183 / 302
PANDA EXPRESS
「あ゛~死ぬ。マジ死ぬ」
「どうしたんスか呉哥哥、目の下にドス黒ぇ隈ができてるっすよ。寝不足っすか」
「ぎゃんぎゃん騒ぐなこちとら徹夜明けだ」
「昨晩はお楽しみで?」
「愛人股にかけてヌきまくってもおさまんなくてまいっちまうぜ」
「いいじゃないすか、女どもは嬉しい悲鳴っすよ」
「まだまだ現役なのは有り難ェけどな。そーいや劉、お前こないだ預けた精力剤の在庫どうした?」
「信頼できる筋に預けたって言ったでしょ。バテてねェで昼飯っすよホラ、早く食っちまいましょ」
「またデリバリーのチャイニーズか」
「好きでしょパンダエクスプレス。大戦前から続いてるなんてすごいっスよね、愛されてる」
「オレンジチキンは?」
「売り切れでした」
「買い直し。とっとと行ってこい」
「はあ?今から?また行列並び直せってんすか、外小雨がぱら付いてんのに。せめて飯食ってから」
「背中とお腹がドッキングしそうな腹ぺこちゃんの俺様さしおいて自分だけ食おうって?血も涙もねー舎弟は胃液がでなくなるまで締め上げるか」
「…………是」
「あ~~だり~~~そんなにオレンジチキン食いたきゃテメェで並べっての業突く蛇、どーせ味わかんねー馬鹿舌なんだから別のだっていいじゃん俺だって腹空いたっての。オレンジチキンは鉄板メニューなんだからこの時間帯はどこも売り切れだって、もう三軒目だぜ勘弁してくれ……けどまァ、しっかりクスリ効いてんのはいい気味。茶に混ぜりゃバレねーし味覚音痴で助かった」
「独り言激しいね。心の病?」
「うわびっくりした。ってまたお前か」
「俺だけど悪い?」
「悪かねーけど……あー、そのー……こないだの栄養剤ドリンクどうだった?」
「効き目ばっちり。顔見ればわかるだろ」
「出涸らしになるまで搾り取られたって感じだな。頬こけてねーか」
「元凶がどの口で言うかな」
「……ホント悪い、でものっぴきならねー事情があったんだ。わかるだろむしろわかれ」
「申し開きは受け付けない。どうせまた上司の無茶振りで不良在庫押し付けられたとかでせこい同情引くんだろ」
「…………」
「図星」
「発注ミスで大量に抱えてたんだ。何箱か捌いてこいって命じられて」
「で、エレベーターに相乗りした俺をまんまとだまして引き取らせたと」
「ちゃんと元気になる薬って言ったろ」
「元気になる部位を説明しないのは手落ちだろ」
「精力剤だって広義の栄養剤だろーが、ちゃんと快楽天の漢方薬局で売ってるヤツだし非合法な成分は入ってねぇぞ多分。大体鬼畜上司にゲンナリしてるからって栄養ドリンク箱買いするかよ、一目で訳ありって察しやがれ」
「童貞に精力剤なんてなおのこと必要ない」
「キャラ変わってね?」
「誰かさんのせいでね」
「ホントすまなかった、俺も困ってたんだ。段ボール三段重ねで腕は痺れちまうし、シンクやトイレに流すの厳禁だって言い付けられてっし」
「見てなきゃわからないだろ」
「嗅ぎ付けそうで怖ェ」
「強迫観念が凄まじい」
「な、頼む、許してくれ。パンダエクスプレスおごっから」
「……仕方ないな」
「え?」
「え?ってなに」
「あ、いや……思いのほかあっさり許してくれたから」
「劉を責めても仕方ない。よく聞かなかった俺も悪いし」
「お前いいヤツだな」
「列進むよ」
「おっと。この店にはよく来んの?」
「パンダエクスプレスはたまに利用するよ。今日は近所のデリカッセンが休みで、ちょっと足を伸ばしてみたんだ。本場のチャイニーズが手軽に愉しめていいよね」
「本場ってゆーと語弊があるけどな。大分こっち風にアレンジされてるし」
「そうなんだ。大戦前から続く有名チェーン店なんだろ」
「らしいな、よく知んねーけど」
「赤い包装にパンダのイラストが可愛いよね。ここのオレンジチキンが絶品でさ、すっかりファンなんだ。会計でもらえるフォーチュンクッキーも楽しみで」
「食べ物の話になるとホントいい笑顔になるな」
「劉は?やっぱり毎食チャイニーズなの」
「ってわけでもねえけど……まあ大抵はそうか。近場で便利だからよく来るんだ。中華料理屋なら下にもあるけど、生憎と今日は休みで」
「一緒だね」
「変な偶然」
「なんでパンダエクスプレスっていうか知ってる?」
「あー……イケてる中華を超特急で出すからとか?あてずっぽだけど」
「なるほどそれでか」
「素で感心してっけど前振り的にそっちがトリビアたれるんじゃねーのかよ」
「いや、単純に劉なら知ってると思って。半分中国人だし」
「お前の番だぞ」
「先いいの?」
「譲ってやる。せめてもの詫び」
「じゃあ遠慮なく……すいません、メインはオレンジチキンとモンゴリアンポークとストリングビーンチキンとクンパオチキンとブロッコリービーフとシャンハイステーキとエッグプラントトーフとグリルドマンドリンチキン」
「ちょっと待て」
「サイドメニューはホワイトライスとチャオメンとフライドライスでお願いします」
「全制覇かよ??テイクアウトの概念思い出せよ」
「おごってくれるんだろ?」
「いやおごるけどさ……メインは一個に絞れよ」
「俺のツバメさんが部屋で腹空かせて待ってるんだ、半分持てよ」
「わかったわかった、全部俺が悪いんだよなハイハイ。財布役でも荷物持ちでも好きに使え」
「次は劉の番」
「メインはオレンジチキンでサイドはチャオメン」
「フォーチュンクッキーもらった」
「ここで食うのかよ?」
「中身が気になるじゃん」
「で、今日の運勢は」
「『類は友を呼ぶ。買い出しにでると吉。ラッキーパーソーンは低血圧の友人』だってさ。劉は?」
「ここで割んの?」
「いいから」
「えーと、待てよ……『旅は道連れ世は情け。上司と反りが合わない。ラッキーパーソーンは列の前の人』。うるせーばーか」
「捨てるなよ道が汚れる」
「中身ならいいじゃん、もとから汚れてんだし」
「捨てたのがクッキーの方なら本気で怒る。けど劉がいてくれて助かった、一回やってみたかったんだよねパンダエクスプレスのテイクアウトメニュー全制覇。スワローも驚くぞ」
「両手塞がって煙草も喫えねェよ」
「この程度で許してやろうっていうんだから感謝してほしいね」
「幸せそうな顔でフォーチュンクッキー齧ってんじゃねー、頬ぺたにクズ付いてんぞ」
「砂糖とアーモンドとココナッツかな……イケるよこれ。ああそうだ、捨てる位なら劉の貸して」
「おい待て何す」
「オミクジは引いたあと結ぶと願いが叶うって聞いた」
「俺の髪に結ぶな。てかそれよその国の文化だろ、混ぜんな」
「似合うよ……ぷくく。かわいい」
「無理矢理結ぶなって、あーもーぜってェおもしれーことになってんだろアタマ……すれちがうヤツらじろじろ見てっし」
「前髪伸びすぎだから纏めなよ、目に入ると痛そうだ」
「ほっとけ、人の顔まともに見たくねーんだ」
「悪い結果でもこうすれば厄を祓える」
「そーゆーインチキくせえ知識どこから仕入れてくんの」
「母さんの馴染みに東洋人がいたんだ。一回居合を見せてもらった」
「ありがとう劉、助かった」
「どういたしまして」
「遅かったじゃねェか駄バト、どこで時間食って……げ、劉」
「げってなんだよ失礼な奴だな」
「途中で会って運ぶの手伝ってもらったんだ」
「何その引く荷物」
「パンダエクスプレスのテイクアウト、前に全制覇したいって言ってたろお前。ほら、オレンジチキンもある」
「へー、偶然バッタリってか。ところでそっちのイエローチキンはなんでおもしれー頭してんの?」
「犯人はテメェの兄貴だよ、手え塞がっててとれねーんだよ」
「厄除けにオミクジ結んだ。どうでもいいけど出てくるなら服着ろ」
「着てんじゃん何が不満だ」
「ジーンズ一丁は着たうちに入らない、上も何か羽織れ」
「人のセミヌードを猥褻物と同列に語るんじゃねえ、出すとこ出しゃ立派に金とれる芸術品だ」
「露出狂には違いないしアパートの廊下で出す物なんて絶対にない、断固としてない。芸術で金とろうって俗っぽい発想がまず嫌だ」
「芸術ってなァ認めんだな?俺の勝ち」
「待って今のなし取り消し」
「あのさ……用済んだら帰っていい?まだデリバリー残ってるんで」
「遊んでくなら歓迎だぜ、テメェにもらった栄養ドリンクまだたんまり残ってんだ」
「そりゃ良かった、膀胱炎になるまで飲んでくれ」
「とっちまうのかよもったいねえ」
「ンなふざけた頭で帰ったらぶっ殺される。じゃあな」
「ただいま帰りました」
「待ってました俺のオレンジチキンちゃん、とっととよこせ」
「……俺の飯は?」
「あん?」
「出る時テーブルにおいといた俺の飯。ホワイトライスとモンゴリアンポーク」
「あーアレな。味付け濃くて飯が進んだ」
「……死ね」
「茶は?とっとと淹れてこい、うんと濃くしろよ」
「濃縮還元了解っす」
「どうしたんスか呉哥哥、目の下にドス黒ぇ隈ができてるっすよ。寝不足っすか」
「ぎゃんぎゃん騒ぐなこちとら徹夜明けだ」
「昨晩はお楽しみで?」
「愛人股にかけてヌきまくってもおさまんなくてまいっちまうぜ」
「いいじゃないすか、女どもは嬉しい悲鳴っすよ」
「まだまだ現役なのは有り難ェけどな。そーいや劉、お前こないだ預けた精力剤の在庫どうした?」
「信頼できる筋に預けたって言ったでしょ。バテてねェで昼飯っすよホラ、早く食っちまいましょ」
「またデリバリーのチャイニーズか」
「好きでしょパンダエクスプレス。大戦前から続いてるなんてすごいっスよね、愛されてる」
「オレンジチキンは?」
「売り切れでした」
「買い直し。とっとと行ってこい」
「はあ?今から?また行列並び直せってんすか、外小雨がぱら付いてんのに。せめて飯食ってから」
「背中とお腹がドッキングしそうな腹ぺこちゃんの俺様さしおいて自分だけ食おうって?血も涙もねー舎弟は胃液がでなくなるまで締め上げるか」
「…………是」
「あ~~だり~~~そんなにオレンジチキン食いたきゃテメェで並べっての業突く蛇、どーせ味わかんねー馬鹿舌なんだから別のだっていいじゃん俺だって腹空いたっての。オレンジチキンは鉄板メニューなんだからこの時間帯はどこも売り切れだって、もう三軒目だぜ勘弁してくれ……けどまァ、しっかりクスリ効いてんのはいい気味。茶に混ぜりゃバレねーし味覚音痴で助かった」
「独り言激しいね。心の病?」
「うわびっくりした。ってまたお前か」
「俺だけど悪い?」
「悪かねーけど……あー、そのー……こないだの栄養剤ドリンクどうだった?」
「効き目ばっちり。顔見ればわかるだろ」
「出涸らしになるまで搾り取られたって感じだな。頬こけてねーか」
「元凶がどの口で言うかな」
「……ホント悪い、でものっぴきならねー事情があったんだ。わかるだろむしろわかれ」
「申し開きは受け付けない。どうせまた上司の無茶振りで不良在庫押し付けられたとかでせこい同情引くんだろ」
「…………」
「図星」
「発注ミスで大量に抱えてたんだ。何箱か捌いてこいって命じられて」
「で、エレベーターに相乗りした俺をまんまとだまして引き取らせたと」
「ちゃんと元気になる薬って言ったろ」
「元気になる部位を説明しないのは手落ちだろ」
「精力剤だって広義の栄養剤だろーが、ちゃんと快楽天の漢方薬局で売ってるヤツだし非合法な成分は入ってねぇぞ多分。大体鬼畜上司にゲンナリしてるからって栄養ドリンク箱買いするかよ、一目で訳ありって察しやがれ」
「童貞に精力剤なんてなおのこと必要ない」
「キャラ変わってね?」
「誰かさんのせいでね」
「ホントすまなかった、俺も困ってたんだ。段ボール三段重ねで腕は痺れちまうし、シンクやトイレに流すの厳禁だって言い付けられてっし」
「見てなきゃわからないだろ」
「嗅ぎ付けそうで怖ェ」
「強迫観念が凄まじい」
「な、頼む、許してくれ。パンダエクスプレスおごっから」
「……仕方ないな」
「え?」
「え?ってなに」
「あ、いや……思いのほかあっさり許してくれたから」
「劉を責めても仕方ない。よく聞かなかった俺も悪いし」
「お前いいヤツだな」
「列進むよ」
「おっと。この店にはよく来んの?」
「パンダエクスプレスはたまに利用するよ。今日は近所のデリカッセンが休みで、ちょっと足を伸ばしてみたんだ。本場のチャイニーズが手軽に愉しめていいよね」
「本場ってゆーと語弊があるけどな。大分こっち風にアレンジされてるし」
「そうなんだ。大戦前から続く有名チェーン店なんだろ」
「らしいな、よく知んねーけど」
「赤い包装にパンダのイラストが可愛いよね。ここのオレンジチキンが絶品でさ、すっかりファンなんだ。会計でもらえるフォーチュンクッキーも楽しみで」
「食べ物の話になるとホントいい笑顔になるな」
「劉は?やっぱり毎食チャイニーズなの」
「ってわけでもねえけど……まあ大抵はそうか。近場で便利だからよく来るんだ。中華料理屋なら下にもあるけど、生憎と今日は休みで」
「一緒だね」
「変な偶然」
「なんでパンダエクスプレスっていうか知ってる?」
「あー……イケてる中華を超特急で出すからとか?あてずっぽだけど」
「なるほどそれでか」
「素で感心してっけど前振り的にそっちがトリビアたれるんじゃねーのかよ」
「いや、単純に劉なら知ってると思って。半分中国人だし」
「お前の番だぞ」
「先いいの?」
「譲ってやる。せめてもの詫び」
「じゃあ遠慮なく……すいません、メインはオレンジチキンとモンゴリアンポークとストリングビーンチキンとクンパオチキンとブロッコリービーフとシャンハイステーキとエッグプラントトーフとグリルドマンドリンチキン」
「ちょっと待て」
「サイドメニューはホワイトライスとチャオメンとフライドライスでお願いします」
「全制覇かよ??テイクアウトの概念思い出せよ」
「おごってくれるんだろ?」
「いやおごるけどさ……メインは一個に絞れよ」
「俺のツバメさんが部屋で腹空かせて待ってるんだ、半分持てよ」
「わかったわかった、全部俺が悪いんだよなハイハイ。財布役でも荷物持ちでも好きに使え」
「次は劉の番」
「メインはオレンジチキンでサイドはチャオメン」
「フォーチュンクッキーもらった」
「ここで食うのかよ?」
「中身が気になるじゃん」
「で、今日の運勢は」
「『類は友を呼ぶ。買い出しにでると吉。ラッキーパーソーンは低血圧の友人』だってさ。劉は?」
「ここで割んの?」
「いいから」
「えーと、待てよ……『旅は道連れ世は情け。上司と反りが合わない。ラッキーパーソーンは列の前の人』。うるせーばーか」
「捨てるなよ道が汚れる」
「中身ならいいじゃん、もとから汚れてんだし」
「捨てたのがクッキーの方なら本気で怒る。けど劉がいてくれて助かった、一回やってみたかったんだよねパンダエクスプレスのテイクアウトメニュー全制覇。スワローも驚くぞ」
「両手塞がって煙草も喫えねェよ」
「この程度で許してやろうっていうんだから感謝してほしいね」
「幸せそうな顔でフォーチュンクッキー齧ってんじゃねー、頬ぺたにクズ付いてんぞ」
「砂糖とアーモンドとココナッツかな……イケるよこれ。ああそうだ、捨てる位なら劉の貸して」
「おい待て何す」
「オミクジは引いたあと結ぶと願いが叶うって聞いた」
「俺の髪に結ぶな。てかそれよその国の文化だろ、混ぜんな」
「似合うよ……ぷくく。かわいい」
「無理矢理結ぶなって、あーもーぜってェおもしれーことになってんだろアタマ……すれちがうヤツらじろじろ見てっし」
「前髪伸びすぎだから纏めなよ、目に入ると痛そうだ」
「ほっとけ、人の顔まともに見たくねーんだ」
「悪い結果でもこうすれば厄を祓える」
「そーゆーインチキくせえ知識どこから仕入れてくんの」
「母さんの馴染みに東洋人がいたんだ。一回居合を見せてもらった」
「ありがとう劉、助かった」
「どういたしまして」
「遅かったじゃねェか駄バト、どこで時間食って……げ、劉」
「げってなんだよ失礼な奴だな」
「途中で会って運ぶの手伝ってもらったんだ」
「何その引く荷物」
「パンダエクスプレスのテイクアウト、前に全制覇したいって言ってたろお前。ほら、オレンジチキンもある」
「へー、偶然バッタリってか。ところでそっちのイエローチキンはなんでおもしれー頭してんの?」
「犯人はテメェの兄貴だよ、手え塞がっててとれねーんだよ」
「厄除けにオミクジ結んだ。どうでもいいけど出てくるなら服着ろ」
「着てんじゃん何が不満だ」
「ジーンズ一丁は着たうちに入らない、上も何か羽織れ」
「人のセミヌードを猥褻物と同列に語るんじゃねえ、出すとこ出しゃ立派に金とれる芸術品だ」
「露出狂には違いないしアパートの廊下で出す物なんて絶対にない、断固としてない。芸術で金とろうって俗っぽい発想がまず嫌だ」
「芸術ってなァ認めんだな?俺の勝ち」
「待って今のなし取り消し」
「あのさ……用済んだら帰っていい?まだデリバリー残ってるんで」
「遊んでくなら歓迎だぜ、テメェにもらった栄養ドリンクまだたんまり残ってんだ」
「そりゃ良かった、膀胱炎になるまで飲んでくれ」
「とっちまうのかよもったいねえ」
「ンなふざけた頭で帰ったらぶっ殺される。じゃあな」
「ただいま帰りました」
「待ってました俺のオレンジチキンちゃん、とっととよこせ」
「……俺の飯は?」
「あん?」
「出る時テーブルにおいといた俺の飯。ホワイトライスとモンゴリアンポーク」
「あーアレな。味付け濃くて飯が進んだ」
「……死ね」
「茶は?とっとと淹れてこい、うんと濃くしろよ」
「濃縮還元了解っす」
あなたにおすすめの小説
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
人気アイドルの俺、なぜかメンバー全員に好かれてます
七瀬
BL
デビュー4年目の人気アイドルグループ「ECLIPSE(エクリプス)」に所属する芹沢 美澄(せりざわみすみ)は、昔からどこか抜けていてマイペースな性格。
歌もダンスも決して一番ではないはずなのに、なぜかファンからもメンバーからも目を離されない存在だった。
世話焼きな幼なじみ、明るく距離の近い同い年、しっかり者で面倒見のいい年上、掴みどころのない自由人、そして無言で隣にいるリーダー——。
気づけば、美澄の周りにはいつも誰かがいて、当たり前のように甘やかされていく。
「ねぇ、俺以外に触れられないように閉じ込めるしかないよね」最強不良美男子に平凡な僕が執着されてラブラブになる話
ちゃこ
BL
見た目も頭も平凡な男子高校生 佐藤夏樹。
運動神経は平凡以下。
考えていることが口に先に出ちゃったり、ぼうっとしてたりと天然な性格。
ひょんなことから、学校一、他校からも恐れられている不良でスパダリの美少年 御堂蓮と出会い、
なぜか気に入られ、なぜか執着され、あれよあれよのうちに両思い・・・
ヤンデレ攻めですが、受けは天然でヤンデレをするっと受け入れ、むしろラブラブモードで振り回します♡
超絶美形不良スパダリ✖️少し天然平凡男子
オメガ修道院〜破戒の繁殖城〜
トマトふぁ之助
BL
某国の最北端に位置する陸の孤島、エゼキエラ修道院。
そこは迫害を受けやすいオメガ性を持つ修道士を保護するための施設であった。修道士たちは互いに助け合いながら厳しい冬越えを行っていたが、ある夜の訪問者によってその平穏な生活は終焉を迎える。
聖なる家で嬲られる哀れな修道士たち。アルファ性の兵士のみで構成された王家の私設部隊が逃げ場のない極寒の城を蹂躙し尽くしていく。その裏に棲まうものの正体とは。