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No04 次期君主も飼ってるからには山猫に愛されたい
035 暗雲期
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軟膏を渡され「持って行きなさいw」と、何故かジルイに有無を言わさず追い返された。そんな後宮にある医局からの帰り道。シャンマオは(擦り付ける側は、痛くなったりしないのだろうか?)とジエンの事を考え…、何時もとは違って、少し高い位置にある柵に囲まれた廊下から飛び降りる事も無く…、綺麗に整えられた庭木を眺めながら、ゆっくりと長い廊下を歩いている……。
不意に「…マオ……。」男とも女とも分からない優しい声色で、天葬の村が無くなるまで呼ばれていた愛称で呼ばれ、シャンマオは正面を見て立ち止まった。長い廊下の先には、シャンマオの双子の片割れが立っている。
シャンマオは([会いたく無かった]と言われたからって、ココで、逃げるのも変だよな…にしても…、あっちは、腰か?ジエンと父親との事情で色々と痛めてたりするんだろうな……。)と思って、その場に留まり。シャンマオの双子の兄は、時々…少し顔を顰めながら、ゆっくり歩いてシャンマオの目の前まで来た……。
「…(この人…、本当に私の双子の片割れなのか?宦官だけど…、下手な女より、色気があって美女っぽいw至近距離で見てコレって、性別間違えて生まれて来たんじゃ無かろうか?)…。」
「……。」
二人は暫く、無言で互いの様子を窺い合い。最初に口を開いたのは、シャンマオの兄の方だった。
「何故、あんな男の所に居る事を選んだ?あんなのと浮気するなよ…、マオの唯一無二は、僕だけって言ったのマオだろ?」
「…シーツー?(私と会いたく無いのではなかったのか?)シーツーと唯一無二の兄妹なのは今も変わらないけど、浮気?[あんなの]ってジエンの事か?」
「そうだ、何で、マオは[あんなの]の妾に収っているんだ!」
「…御家騒動に巻き込まれて、住む場所と生活基盤無くしたからかな?」
「それなら、姉さんと僕の元へ助けを求めに来るべきだろ?」
「は?私に[会いたく無かった]って言ったのそっちだろ?それに、敵対意思を見せる婕妤様に助けを乞う?冗談だろ?」
「違う!勘違いしている!!アレは、そんな意味で言ったんじゃない!姉さんだって、シャンマオが[あんなの]の元に行かなければ、あの様な態度を取ったりはしなかった筈だ!今からでも遅くない!僕の所に戻っておいで!!」
シャンマオは「あらやだw本当に女の子だわ!」「きっと、本物の山猫よ!」と言っていた婕妤を思い出し、心を一瞬だけ揺らし…、双子の兄がシャンマオに「会いたかったけど、会いたく無かった」と言った後の婕妤の態度を考え…、「それは無いなw」と言い切る……。
「婕妤…今は領主様の仔猫さん…だったっけ?貴方が[会いたく無かった]と言った時点で、道は分かれてんだよ……。それに私は、11歳のジエンに婕妤様がした事が普通に気に入らない。私が大切にしていたシーツーだと言うなら、知っている筈だろ?如何なる場合でも[仕返しをして良いのは本人にだけ]って…、身内が罪を知って自らの意思で償うなら兎も角、罪の償いをその身内に強要するのは罪だ。相手が弱かったり幼かったりする場合は尚更に悪い!だから、私は、心に傷を残しているジエンに償いをすると決めた。後付けだけどねw」
「待って!次男の方になら、まだしも…あれは、姉さんがアイツの事を好きだって告白して…」
「って、おい!そっちこそ待て!!それって、当て付けに、ジエンの部屋で先に襲われてたのはドウンって事か?って言うか…、んな事をしときながら[好き]とか告白したのか?怖い女だな…、それで告白して、同意を得ずに襲うって…、酷過ぎないか?なぁ~、シー…、自分がその襲われる立場なら、受け入れられたか?ジエンは嫌がってなかったか?怖がってなかったか?」
「そんなの、僕が無理矢理に去勢された時の事を考えれば、大した事じゃ…」
「シーツー!私は、自らが犯した罪の償いで無く、嫌がったり怖がったりしてるのを強要する事が良いとは思えない。シーツーは、自分より痛くなかったなら、誰が傷付けられても許される事だと言うのか?」
「だって、アイツの所為で僕は…」
シャンマオは溜息を吐き「残念だよ…」と言って、シャンマオの腕を掴もうとする唯一無二だと思っていた相手の手を振り払い立ち去る事を選ぶ。
「仔猫ちゃん…それは、ジエンが命じた事ではないだろ?」
不意に「…マオ……。」男とも女とも分からない優しい声色で、天葬の村が無くなるまで呼ばれていた愛称で呼ばれ、シャンマオは正面を見て立ち止まった。長い廊下の先には、シャンマオの双子の片割れが立っている。
シャンマオは([会いたく無かった]と言われたからって、ココで、逃げるのも変だよな…にしても…、あっちは、腰か?ジエンと父親との事情で色々と痛めてたりするんだろうな……。)と思って、その場に留まり。シャンマオの双子の兄は、時々…少し顔を顰めながら、ゆっくり歩いてシャンマオの目の前まで来た……。
「…(この人…、本当に私の双子の片割れなのか?宦官だけど…、下手な女より、色気があって美女っぽいw至近距離で見てコレって、性別間違えて生まれて来たんじゃ無かろうか?)…。」
「……。」
二人は暫く、無言で互いの様子を窺い合い。最初に口を開いたのは、シャンマオの兄の方だった。
「何故、あんな男の所に居る事を選んだ?あんなのと浮気するなよ…、マオの唯一無二は、僕だけって言ったのマオだろ?」
「…シーツー?(私と会いたく無いのではなかったのか?)シーツーと唯一無二の兄妹なのは今も変わらないけど、浮気?[あんなの]ってジエンの事か?」
「そうだ、何で、マオは[あんなの]の妾に収っているんだ!」
「…御家騒動に巻き込まれて、住む場所と生活基盤無くしたからかな?」
「それなら、姉さんと僕の元へ助けを求めに来るべきだろ?」
「は?私に[会いたく無かった]って言ったのそっちだろ?それに、敵対意思を見せる婕妤様に助けを乞う?冗談だろ?」
「違う!勘違いしている!!アレは、そんな意味で言ったんじゃない!姉さんだって、シャンマオが[あんなの]の元に行かなければ、あの様な態度を取ったりはしなかった筈だ!今からでも遅くない!僕の所に戻っておいで!!」
シャンマオは「あらやだw本当に女の子だわ!」「きっと、本物の山猫よ!」と言っていた婕妤を思い出し、心を一瞬だけ揺らし…、双子の兄がシャンマオに「会いたかったけど、会いたく無かった」と言った後の婕妤の態度を考え…、「それは無いなw」と言い切る……。
「婕妤…今は領主様の仔猫さん…だったっけ?貴方が[会いたく無かった]と言った時点で、道は分かれてんだよ……。それに私は、11歳のジエンに婕妤様がした事が普通に気に入らない。私が大切にしていたシーツーだと言うなら、知っている筈だろ?如何なる場合でも[仕返しをして良いのは本人にだけ]って…、身内が罪を知って自らの意思で償うなら兎も角、罪の償いをその身内に強要するのは罪だ。相手が弱かったり幼かったりする場合は尚更に悪い!だから、私は、心に傷を残しているジエンに償いをすると決めた。後付けだけどねw」
「待って!次男の方になら、まだしも…あれは、姉さんがアイツの事を好きだって告白して…」
「って、おい!そっちこそ待て!!それって、当て付けに、ジエンの部屋で先に襲われてたのはドウンって事か?って言うか…、んな事をしときながら[好き]とか告白したのか?怖い女だな…、それで告白して、同意を得ずに襲うって…、酷過ぎないか?なぁ~、シー…、自分がその襲われる立場なら、受け入れられたか?ジエンは嫌がってなかったか?怖がってなかったか?」
「そんなの、僕が無理矢理に去勢された時の事を考えれば、大した事じゃ…」
「シーツー!私は、自らが犯した罪の償いで無く、嫌がったり怖がったりしてるのを強要する事が良いとは思えない。シーツーは、自分より痛くなかったなら、誰が傷付けられても許される事だと言うのか?」
「だって、アイツの所為で僕は…」
シャンマオは溜息を吐き「残念だよ…」と言って、シャンマオの腕を掴もうとする唯一無二だと思っていた相手の手を振り払い立ち去る事を選ぶ。
「仔猫ちゃん…それは、ジエンが命じた事ではないだろ?」
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