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学園卒業と同時に北の辺境伯に就任する予定の俺、ファレーズ・フォン・ノールには、東の辺境領出身のガルディア・エストゥと言う庇護欲掻き立てられる幼い雰囲気の婚約者が存在する。が、俺とガルディアに年の差が大きくある訳では無い。
ガルディアの学年は一つ下で、生まれ月が近い為、本質的な年齢差は無い筈なのだが、最近は身長差が大きく広がって、ガルディアの身長は俺の半分しかなく、ガルディアの見た目が見た目だけに、周囲から見ても我が儘で暴れん坊な小さい妹感が否めない。特に子供の頃とは違って仲良く出来てるから、兄妹感が否めないのかもしれない。
昔、ガルディア達と出会った頃の俺は、生まれる前から気に掛け、生まれてからは本当の妹の様に可愛がっていた当時の婚約者、2つ年下の従妹コリーヌとの婚約を突然破棄させられ、自分のモノを取られた的なショックを受けていた事もあって、ガルディアとは勿論、コリーヌの新しい婚約者と成ったチュテレールとも、直ぐには仲良く成れなかった。
特に東の辺境騎士団の偉い人から「コイツが新しい婚約者だぞ」とガルディアを紹介された時「女の癖に騎士団に入るとかありえねぇ~」と言って出会い頭で嫌われ…、婚約者の交換の訳を知り…ガルディアが祖父に引き取られるまでの経緯をチュテレールから又聞きするまでずっと…、ガルディアに対して酷い態度を取り続けてしまっていた…、今でもその当時の事を俺は後悔している……。
しかも、昔の自分は子供過ぎて上手に謝罪できず、もたもたする間に何度も何度もガルディアに嫌な顔をされ逃げ立ち去られ、チュテレールと協力関係を構築して謝るだけで1年以上を費やしたが許されず。ちゃんと話が出来るまで、仲良く成れるまでも、チュテレールと一緒に同じくらい努力と苦労を重ね、ガルディアと仲の良い騎士団の先輩方、何となく俺達がある意味で身の危険を感じる先輩方にも相談し、年単位の時間と何人かの先輩を犠牲にしてやっと、距離が縮まった程度だ。
今現在も、ガルディアと仲の良い先輩方のレベルまでには程遠い。何時か先輩方の様に、髪を乾かす為に髪を解くと、縦巻きロールの毛玉の様に成るガルディアの髪や頭を撫でてみたいものだ。
少しばかり余談と成るが、何故か俺はモフモフした動物に嫌われてて、騎士団員として自分の騎獣をテイムしに行った先で唯一テイムできたのが、鱗と針金みたいな鬣を持つ地竜。チュテレールとガルディアには羨ましがられたが、チュテレールの騎獣にも嫌われ気味で、今の所、ガルディアくらいしか触れそうなモフモフが存在していない。
ガルディアは婚約者なのだし、何時かはガルディアのテイムモンスターのシングに攻撃されず、放電しない(モフモフな)ガルディアを後ろから抱き締め思う存分に毛を撫で梳かしたい。
最近、ヴォルカン王子と従者のグラースが、ガルディアに余計なちょっかいを掛ける為、ガルディアとシングの機嫌が悪く、放電の電圧が高くて唯一触れる三つ編みの先の毛先を触ろうとするだけで痛い目を見る。もういい加減、鬱陶しいな!と思っていた所でガルディアが[完全武装の兵士に拉致られた]と言う話を耳にした。
正直、あの放電娘相手に金属武装だと命に係わる可能性が高い。もし万が一、兵士がガルディアの意識を奪う事に成功したとして、ガルディアのシングにガルディアの身が危険と判断されたら、金属武装でなくても普通に高電圧で消し炭にされる事だろう。
ガルディアよりもずっとシングの方がヤバイのだ。
結果、俺とチュテレールは「「ディアを拉致してった兵士達は無事か!」」とガルディアが拉致られた行先に駆け付けた訳なのだが、王子に命令されただけの兵士達が無事そうで何より。命があって良かったね。
但し、国の未来を担う予定が無い訳では無いヴォルカン王子とグラースが、シングに寄ってガルディアより格下に見られたりでもしたら大変だ。何かのタイミングでガルディアに対し、大きな態度で命令した拍子にシングに寄って獲物として狩られる可能性が高まる危険が発生する。ガルディアに大義名分があれば、正当防衛名目でシングに寄って狩られてしまう危険も増えてしまう。
大事な事なので重ねて宣言しよう。ガルディアはシングに身を任せ、薄紫色の放電を出す時に聞こえる高音を歌だと思い込んで溺愛しているが…、シングは…世界一危ないイキモノではないか?と…、俺達は、そう考えている……。
ガルディアの学年は一つ下で、生まれ月が近い為、本質的な年齢差は無い筈なのだが、最近は身長差が大きく広がって、ガルディアの身長は俺の半分しかなく、ガルディアの見た目が見た目だけに、周囲から見ても我が儘で暴れん坊な小さい妹感が否めない。特に子供の頃とは違って仲良く出来てるから、兄妹感が否めないのかもしれない。
昔、ガルディア達と出会った頃の俺は、生まれる前から気に掛け、生まれてからは本当の妹の様に可愛がっていた当時の婚約者、2つ年下の従妹コリーヌとの婚約を突然破棄させられ、自分のモノを取られた的なショックを受けていた事もあって、ガルディアとは勿論、コリーヌの新しい婚約者と成ったチュテレールとも、直ぐには仲良く成れなかった。
特に東の辺境騎士団の偉い人から「コイツが新しい婚約者だぞ」とガルディアを紹介された時「女の癖に騎士団に入るとかありえねぇ~」と言って出会い頭で嫌われ…、婚約者の交換の訳を知り…ガルディアが祖父に引き取られるまでの経緯をチュテレールから又聞きするまでずっと…、ガルディアに対して酷い態度を取り続けてしまっていた…、今でもその当時の事を俺は後悔している……。
しかも、昔の自分は子供過ぎて上手に謝罪できず、もたもたする間に何度も何度もガルディアに嫌な顔をされ逃げ立ち去られ、チュテレールと協力関係を構築して謝るだけで1年以上を費やしたが許されず。ちゃんと話が出来るまで、仲良く成れるまでも、チュテレールと一緒に同じくらい努力と苦労を重ね、ガルディアと仲の良い騎士団の先輩方、何となく俺達がある意味で身の危険を感じる先輩方にも相談し、年単位の時間と何人かの先輩を犠牲にしてやっと、距離が縮まった程度だ。
今現在も、ガルディアと仲の良い先輩方のレベルまでには程遠い。何時か先輩方の様に、髪を乾かす為に髪を解くと、縦巻きロールの毛玉の様に成るガルディアの髪や頭を撫でてみたいものだ。
少しばかり余談と成るが、何故か俺はモフモフした動物に嫌われてて、騎士団員として自分の騎獣をテイムしに行った先で唯一テイムできたのが、鱗と針金みたいな鬣を持つ地竜。チュテレールとガルディアには羨ましがられたが、チュテレールの騎獣にも嫌われ気味で、今の所、ガルディアくらいしか触れそうなモフモフが存在していない。
ガルディアは婚約者なのだし、何時かはガルディアのテイムモンスターのシングに攻撃されず、放電しない(モフモフな)ガルディアを後ろから抱き締め思う存分に毛を撫で梳かしたい。
最近、ヴォルカン王子と従者のグラースが、ガルディアに余計なちょっかいを掛ける為、ガルディアとシングの機嫌が悪く、放電の電圧が高くて唯一触れる三つ編みの先の毛先を触ろうとするだけで痛い目を見る。もういい加減、鬱陶しいな!と思っていた所でガルディアが[完全武装の兵士に拉致られた]と言う話を耳にした。
正直、あの放電娘相手に金属武装だと命に係わる可能性が高い。もし万が一、兵士がガルディアの意識を奪う事に成功したとして、ガルディアのシングにガルディアの身が危険と判断されたら、金属武装でなくても普通に高電圧で消し炭にされる事だろう。
ガルディアよりもずっとシングの方がヤバイのだ。
結果、俺とチュテレールは「「ディアを拉致してった兵士達は無事か!」」とガルディアが拉致られた行先に駆け付けた訳なのだが、王子に命令されただけの兵士達が無事そうで何より。命があって良かったね。
但し、国の未来を担う予定が無い訳では無いヴォルカン王子とグラースが、シングに寄ってガルディアより格下に見られたりでもしたら大変だ。何かのタイミングでガルディアに対し、大きな態度で命令した拍子にシングに寄って獲物として狩られる可能性が高まる危険が発生する。ガルディアに大義名分があれば、正当防衛名目でシングに寄って狩られてしまう危険も増えてしまう。
大事な事なので重ねて宣言しよう。ガルディアはシングに身を任せ、薄紫色の放電を出す時に聞こえる高音を歌だと思い込んで溺愛しているが…、シングは…世界一危ないイキモノではないか?と…、俺達は、そう考えている……。
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