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39 メイド ーディッセン・アルーバー
しおりを挟む上機嫌のノーベンは俺の手を引いてベッドルームに連れて来た。
神子様と密契の儀式をするという知識があるから、これから起こることが容易に想像できる。
ノーベンは俺を神子様のように………
怖い…怖くて仕方ない。
「ふふふ、可愛いね。兄様、小動物のようにぷるぷる震えて、ボク初めてだから下手かもしれないけど一生懸命気持ち良くなるように抱いてあげるね。」
「の、ノーベン…やめてくれ。こんなの兄弟でするなんて良くない。」
「なんで?兄様はボクの妻になったんでしょ?これはシテ良い事に決まってるじゃない。早く服を脱いでよ。」
怖くて声も出ない首を振って拒否する。
「どうしたの?服が脱げないの?じゃあボクが脱がせてあげようか、はい、バンザーイ………」
「っ、あ」
一気にシャツを脱がされて上半身を裸にされた。
「あは💗兄様の雄っぱいはなんて可愛いんだろ。」
嬉しそうに胸を撫でたり揉んだりビクついている俺の反応を楽しんでいる。
「う、くぅっ………!!」
「ボクの手が触るところからピクピクと反応しているね。兄様は感じやすいのかな?」
お前が触れると怖くて震えるんだ。
「…それともあの糞メイドの事を思い出したのかなっ?!」
ノーベンが俺の肩に噛み付いてきた。
「痛いっ!!メ、メイドなんて知るか何年前の話だ。」
「そうかなー?初めての相手でしょ?忘れられないはずだよね。あの後、あの女達を目の前で殺してるから忘れられないはずだよね。」
忘れてない。
あの3人メイドは誰一人として俺を愛していなかった。
あの女達が愛していたのはアルーバ家の財産だけだった。
3人は誘惑して俺と関係を持った。
1ヶ月すると3人とも子供が出来たと結婚を迫ってきた。
自分は妻だから宝石やドレスを沢山買い与えろとか言ってメイドの仕事を放棄して遊び呆けていた。
悪魔のような女達をノーベンが燃やした。
「っ…!!」
ノーベンが俺の中心に指を絡めてグリグリと弄りだした。
「あっ………やめろ」
「ボク、兄様の童貞欲しかったんだよ。コレでボクの中にいっぱい兄様の愛を注いでもらうのが夢だった。でも、ボクの身体小さいでしょ?身体が大きくなって受け入れることが出来る様になるまで我慢してたんだ」
俺の童貞…?何を…
「そしたら父上が勝手に兄様の婚約者を決めてくるから、排除するの凄く大変だったんだよ?」
「排除?」
「うん、ボクが色々お願いして婚約者達全員にお断りしてもらったんだ。凄く大変だったんだよ。きりがないから父上と母上にボクの兄様だから駄目だよって説得しても聞いてくれないからいなくなってもらったんだ。」
薄々そうではないかと思っていたが改めて本人の口から聞かされるとショックが大きい。
「それなのにっ!あのクソメイド達がっ!兄様の初めてを横から奪っていったんだっ!」
怒り狂うノーベンの身体を魔法の炎が包む。
魔力の弱い俺は防ぐことが出来ず、ノーベンの炎に焼かれる。
「うわああああっ!!」
「はっ!!兄様っ!大丈夫?!」
慌てて炎を消して俺の身体を擦りながら火傷がないか確認してる。
「大丈夫?大丈夫?兄様?………ごめんね、怪我してないね?良かった。」
俺を抱きしめて背中を擦った。
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