リセットしてもヤンデレに犯される俺の話

多崎リクト

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バッドエンド

⑦図書室で襲われてます※

 この誰かは、涼太に興奮しているのだろう。尻の狭間に押し付けられた熱で嫌でもわかってしまう。男同士ではあるけれど、ここまでわかりやすく欲望を向けられればその目的にも想像がつく。
 脱がされる前に逃げ出すべきだった。助けを呼ぶべきだった。いや、今からでも逃げるべきなのか?

「……っ」

 露出した性器を握られ、思わず漏れそうになった声を抑える。
 誰かわからない男にいきなり襲われて、脱がされて、ペニスを扱かれて。そんな恐怖と嫌悪しか抱かないような状況なのに、扱かれたペニスはすぐに勃起して透明な液を溢れさせる。

 本棚の向こうには日常があり、人の気配もある。もし誰かに見られたら……。誰かがこっちに来たら、どうしよう。

 ペニスを捕える手は大きく、背後から抱きしめられてすっぽりと涼太の体が閉じ込められてしまうのだから、おそらく身長も高いのだろう。
 だが、こんな悪ふざけでは済まないような行為をする人間が思い当たらない。

「涼太、可愛い」

 耳に吹き込むように囁かれた声にゾクゾクする。
 やっとのことで首を動かすと、楽しそうに涼太に悪戯している男の顔が見える。

 ……三浦海斗。

 クラスメイトだが、あまり話したことがない。少なくとも名前で呼ばれるような関係ではなかったはずだ。
 そもそも親しかったからといってこんなことを許す関係って何だろうか。少なくとも涼太は知らないし、存在して欲しくない。

「……や、」

 やめろと言おうとしたところで、腹を撫でていた方の手が尻に回ってくる。さわさわと撫でられて、くすぐったくて、また口を閉じる。

「こんなところで触られて興奮してるんだね」
「ちが……あっ♡」
「バレちゃうかもしれないって思うと気持ちよくなっちゃうんだもんね。涼太のことはよくわかってるよ」

 訳のわからないことを当然のような口調で囁き続けられて、まるで催眠のようだ。否定したくても口を開けばとんでもない声を出してしまいそうで、必死に口を塞ぐ。そうしている間にも三浦の手はとんでもないところへ伸びていって……あ、そこはヤバい。
 尻を撫でていた手がその狭間を撫でる。そこにあの熱を押し込む気なのだ。きっと。軽く押されたあの臍辺りまで深く押し込まれるのだ。経験したことがない行為なのにリアルに想像出来るのは何故だろう。

「……っ♡♡」

 いつの間にどうやったのか、ぬるぬるとした物をまとわりつかせた指が、アナルを撫でる。そうするとキュッと閉じていたはずのそこからほんの少しだけ力が抜けていくように感じた。
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