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第一章 グローリア編
5、微妙な感情
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オリビア達が到着した日の夜、キースが自室で読書をしていると、「連れてきたメイドは必ず近くにいないと困る」と急に言い出した妹の為に、仕方なく客室と続き部屋になっている隣の部屋も使うことになったと、ギルバートからの報告を受けた。
執事の話を聞きながら、彼は妹の我儘で世間知らずな行動に呆れていた。
(普通は客室用の部屋にメイドを泊まらせることはないのだが――)
何かを期待していたわけでもないのに、なぜか残念だと思ってしまう自分がいることに、キースは違和感を抱きつつ、それが何なのかはわかっていなかった。
屋敷に到着したばかりの妹を部屋に案内した時、キースはこのように言っていた。
「ここに滞在する間は好きにしていい。私は忙しいので、いなくても気にしないでくれ。何かあればここにいるギルバートが対応するから」
妹と関わりたくないと本気で思っているキースから、このように突き放す態度で言われたサラは、少し驚いたような、それでいて残念そうに、小さな声で返事をした。
「はい…」
そして、初日の夕食時、テーブルには豪華な料理が並んでいるにも関わらず、キースは現れなかった。サラはほっとしていたが、どこか寂しげな様子で、食事がなかなか進まない。
部屋に残してきたメイドたちを心配しているのだろうかと思ったギルバートが「彼女たちは部屋で食事をとっている」と教えてあげると、少しは安心できたようで、それから黙々と食べ始めたのだった。
※ ※ ※
翌日の午後、書斎に紅茶を運んできた執事の様子がいつもと違うことに気づいたキースは、興味本位でその理由を尋ねた。
聞けば、今朝、妹と共に庭を散策した時の出来事が忘れられず、顔がほころんでしまうらしい。
「小さな蛙がオリビア様のドレスに跳びついてきたのですが、驚いたお嬢様が日傘を握りしめたまま、腰を振ってドレスを一所懸命に揺らしたんです。しかもその蛙に向かって『あっちに行きなさい』と可愛らしい声で叱りつけたものですから…」
なかなか離れない蛙に対し、その場でくるくると回りながら四苦八苦している様子を見ていたギルバートが、笑いそうになるのを堪えながら手袋をした手で蛙を追い払ってやると、
「みっともない所をお見せしました」
と顔を真っ赤にして謝ってきたとのこと。
一連の可愛らしい行動を思い出し、話しながら笑ってしまう口元を押し隠す執事を見て、キースはふぅん、とつぶやいただけだった。
上質な香りを放つ紅茶を飲みながら、昨日見たオリビアの顔がふと脳裏に浮かんでくる。
(この紅茶を飲むオリビアの顔を見てみたい……)
彼は自分でも気付かないうちに、何を口実にオリビアを誘うか考え始めていた。書類を手に持ちながら、別のことに思いふけっている主の様子に気づいた執事が、さりげなく言葉をかけた。
「明日、旦那様もこちらへいらっしゃいますが、オリビア様に事前にお伝えしておくことなどございますか?」
思考を読まれた気がしたキースは眉をひそめ、書類から手を放し、今度はティーカップの取手を撫でながら何か考えている。
「――私から話すから、夕食後、書斎に連れてきてくれ。その時、これと同じものを出すように」
「承知いたしました」
書斎を出ていく執事を見送った後、キースは椅子の上で姿勢を崩し、しばらくの間考え事をしながら天井を見上げていた。
※ ※ ※
午後のティータイムを終えて、サラは部屋に戻ってきた。そこへやって来た執事から、今日の夕食後、キースに書斎に招かれていると聞かされると、嫌とも言えず、その場で承諾してしまった。
執事が部屋を出ていくのを見届けてから、隣室にいるオリビアに慌ててそのことを伝える。
「昨日も気づかれなかったんだから問題ないわよ。サラは私によく似ているし。まぁ、瞳の色は少し薄いけど…前髪で隠してしまえばどうにかなるわよ」
オリビアはそう言いながら、どこからかハサミを持ち出してくると、サラの前髪をいきなり無造作に掴んで、ジョキジョキと切り始めた。
突然の出来事に、サラは驚いて悲鳴をあげそうになるが、オリビアの真剣な顔が目の前にあると何も言えず、必死になって堪えている。近くにいるもう一人のメイドは、口を押えて立ちすくんでいた。
オリビアの体が離れてから、恐る恐る鏡を見てみれば、目より下の位置でザキザキに切られた前髪が悲惨な有様になっている。
「じゃあ、私はお昼寝するから、夕食になったら起こしてね。ドレスは汚されたら嫌だから古い物から着てちょうだい。虫がついたものなんて見たくないわ」
すたすたとベッドへ歩いていくオリビアと対象的に、サラはその場で力が抜け落ちたかのように座り込んでしまった。側で見ていたメイドもずっと固まって動けずにいたがーー
「……サラ。こっちに来て。私が髪を整えてあげるから」
そう言って、サラの肩を支えながら、近くにあった椅子に座らせた。
「…ありがとうございます。ジェーンさん」
今回の旅に一緒に来ているメイドの「ジェーン」は、サラの次に、何かとオリビアに呼びつけられることの多い人だった。
ジェーンはサラと目が合っても、いつも気まずそうに視線をそらしたり、あからさまに避けるような行動をとることもあったので、サラは嫌われていると思っていた。
そのジェーンが、無残に切られたサラの前髪を整えながら、ふと話しかけてきた。
「サラの髪もきれいね。さすが、お嬢様のおめがねに叶った子だわ」
嫌味にも受け取れるが、目を閉じて聞けば哀れみに近い口調だったので、サラは深く考えないことにした。
「さぁ。これでさっきよりマシになったわ。ここは私が片付けておくから、顔を洗って、夕食に間に合うように適当なドレスに着替えてちょうだい」
目を覆う長さはまだ不自然であるが、ジェーンに感謝を述べた後、サラは洗面所へと向かった。その後ろ姿をジェーンは複雑な面持ちで見つめていた。
じつはジェーンは昔、オリビアと不条理な取引をしたあの日のことで、ずっと罪悪感を抱えていた。あのことがきっかけで、サラは屋敷に連れてこられたのだ。ジェーンは気まずさを隠す為に、常にサラと距離を置くようにしてきたが、他の使用人たちの陰口はしっかりと耳にしていた。
サラが屋敷に来てからオリビアの癇癪が減ったことについて、使用人の間ではサラに感謝と同情を寄せる声が多かった。しかし、数年も経てば人は忘れてしまうもので、特に新しい使用人たちからは、綺麗な格好をしたサラを見かけると「なぜあの子ばかりが」と嫉妬混じりの陰口がささやかれるようになった。
事実として、サラは万人に愛される顔立ちをしていて、その所作も完璧だ。オリビアも十分に美しく、外見は天使のようであることに違いないのだが、その気性は誰よりも激しい。
サラを想うと、薄れていたはずの罪悪感が、再びジェーンの心に影を落としていった。
※ ※ ※
夕食後、書斎にやって来たサラを見たキースは、前日と違う妹の容姿に驚きを隠せず、顔を見た瞬間に問い詰めた。
「どうしたんだ。その前髪は」
近くにいるギルバートも気になっていたようで、聞き耳を立てている。
ショックな出来事からまだ完全に抜け出せていなかったサラは、入室してすぐに投げられた質問に驚いてしまい、どんな言い訳も思い浮かばず、慌てふためいてしまった。
「は、はい!自分で切ってしまいました!」
「自分で切った、だと?」
妹のあまりにも軽率な行動と幼稚な答えに絶句してしまうキース。貴族令嬢が何を思って衝動的に自分で切ってしまったのか、そんな動機など知りたくもないと、彼は苛立ちを隠せない。
「なんだってそんなことを…!あぁ、もう、どうでもいい…!明日、父上がこの屋敷に来る。具体的な時間は知らされていないが、常に出られるよう心しておくように」
「はい」
「話は以上だ。戻っていい」
「は、はい」
キースの怒り声に怯えて、サラはそそくさと退室した。
(ふー!怖かった。お嬢様はキース様から疎ましく思われているようだし、今後のためにもあまり会話はないほうがいいわ…。でも、問題は明日ね…)
サラは重い足取りで部屋に向かって歩き出した。
執事の話を聞きながら、彼は妹の我儘で世間知らずな行動に呆れていた。
(普通は客室用の部屋にメイドを泊まらせることはないのだが――)
何かを期待していたわけでもないのに、なぜか残念だと思ってしまう自分がいることに、キースは違和感を抱きつつ、それが何なのかはわかっていなかった。
屋敷に到着したばかりの妹を部屋に案内した時、キースはこのように言っていた。
「ここに滞在する間は好きにしていい。私は忙しいので、いなくても気にしないでくれ。何かあればここにいるギルバートが対応するから」
妹と関わりたくないと本気で思っているキースから、このように突き放す態度で言われたサラは、少し驚いたような、それでいて残念そうに、小さな声で返事をした。
「はい…」
そして、初日の夕食時、テーブルには豪華な料理が並んでいるにも関わらず、キースは現れなかった。サラはほっとしていたが、どこか寂しげな様子で、食事がなかなか進まない。
部屋に残してきたメイドたちを心配しているのだろうかと思ったギルバートが「彼女たちは部屋で食事をとっている」と教えてあげると、少しは安心できたようで、それから黙々と食べ始めたのだった。
※ ※ ※
翌日の午後、書斎に紅茶を運んできた執事の様子がいつもと違うことに気づいたキースは、興味本位でその理由を尋ねた。
聞けば、今朝、妹と共に庭を散策した時の出来事が忘れられず、顔がほころんでしまうらしい。
「小さな蛙がオリビア様のドレスに跳びついてきたのですが、驚いたお嬢様が日傘を握りしめたまま、腰を振ってドレスを一所懸命に揺らしたんです。しかもその蛙に向かって『あっちに行きなさい』と可愛らしい声で叱りつけたものですから…」
なかなか離れない蛙に対し、その場でくるくると回りながら四苦八苦している様子を見ていたギルバートが、笑いそうになるのを堪えながら手袋をした手で蛙を追い払ってやると、
「みっともない所をお見せしました」
と顔を真っ赤にして謝ってきたとのこと。
一連の可愛らしい行動を思い出し、話しながら笑ってしまう口元を押し隠す執事を見て、キースはふぅん、とつぶやいただけだった。
上質な香りを放つ紅茶を飲みながら、昨日見たオリビアの顔がふと脳裏に浮かんでくる。
(この紅茶を飲むオリビアの顔を見てみたい……)
彼は自分でも気付かないうちに、何を口実にオリビアを誘うか考え始めていた。書類を手に持ちながら、別のことに思いふけっている主の様子に気づいた執事が、さりげなく言葉をかけた。
「明日、旦那様もこちらへいらっしゃいますが、オリビア様に事前にお伝えしておくことなどございますか?」
思考を読まれた気がしたキースは眉をひそめ、書類から手を放し、今度はティーカップの取手を撫でながら何か考えている。
「――私から話すから、夕食後、書斎に連れてきてくれ。その時、これと同じものを出すように」
「承知いたしました」
書斎を出ていく執事を見送った後、キースは椅子の上で姿勢を崩し、しばらくの間考え事をしながら天井を見上げていた。
※ ※ ※
午後のティータイムを終えて、サラは部屋に戻ってきた。そこへやって来た執事から、今日の夕食後、キースに書斎に招かれていると聞かされると、嫌とも言えず、その場で承諾してしまった。
執事が部屋を出ていくのを見届けてから、隣室にいるオリビアに慌ててそのことを伝える。
「昨日も気づかれなかったんだから問題ないわよ。サラは私によく似ているし。まぁ、瞳の色は少し薄いけど…前髪で隠してしまえばどうにかなるわよ」
オリビアはそう言いながら、どこからかハサミを持ち出してくると、サラの前髪をいきなり無造作に掴んで、ジョキジョキと切り始めた。
突然の出来事に、サラは驚いて悲鳴をあげそうになるが、オリビアの真剣な顔が目の前にあると何も言えず、必死になって堪えている。近くにいるもう一人のメイドは、口を押えて立ちすくんでいた。
オリビアの体が離れてから、恐る恐る鏡を見てみれば、目より下の位置でザキザキに切られた前髪が悲惨な有様になっている。
「じゃあ、私はお昼寝するから、夕食になったら起こしてね。ドレスは汚されたら嫌だから古い物から着てちょうだい。虫がついたものなんて見たくないわ」
すたすたとベッドへ歩いていくオリビアと対象的に、サラはその場で力が抜け落ちたかのように座り込んでしまった。側で見ていたメイドもずっと固まって動けずにいたがーー
「……サラ。こっちに来て。私が髪を整えてあげるから」
そう言って、サラの肩を支えながら、近くにあった椅子に座らせた。
「…ありがとうございます。ジェーンさん」
今回の旅に一緒に来ているメイドの「ジェーン」は、サラの次に、何かとオリビアに呼びつけられることの多い人だった。
ジェーンはサラと目が合っても、いつも気まずそうに視線をそらしたり、あからさまに避けるような行動をとることもあったので、サラは嫌われていると思っていた。
そのジェーンが、無残に切られたサラの前髪を整えながら、ふと話しかけてきた。
「サラの髪もきれいね。さすが、お嬢様のおめがねに叶った子だわ」
嫌味にも受け取れるが、目を閉じて聞けば哀れみに近い口調だったので、サラは深く考えないことにした。
「さぁ。これでさっきよりマシになったわ。ここは私が片付けておくから、顔を洗って、夕食に間に合うように適当なドレスに着替えてちょうだい」
目を覆う長さはまだ不自然であるが、ジェーンに感謝を述べた後、サラは洗面所へと向かった。その後ろ姿をジェーンは複雑な面持ちで見つめていた。
じつはジェーンは昔、オリビアと不条理な取引をしたあの日のことで、ずっと罪悪感を抱えていた。あのことがきっかけで、サラは屋敷に連れてこられたのだ。ジェーンは気まずさを隠す為に、常にサラと距離を置くようにしてきたが、他の使用人たちの陰口はしっかりと耳にしていた。
サラが屋敷に来てからオリビアの癇癪が減ったことについて、使用人の間ではサラに感謝と同情を寄せる声が多かった。しかし、数年も経てば人は忘れてしまうもので、特に新しい使用人たちからは、綺麗な格好をしたサラを見かけると「なぜあの子ばかりが」と嫉妬混じりの陰口がささやかれるようになった。
事実として、サラは万人に愛される顔立ちをしていて、その所作も完璧だ。オリビアも十分に美しく、外見は天使のようであることに違いないのだが、その気性は誰よりも激しい。
サラを想うと、薄れていたはずの罪悪感が、再びジェーンの心に影を落としていった。
※ ※ ※
夕食後、書斎にやって来たサラを見たキースは、前日と違う妹の容姿に驚きを隠せず、顔を見た瞬間に問い詰めた。
「どうしたんだ。その前髪は」
近くにいるギルバートも気になっていたようで、聞き耳を立てている。
ショックな出来事からまだ完全に抜け出せていなかったサラは、入室してすぐに投げられた質問に驚いてしまい、どんな言い訳も思い浮かばず、慌てふためいてしまった。
「は、はい!自分で切ってしまいました!」
「自分で切った、だと?」
妹のあまりにも軽率な行動と幼稚な答えに絶句してしまうキース。貴族令嬢が何を思って衝動的に自分で切ってしまったのか、そんな動機など知りたくもないと、彼は苛立ちを隠せない。
「なんだってそんなことを…!あぁ、もう、どうでもいい…!明日、父上がこの屋敷に来る。具体的な時間は知らされていないが、常に出られるよう心しておくように」
「はい」
「話は以上だ。戻っていい」
「は、はい」
キースの怒り声に怯えて、サラはそそくさと退室した。
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