リセットしてもヤンデレに犯される俺の話

多崎リクト

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一部 同じ日のループ

②※

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「涼太、愛してる」

 海斗にそう囁かれるとゾクゾクして肌が粟立つ。
 恋人を、部屋に招いた。キスもまだなのに、キスより先を期待して。

「……俺も、愛してる」

 そうして初めて触れた唇はどこか懐かしい感触がして。そもそも涼太はファーストキスなのにどうしてだろうと不思議に思う。
 触れるだけですごく満たされた気持ちになって、幸せで、胸が熱くなる。

「……涼太?」
「へ……あれ、なんで、俺?」

 勝手に涙がぽろぽろとこぼれ落ちていた。あれ、何でだろう。幸せすぎて泣いてる?
 海斗はこぼれた涙にキスするみたいにして頬に唇を寄せてくる。そういうイケメンなことをされたらまたドキドキしてしまうから、やめてほしい。今は心臓がとにかく落ち着かないのだ。

「嬉しくて泣いちゃったの?可愛い」

 うん、たぶんそうだ。
 泣き止まない涼太の顔中にキスを降らせながら、優しく抱きしめてくれる。好きだ。好きでたまらないのに、どこか不安になる。

 ……俺は、いつから海斗のことが好きだったんだっけ?

 ベッドに押し倒されて、海斗の頭越しに自室の天井を見上げる。何故か体がぴくりとも動かなくなる。
 あれ、何でだろう。

「やっ……ちょっと、まって」

 海斗は優しいから、まだ怖いといえば許してくれる。笑って、続きはまた今度ねと頭を撫でてくれる。だから、今日はやっぱりやめよう。
 震える手をどうにか動かして、海斗にすがる。海斗はやっぱり微笑んでくれて。

「ごめんね、待てない」
「ひっ」

 シャツのボタンを外されて、乳首をぎゅっと摘まれる。怖い。やだ、怖い。

「あっ♡♡やっ♡♡♡」
「涼太の可愛い乳首、ぷくんとしてて美味しそう……」
「ひぁっ♡♡なめちゃ、だめっ……っ♡」

 男の乳首なんてただの飾りみたいなものなのに、そこを舐められただけで体に電撃が走る。甘えるような声が勝手にあふれて止まらなくなる。

「やっ♡♡やだぁっ♡♡」
「可愛いね。気持ちいいくせに」

 海斗の手がズボン越しにペニスに触れてくる。それでようやく自身が勃起していることに気づく。

「ひんっ♡」

 海斗が触れるところ全てが気持ちよくて。ゾクゾクして。
 でも、なんだかずっと恐ろしくて。

 ズボンも下着も下ろされて、閉ざされたそこに海斗の指が触れる。

「やっ……」

 怖い。
 怖い。

「涼太のここにいっぱい俺の精液飲ませてあげるね」
「ひっ……あっ♡」

 ローションを纏わせた指があっさりと入り込んでくる。怖くてたまらないのに海斗の指を抵抗なく飲み込んでしまい、ゆっくりと体の内側から慣らされていく。
 これならすぐに海斗のペニスも入ってしまいそうだ。
 海斗と一つになりたくて仕方なかったくせに、それが急に恐ろしくてたまらなくなる。


「やっ……やだ、……許して」


 気がつけばポロポロと泣きながら、海斗を拒んでいた。

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