガタイの良いアジェンテは…、誤解が誤解を呼んだ結果…女子寮の金持ち貴族向けの部屋に併設された使用人部屋に御引越しする事に成っていた……。
悪役令嬢達に雇われ、寮の管理の仕事を丸投げされた教職員達が総て悪い訳では無いが、その者達は蔭達のスキルも魔法も伴わない話術のみで思考を操られ、アンことアジェンテを護衛として付ける為に乙女寮の方にアヴィーとアティーが入る事に成ったのでは?と言う憶測に更なる憶測を呼び込んで、学院の上層部である筈の悪役令嬢達も詳しく知らない間、気付けぬ隙に、ヒロインの攻略対象である彼等を女子寮へと引っ越しさせる事にしてしまったとか言う御話があったりもする。
この陰の暗躍していた結果。ヒロインは、女子寮で見かける彼等を自分の捜している攻略対象であるとは思えず、攻略対象達の救いに成っている何て事を攻略対象達は知らない。
寧ろ彼等は、愚かにも「貴族部屋が平民達の部屋と遠いからって安心できない」自分達が攻略したい悪役令嬢達の不在を愚痴った上に「あのファータが、同じ寮内に居ると思っただけで、落ち着かない」自分達は時に何もしていないのに「「「誰だよ!アレの近くに自分達を追いやったのは!」」」何て事を言っている。
彼等には、彼等の存在がヒロインに気付かれ難い様に頑張った蔭達の試行錯誤と努力に対して謝って欲しいモノだ。
余談として、ヒロインの攻略対象達が愚痴る様に、ヒロインに悪役令嬢と呼ばれるブリランテ・キアッキエーラ・ラッフィナートの3名様は寮生活していない。悪役令嬢を攻略しようとする王子様御一行の攻略計画は、今も難攻している御様子だ。
今日も「授業のある日しかチャンスは無いのに、あの女の所為で近付けない」と彼等は毎度の如く愚痴っている。
ヒロインであるファータの方も、全くと言って良い程に王子様達の存在に辿り着けづ、勿論、攻略のヒントすら見付けられなくて、悪役令嬢以外に王子達の手懸りが無く、その周囲を探っているのではないかと思われる。
秋も深まり、物語の最後を司る卒業式までの残り時間も目減りして、停滞し続ける戦況。
その間に悪役令嬢達は実りの季節を謳歌して「旬のフルーツで肥ゆる秋!果物狩りに参りましょう」「学院は平民と商人と冒険者ばかりに成ってしまいましたし、校外学習として、秋の実りの収穫の御手伝いをするのも良いですね」「そうだ!冒険者もいる事ですし、秋の味覚を狙う熊とかも一緒に狩ってしまいましょう」「「良いですね!それ!!」」とっても楽しそうであった。
0
あなたにおすすめの小説
覚悟は良いですか、お父様? ―虐げられた娘はお家乗っ取りを企んだ婿の父とその愛人の娘である異母妹をまとめて追い出す―
Erin
恋愛
【完結済・全3話】伯爵令嬢のカメリアは母が死んだ直後に、父が屋敷に連れ込んだ愛人とその子に虐げられていた。その挙句、カメリアが十六歳の成人後に継ぐ予定の伯爵家から追い出し、伯爵家の血を一滴も引かない異母妹に継がせると言い出す。後を継がないカメリアには嗜虐趣味のある男に嫁がられることになった。絶対に父たちの言いなりになりたくないカメリアは家を出て復讐することにした。7/6に最終話投稿予定。
つまらない妃と呼ばれた日
柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。
舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。
さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。
リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。
――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。
ボロ雑巾な伯爵夫人、やっと『家族』を手に入れました。~旦那様から棄てられて、ギブ&テイクでハートフルな共同生活を始めます2~
野菜ばたけ@既刊5冊📚好評発売中!
ファンタジー
第二夫人に最愛の旦那様も息子も奪われ、挙句の果てに家から追い出された伯爵夫人・フィーリアは、なけなしの餞別だけを持って大雨の中を歩き続けていたところ、とある男の子たちに出会う。
言葉汚く直情的で、だけど決してフィーリアを無視したりはしない、ディーダ。
喋り方こそ柔らかいが、その実どこか冷めた毒舌家である、ノイン。
12、3歳ほどに見える彼らとひょんな事から共同生活を始めた彼女は、人々の優しさに触れて少しずつ自身の居場所を確立していく。
====
●本作は「ボロ雑巾な伯爵夫人、旦那様から棄てられて、ギブ&テイクでハートフルな共同生活を始めます。」からの続き作品です。
前作では、二人との出会い~同居を描いています。
順番に読んでくださる方は、目次下にリンクを張っておりますので、そちらからお入りください。
※アプリで閲覧くださっている方は、タイトルで検索いただけますと表示されます。
冷遇妃マリアベルの監視報告書
Mag_Mel
ファンタジー
シルフィード王国に敗戦国ソラリから献上されたのは、"太陽の姫"と讃えられた妹ではなく、悪女と噂される姉、マリアベル。
第一王子の四番目の妃として迎えられた彼女は、王宮の片隅に追いやられ、嘲笑と陰湿な仕打ちに晒され続けていた。
そんな折、「王家の影」は第三王子セドリックよりマリアベルの監視業務を命じられる。年若い影が記す報告書には、ただ静かに耐え続け、死を待つかのように振舞うひとりの女の姿があった。
王位継承争いと策謀が渦巻く王宮で、冷遇妃の運命は思わぬ方向へと狂い始める――。
(小説家になろう様にも投稿しています)
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
わたくしがお父様に疎まれている?いいえ、目に入れても痛くない程溺愛されております。
織り子
ファンタジー
王国貴族院の卒業記念パーティーの場で、大公家の令嬢ルクレツィア・アーヴェントは王太子エドワードから突然の婚約破棄を告げられる。
父であるアーヴェント大公に疎まれている――
噂を知った王太子は、彼女を公衆の面前で侮辱する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる