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私を含む【毒花】は、綺麗に育てる為に施された呪いと、毒と毒を保有する呪いの所為で、18歳に成るまでに枯れるか、死ぬかのどちらからしい。コレは確定事項なのだそうだ。
異世界転生に気付いた後、見目良く育つ子等を外れ無く何処から集めて来てるのか?が、とっても不思議だったのだけど、こんな絡繰りがあったとは思いもしなかった。
私がその事実を知り、一番最初に毒花が枯れるのを見たのは、見ず知らずの、違う栽培所で育てられた見目麗しい清楚な毒花が、暗殺用では無い使い方をされているのを見せられ、とっても親切な暗殺者の人に現実を突き付けられた時の事だった。私はその日その時まで、手遅れで無い子も存在していると勝手に信じ、切っ掛けがあれば、手遅れで無い子だけでも逃がしてやれると無知な思い込みをしていたのだ。
目の当たりにさせられた当初は後退りし腰を抜かす程にショックを受け、そんな私を見てニヤニヤ笑う親切な暗殺者へ憤り、恨みもしたけど、今は、無知が故の過ちを犯さぬ前に教えてくれた事を感謝している。それが消えぬ悪夢の1つと成ってはいるけれども、それが、目指すべき指標を示している気がする。気の所為かもしれないけれど、今はそれが私を生かしている。と思える。
悪夢の始まりは何時も、何気の無い生活の1ページから始まっている気がしないでもない。
その悪夢の根源は、まだ暗殺の仕事を始めて間も無い頃の出来事。任務も多分、まだ3回目程度の頃だったか?の出来事だったのではなかろうか?当時の私は、この世界にて見るこの世界の文明に心躍らせ、何を見ても隠し切れない感動を周囲に見せてしまっていたのではなかろうか?
それは人によって微笑ましく、人によっては癪に障り、人によっては意地の悪い事をして絶望する表情をさせてやろうと言う悪意を誘う光景だったのだろう。
夢の中での私は、支給された女の子が着る可愛らしい服を着用し、照れ笑いを浮かべ乍らも子供らしくスカートを翻して燥ぎ、その辺で普通に売っている物でも自分にとっては物珍しく興味津々。つまり、当時の彼等には、まぁ、そのままだが、普通一般的な田舎者丸出しの御上りさんの様にしか見えなかったのではなかろうか?
隠密活動とまでは行かなくても、目立たない事を最良とする暗殺者的には、私の行動が無しよりの無しだったであろうと思われる事から、今思えば、当事の私の悪行(?)について申し訳ない気がしないでもない気がする。が、昔の事で、更に、これは夢である。
変更デキナイ夢の中で毎回、引率の暗殺者持ちで同じ商品を選び同じ物を飲み食いし、後悔する夢。
これから一緒に仕事をする暗殺者達に出店で昼食を食べさせて貰い。食後に施設から支給されてた毒を原液のまま口にし、私を心配してくれる暗殺の先輩から果汁を勧められ、この世界では美味しいと評判の常温で温くて薄くて微妙に不味い果汁を飲まされた夢。
もっと酷い悪夢に近付いて行く夢。
目的地までの道程。立ち寄った大きな町の催し物をする大きな広場。聞こえて来る「悪魔は人間を陥れる為に人間に化けて近づいて来るのです」と言う演説の声。
町の住民や旅人に向かって大声を張り上げていたのは、肥え太り豪華な衣装に身を包んだ偉そうなオッサンだった。その後ろには悪魔狩りをする種類の聖職者達が横並びで整列していた気がする。夢でも僧兵的な感じの武装した修道士達が胡散臭いオッサンを称賛し褒め称えていた。
正直、この先に起こる出来事は見たくないのだが、私に拒否権は無い。本当の悪夢はこれから始まる。
とある一人の武装した修道士によって、不安そうな表情をした幼い少女が連れて来られた。どよめく周囲。不敵に微笑む偉そうなオッサン。修道士がそのオッサンを司教様と呼んでいた事からオッサンの正体は本物の司教様らしい。世も末だ。と、当事も今、夢の中でも同じよ~に思う。
暗殺者の一人が私の両肩を背後から掴んだ。あぁ、今回も完全に悪夢が始まっちゃったよ。
過去と同じ様に暗殺者の一人がこれから起こる事を強制的に見る様に仕向けて来た。相手の手から直接肩に伝わる不快な、不愉快な生温かい体温。「不要と成った毒花の使い道を教えてやろう」と言う言葉と共に漂う口臭、間接的に耳元や首筋にも嫌な温度が感じられ、身の毛がよだった。そして、逃げ場を奪うかの様にピッタリと背中に寄り添われ、更に鳥肌が立つ。相手の体温や体臭が気持ち悪い。
夢だけど、過去同様にキモイ。嫌な思い出を夢でも体験させないで欲しい。が、自分の夢乍ら、拒否権が無い所が辛い現実だ。俯くと頭を掴まれ、更に強制させられる。ホントにホント…この夢は嫌だし嫌いだよ……。目を瞑れば良いのに、目を閉じる事も出来ない夢だしね。
気付けば、もう、女の子が司祭の前まで連れて行かれていた。司祭は「今より悪魔祓いを始める」と宣言する。女の子は酷く驚き、まごついていた。きっと何も聞かされていなかったのだろう。
司祭が祈り、司祭の右手に解呪の光が灯った。何の光かを判断できない無知な観客は、ソレを悪魔祓いの為の神聖な光だと信じたのかもしれない。観客それぞれからの感嘆の声が響き、その場を満たしていた。あぁ~、この先の光景は見たくない。ホントに見たくないから…勘弁して欲しいなぁ~……。
危険を感じたのだろう。訳も分からずに怯え、後退る女の子。司祭は笑顔で女の子の腕を強引に掴んだ。「いたい!」「いやだ!」「こわい!」「たすけて!!」女の子の心からの叫びに、誰も答えない。これから起こる事を観客が奇跡だと信じているからなのだろうか?周囲は誰も司祭を止めやしなかった。
司祭の周りを固めている武装した修道士も…、自分達が絶対的な正義であると信じているからか?「いたい!いたい!いたい!!」「はなして!」と泣き叫ぶ女の子の存在を無視し…、中には知っていながらも止めず…堪えらきれぬ笑いを嚙み殺し損じている者も存在していた……。胸糞悪い。この世界にも、その夢の中でも、前の世界と同様に慈悲深き神や仏は存在しちゃいない。
そしてとうとう、女の子の顔面に解呪の光を帯びた右手が触れた。腕が痛いと泣き叫んでいた女の子がビクリと震え、唐突に声を無くし動きを止める。息を飲み、どよめく観客。
司祭の手の光が霧散するのと同時に女の子の艶やかだった髪が色と質感を無くし、ボサボサに成ってボロボロと抜け落ち出したかと思うと、腕を掴まれたまま、女の子が崩れる様に、クタクタに成った古い縫い包みみたいに地に伏した。誰もコレを残酷だと思わないのだろうか?私は…何度夢で見ても…、ゾッとするのに……。
それを待っていたかの様に武装した修道士が拍手をし始めると、何処からともなく「悪魔祓いが成功した」と喝采が上がった。多分、司祭等が準備したサクラの仕業であろう。が、褒め称える空気は一気に伝染し観客の中に広まった。ペテンであるのに観客は誰も疑いやしない。
司祭が満面の笑みを浮かべ、咳き込み吐血する女の子だったモノを放り投げようとも、観客は一切、気にする様子が無い。寧ろ、一気に100歳くらい年を取ったかの様子の女の子だったモノを殺せと言い出した。司祭への称賛と、女の子だったモノへの殺せコールがその場を支配している。醜悪な光景だ。
私の耳元では、親切な暗殺者が「アレが不要と成った毒花の末路だ」と「毒花に選ばれた者は、毒の器に成り見目麗しく育つ為に呪われている」と教えてくれた。「アレみたいに老いて死にたくなかったら、解呪にだけは注意しろよ」とニヤケ乍ら言っていた。
その暗殺者は、腰を抜かし後退りする私を支え私の表情を見ては、本当に嬉しそうな顔をするのだ。当時の私はいったいどんな表情をしていたのだろうか?
でもまぁ、彼女は今でもそのままだ。そう言う時に本音が漏れるタイプの生き物だ。
「毒を飲んでも肌荒れすらしないのは、呪いの恩恵だ」と「本当は凄く醜いのに、呪いで見目良く擬態しているだけ」と出会う度に本音を零すのだ。一番最近では「あぁ、そんな表情でも綺麗だなんて憎らしい…本来の姿に戻った子等と同じ目に遭えば良いのに……」とも言っていた。
私は、とあるその日。そんな悪夢に関する情報を走馬灯の様に思い出してしまう光景を目にする事と成る。
異世界転生に気付いた後、見目良く育つ子等を外れ無く何処から集めて来てるのか?が、とっても不思議だったのだけど、こんな絡繰りがあったとは思いもしなかった。
私がその事実を知り、一番最初に毒花が枯れるのを見たのは、見ず知らずの、違う栽培所で育てられた見目麗しい清楚な毒花が、暗殺用では無い使い方をされているのを見せられ、とっても親切な暗殺者の人に現実を突き付けられた時の事だった。私はその日その時まで、手遅れで無い子も存在していると勝手に信じ、切っ掛けがあれば、手遅れで無い子だけでも逃がしてやれると無知な思い込みをしていたのだ。
目の当たりにさせられた当初は後退りし腰を抜かす程にショックを受け、そんな私を見てニヤニヤ笑う親切な暗殺者へ憤り、恨みもしたけど、今は、無知が故の過ちを犯さぬ前に教えてくれた事を感謝している。それが消えぬ悪夢の1つと成ってはいるけれども、それが、目指すべき指標を示している気がする。気の所為かもしれないけれど、今はそれが私を生かしている。と思える。
悪夢の始まりは何時も、何気の無い生活の1ページから始まっている気がしないでもない。
その悪夢の根源は、まだ暗殺の仕事を始めて間も無い頃の出来事。任務も多分、まだ3回目程度の頃だったか?の出来事だったのではなかろうか?当時の私は、この世界にて見るこの世界の文明に心躍らせ、何を見ても隠し切れない感動を周囲に見せてしまっていたのではなかろうか?
それは人によって微笑ましく、人によっては癪に障り、人によっては意地の悪い事をして絶望する表情をさせてやろうと言う悪意を誘う光景だったのだろう。
夢の中での私は、支給された女の子が着る可愛らしい服を着用し、照れ笑いを浮かべ乍らも子供らしくスカートを翻して燥ぎ、その辺で普通に売っている物でも自分にとっては物珍しく興味津々。つまり、当時の彼等には、まぁ、そのままだが、普通一般的な田舎者丸出しの御上りさんの様にしか見えなかったのではなかろうか?
隠密活動とまでは行かなくても、目立たない事を最良とする暗殺者的には、私の行動が無しよりの無しだったであろうと思われる事から、今思えば、当事の私の悪行(?)について申し訳ない気がしないでもない気がする。が、昔の事で、更に、これは夢である。
変更デキナイ夢の中で毎回、引率の暗殺者持ちで同じ商品を選び同じ物を飲み食いし、後悔する夢。
これから一緒に仕事をする暗殺者達に出店で昼食を食べさせて貰い。食後に施設から支給されてた毒を原液のまま口にし、私を心配してくれる暗殺の先輩から果汁を勧められ、この世界では美味しいと評判の常温で温くて薄くて微妙に不味い果汁を飲まされた夢。
もっと酷い悪夢に近付いて行く夢。
目的地までの道程。立ち寄った大きな町の催し物をする大きな広場。聞こえて来る「悪魔は人間を陥れる為に人間に化けて近づいて来るのです」と言う演説の声。
町の住民や旅人に向かって大声を張り上げていたのは、肥え太り豪華な衣装に身を包んだ偉そうなオッサンだった。その後ろには悪魔狩りをする種類の聖職者達が横並びで整列していた気がする。夢でも僧兵的な感じの武装した修道士達が胡散臭いオッサンを称賛し褒め称えていた。
正直、この先に起こる出来事は見たくないのだが、私に拒否権は無い。本当の悪夢はこれから始まる。
とある一人の武装した修道士によって、不安そうな表情をした幼い少女が連れて来られた。どよめく周囲。不敵に微笑む偉そうなオッサン。修道士がそのオッサンを司教様と呼んでいた事からオッサンの正体は本物の司教様らしい。世も末だ。と、当事も今、夢の中でも同じよ~に思う。
暗殺者の一人が私の両肩を背後から掴んだ。あぁ、今回も完全に悪夢が始まっちゃったよ。
過去と同じ様に暗殺者の一人がこれから起こる事を強制的に見る様に仕向けて来た。相手の手から直接肩に伝わる不快な、不愉快な生温かい体温。「不要と成った毒花の使い道を教えてやろう」と言う言葉と共に漂う口臭、間接的に耳元や首筋にも嫌な温度が感じられ、身の毛がよだった。そして、逃げ場を奪うかの様にピッタリと背中に寄り添われ、更に鳥肌が立つ。相手の体温や体臭が気持ち悪い。
夢だけど、過去同様にキモイ。嫌な思い出を夢でも体験させないで欲しい。が、自分の夢乍ら、拒否権が無い所が辛い現実だ。俯くと頭を掴まれ、更に強制させられる。ホントにホント…この夢は嫌だし嫌いだよ……。目を瞑れば良いのに、目を閉じる事も出来ない夢だしね。
気付けば、もう、女の子が司祭の前まで連れて行かれていた。司祭は「今より悪魔祓いを始める」と宣言する。女の子は酷く驚き、まごついていた。きっと何も聞かされていなかったのだろう。
司祭が祈り、司祭の右手に解呪の光が灯った。何の光かを判断できない無知な観客は、ソレを悪魔祓いの為の神聖な光だと信じたのかもしれない。観客それぞれからの感嘆の声が響き、その場を満たしていた。あぁ~、この先の光景は見たくない。ホントに見たくないから…勘弁して欲しいなぁ~……。
危険を感じたのだろう。訳も分からずに怯え、後退る女の子。司祭は笑顔で女の子の腕を強引に掴んだ。「いたい!」「いやだ!」「こわい!」「たすけて!!」女の子の心からの叫びに、誰も答えない。これから起こる事を観客が奇跡だと信じているからなのだろうか?周囲は誰も司祭を止めやしなかった。
司祭の周りを固めている武装した修道士も…、自分達が絶対的な正義であると信じているからか?「いたい!いたい!いたい!!」「はなして!」と泣き叫ぶ女の子の存在を無視し…、中には知っていながらも止めず…堪えらきれぬ笑いを嚙み殺し損じている者も存在していた……。胸糞悪い。この世界にも、その夢の中でも、前の世界と同様に慈悲深き神や仏は存在しちゃいない。
そしてとうとう、女の子の顔面に解呪の光を帯びた右手が触れた。腕が痛いと泣き叫んでいた女の子がビクリと震え、唐突に声を無くし動きを止める。息を飲み、どよめく観客。
司祭の手の光が霧散するのと同時に女の子の艶やかだった髪が色と質感を無くし、ボサボサに成ってボロボロと抜け落ち出したかと思うと、腕を掴まれたまま、女の子が崩れる様に、クタクタに成った古い縫い包みみたいに地に伏した。誰もコレを残酷だと思わないのだろうか?私は…何度夢で見ても…、ゾッとするのに……。
それを待っていたかの様に武装した修道士が拍手をし始めると、何処からともなく「悪魔祓いが成功した」と喝采が上がった。多分、司祭等が準備したサクラの仕業であろう。が、褒め称える空気は一気に伝染し観客の中に広まった。ペテンであるのに観客は誰も疑いやしない。
司祭が満面の笑みを浮かべ、咳き込み吐血する女の子だったモノを放り投げようとも、観客は一切、気にする様子が無い。寧ろ、一気に100歳くらい年を取ったかの様子の女の子だったモノを殺せと言い出した。司祭への称賛と、女の子だったモノへの殺せコールがその場を支配している。醜悪な光景だ。
私の耳元では、親切な暗殺者が「アレが不要と成った毒花の末路だ」と「毒花に選ばれた者は、毒の器に成り見目麗しく育つ為に呪われている」と教えてくれた。「アレみたいに老いて死にたくなかったら、解呪にだけは注意しろよ」とニヤケ乍ら言っていた。
その暗殺者は、腰を抜かし後退りする私を支え私の表情を見ては、本当に嬉しそうな顔をするのだ。当時の私はいったいどんな表情をしていたのだろうか?
でもまぁ、彼女は今でもそのままだ。そう言う時に本音が漏れるタイプの生き物だ。
「毒を飲んでも肌荒れすらしないのは、呪いの恩恵だ」と「本当は凄く醜いのに、呪いで見目良く擬態しているだけ」と出会う度に本音を零すのだ。一番最近では「あぁ、そんな表情でも綺麗だなんて憎らしい…本来の姿に戻った子等と同じ目に遭えば良いのに……」とも言っていた。
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