高校時代から大嫌いな男に懐かれて困っていたボスの話

多崎リクト

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 氷川が目覚めるまでの間、氷川のお尻を可愛がって待つことにした。眠っていて力の抜けたそこに針のない注射器を使ってローションを注入する。冷たさに氷川の体が揺れるけど、まだ目覚めるまではいかないようだ。
 お腹が膨らむほど注入してみたかったけど、今回はほどほどのところで我慢。僕の精液か、ローションとかで、氷川のお腹がぽっこり膨らむところが見てみたいなあ。次の機会までは我慢しよう。

 指を一本挿入し、氷川の中がしっかり濡れていることを確認。蠢く中が僕の指を締め付けてきて気持ちいい。
 ぐちゅぐちゅと中をかき回していると氷川の口から甘い声が漏れ始める。

「…………ぁ……あっ」

 まだ眠ってはいるようだが、だんだんと声が大きくなっていく。そろそろ起きる頃だろうか。指を二本に増やしながら、氷川の様子を見る。
 目が覚めたら自分のお尻に指が挿入されていて、しかも勃起していたりなんてしたら、いくら頭のいい氷川でも自分の置かれた状況がわからずに混乱するんだろうなあ。すごく可哀想で、とっても楽しそうな状況だ。

 二本の指で氷川の弱いところを探す。声が甘く痺れる箇所を見つけて、そこを執拗につつく。

「んっ……ああっ……」

 氷川もこういう声をあげるんだなあ。自慰をする時もこうなのだろうか?
 興味はつきない。
 もっと氷川の色んな顔が見たいし、氷川の感情に触れたい。

 勃起したペニスが透明な液をこぼし始める。甘い蜜に惹かれるように、それを口に含む。
 さすがに甘くはなかったが、想像していたほどの苦味ではない。僕のものと氷川のものでは味が違ったりするのだろうか。気になるが、いくら僕でも自分のものを味わう気にはなれない。

 口の中で転がすようにペニスを味わっていると、氷川の体がビクビクと跳ねる。それが面白くて夢中で舐めていると、ペニスがどんどん硬くなって、氷川の味が濃くなっていく。
 中に入れたままだった指を動かすと、また氷川の体が跳ねる。

「あ……ああっ、――ん?……」

 あ、目が覚めたかな?
 ネクタイで目隠ししてしまっているから、目が開いてるのかどうかわからない。どうやらまだ覚めきらないようで、戸惑ったように頭を左右に動かしている。

「何だ? はなせ……何して……っ!」

 戸惑いと制止の声に興奮して、中を抉ってしまう。先程までとは違って意識のある氷川は声を抑える。

 二本の指で中を開くと、注入したローションがとろりと溢れてくる。
 体の内側から得たいの知れないものが出てくる感覚に怯えているらしい氷川が可愛くて、とろとろと溢れるローションを掬ってまた中に押し戻す。
 わけもわからず、ただ唇を噛んで堪える氷川が可哀想で。
 可哀想で、愛おしい。
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