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第二部 天魔界編
壱、籠鳥空を恋う―其の漆―
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若菜は蜜色の瞳を泳がせ、戸惑うように由衛と白露を見つめた。当然の事だが、他人の菊門を愛撫した事など一度も無い。白蛇の美少年は誘うように濡れた黒玉の瞳で自分を見ている。
「で、でも……どうしたら良いのか、わからないよ……」
『姫だって、菊の華を指で愛撫された事はありましょう……? 私がした事と同じように動かせば良いのです。姫の細い指先なら白露を傷つけないですしご安心ください』
由衛が背後でそう甘く囁くと、若菜はきゅっと目を閉じて赤面した。光明によって開発され朔によって処女を散らした菊の華は、まだ慣れない。女性が少なく衆道が人気のあったエドやキョウでは、女性が菊座で夜伽をするという事は珍しく、よほどの事でなければ無かった。
『若菜様、大丈夫ですよ。僕は慣れていますから。何も知らない若菜様に愛撫されていると思うだけで、興奮できます……はぁ、ですから、早く……』
「う、うん……」
白蛇の美少年のねだる声は甘く女のようだ。
光明に調教されきったその体は淫乱に開発され、いつもは賢く、忠義に厚く年齢の割には落ち着いた印象なのに、今は別人のようだ。背後では由衛が口を釣り上げて笑みを浮かべ立膝を立てていた。
羞恥に震えて奉仕する愛しい主は、由衛の嗜虐的な心を擽った。若菜は寝転んで誘う白露の前までくると、春を売る白露が、常時持ち歩いていると言う潤滑油を受け取り、中指に付けた。おずおずと、白露の菊座に細い指先をゆっくりと挿入してみる。
『っ……はぁっ! はぁっん、ぁ、あっ、若菜様、もう少し奥に指を……んんっ、そ、そうです、あっ』
「こ、こう? 痛くない……??」
美少年は甘い声をあげて、頬を染めている。初めて男性にそんな反応をされて戸惑いつつも若菜は心臓が高鳴るのを感じた。尻穴の指を壁を傷つけないように動かす、若菜の指先はたどたどしいが、白露はぞくぞくと体を震わせながら両足を開いた。
『あっ、ああっ、んんっ、はぁ、わかなさまぁ、可愛いお手で僕の魔羅を擦って下さい……はぁっ、んんっ、あっ、ひぁっ!』
「わ、わかった……よ。白露、気持ち……いいの?」
若菜の指先は優しく、白露の陰茎を擦った。朔や晴明のものよりも小振りな陰茎は、若菜の手のひらの中でビクビクと動いた。菊座を愛撫していた若菜の指先が偶然にも前立腺に当たると、白露は蕩けた表情で体を反らした。
不意に背後から忍び寄った由衛は耳元で囁く。
『姫、可愛いそのお口で魔羅を舐めてあげてはいかがですか? 今、姫様の指先が白露の気持ちの良い場所に当たって、気をやりそうになっているのですよ』
菊座の奥に何かコリコリと当たるのを感じて優しくなぞるように撫でていると、透明な液体が先端から溢れているのに気付いた。白露は肌を上気させ、美少女のように喘いでいる。若菜は羞恥に頬を染めながら、擦っていた指先を離して、水飴を舐めるように表面に舌を這わせた。
小さな若菜の舌先が男根を舐める音と、菊座から聞こえる淫らな濡れた音が、妙な背徳感を刺激した。若菜の薄桃色の唇が先端に吸い付く度に白露はうっとりと潤んだ瞳でそれを見つめる。
『んぁぁっ、気持ちいいっ、あっ、あっ、ああっ、若菜様の……お口に……僕の魔羅がっ、はぁっ、ああっ、やぁ、あっ、ひぁっ、ぁ、ん、僕だめ、んん、出そう、あっ、あっ、あああっ』
「んん、っ……っ、はぁ、きゃっ……!」
白露が、絹糸のような美しい白髪を揺らせて体を反らした瞬間、先端から白濁した液体が飛び散り、驚いて若菜は小さく悲鳴をあげた。白露は慌てて若菜の頬と額についた液体を拭き取る。
『も、申し訳ありません、若菜様! 唇も指先も気持ちよくて……つい。お顔にかかってしまいましたね』
「だ、大丈夫だよ。少しびっくりしちゃっただけだから」
『やっぱりガキはあかんなぁ。まぁ、姫に魔羅を舐められたら我慢できへんのはようわかるけどな。それにしても……姫は白露の喘ぎ声を聞いて感じておられたようですね? 姫の甘い香りが漂っておりましたよ』
由衛に抱き寄せられた若菜は、指先まで赤面して瞳を彷徨わせた。白露の感じる姿を見ていくうちに、おかしな感情に陥ってしまった事は否めない。愛しい姫の体を抱き上げると由衛は布団へと向かった。
白露も、それに従うようについていくと、自分の膝に若菜の頭を乗せると微笑んだ。随分と顔色が良くなり肌にも艶っぽい。優しく乱れた若菜の髪を指先でといた。
『若菜様、ご慈悲をありがとうございます。これで命を繋ぐ事が出来ました。この御恩は一生忘れません。由衛さんのお手伝いをさせていただきますね』
「う、うん……ねぇ、由衛、霊力を補給するだけだよね? 私、もう……沢山したから」
若菜は蜜色の瞳を彷徨わせて、由衛に聞いた。昨日からずっと快楽の海に沈められて甘い疲労の中にいる。そんな若菜を覗き込むようにして悪狐は見つめると、金の瞳が一瞬スゥッと嫉妬で細められたが、次の瞬間には何事も無かったようににっこりと微笑んだ。
まさか、霊力を補充するだけで終わる筈も無い。どれほどこの時を待ち望んできたか、無垢な主を安心させるように言った。
『それは、姫次第ですよ。私は貴方の式神です……辞めるのも、もっとして欲しいとおねだりするのも貴方のご自由です』
「――――あっっ!」
狐目が淫らに細められると、若菜の薄桃色の亀裂を人差し指で擦った。甘い極上の香りに喉をごくりと鳴らし、由衛は盛り上がった恥丘に口付けた。辺りに誘うような高貴な華の香りが立ち込めると、誰にも渡さず自分の腕の中に永久に閉じ込めたくなる。
前世も今世も永遠に命を捧げる愛しい姫君だ。
由衛は耳を垂らすと獣のように熱い吐息を漏らしながら若菜の花弁に貪りついた。綺麗な桜の花弁のような佇まいで下腹部が熱くなる。既に濡れている、重なった花を狐の舌で舐めると清浄の気が指先まで巡ってくる。
「あっ、ゃっ、やぁっ、あんんっ、ゆ、ぇ、あっ、ああっ、あんん、やぁ、舌が厚くて、ひぁっ、動かしたら、やぁ、あっ、ああっ」
『んん、姫……はぁっ、可愛い、まだ、全体を舐めただけですよ……ふふ、私の舌は……はぁ、人間の男より気持ちいいでしょう? あぁ、私の姫、はぁ……愛してます、んんっ』
由衛の言う通り、広くて唾液の多い舌は白狐や狗神ならではだった。頬を染めて涙ぐみ由衛の頭に両手を置いて、腰を引こうとする若菜の頭を白露は枕の上に移動させると両手首を掴んで拘束する。
『若菜様、逃げないで……僕もご奉仕させて頂きますね……んん、んっ……はぁ……若菜様の舌も、とっても甘い、はぁ……♡』
「んん、んぅっ……はぁっ、あっ、あっあっあっ、やっ、由衛、やぁ、やだ、やっやっやっ、んんっ、んぅっー!!」
体格の割には力の強い白蛇は、唇を寄せると小さなニ又に割れた舌先で舐め口付けてきた。小さな舌先で若菜の舌を絡み取りながら唾液を貪ると、掌で滑らかな裸体に触れる。由衛は久方ぶりの愛しい主の女陰に夢中になるように舐め、溢れる愛液を飲んだ。
花弁に埋もれる花芯を探り、根本から包み込むように優しく舐めあげ、中指と薬指をゆっくりと蜜穴に挿入する。狹く絡みついてくる壁を分け入って蠕動する膣内を探るだけでも指が刺激されて心地よい。
うっとりとしながら、可愛い桃色の粒を舐めて指を動かすと若菜は堪らず、ガクガクと腰を震わせて達する。
『はぁっ……姫の香りも、蜜も懐かしい。段々と感じやすくなって、憎らしいですね。他の男に触れられるのが堪らなく腹立たしい。私だって四六時中、姫を抱きたいのです。ほら、ここを撫でてあげると、声が掠れるほど感じるでしょう。
はぁ、ああ、可愛い、姫の感じる場所なら私の方が誰よりも存じているのに……はぁ、愛してます、もう私は貴方に狂わされています』
膣内を、押し付けるようにピタ、ピタ指を動かされると、若菜は熱湯をかけられたように目を見開いて跳ねた。柔らかい舌先で硬くなった花芯をこねくり回されると若菜は、続けて二度、絶頂に達した。
悪狐の愛撫は、儀式の度に上達し若菜の脳を沸騰させる程の快感をもたらした。白露が汗ばんだ若菜の肌に舌先を這わせて、胸の蕾までたどり着くと、木の実を舐めるように小刻みに優しく愛撫する。
その小さな愛撫にも、若菜は断続的に体を震わせていた。
「やぁぁ、も、もう、ぁ、やだ、ゆ、え、はぁっ、ああっ、やめて、もう、いっ、―――ッ!!
やだぁ、イクのとまらな、もう、許して、あ、あっあっあっ! ――――ッッ!!」
『はぁ……っ、潮を吹きましたね。んん、美味しい……姫の神域の霊力が体に満ちてきました。そうですねぇ、ここばかりでは姫もさぞご不満でしょう』
悪狐の瞳が嗜虐的に細められると、ゆっくりと指を抜き取った。溢れる蜜を舐めとると無垢な主人の極上の霊力が体中に満ちた。ホッとして体の力を抜いた若菜の濡れた菊座に、愛液を絡ませた中指がゆっくりと挿入され、驚いた若菜は目を見開いた。
「っっ、はぁっ、や、お尻はいやっ、あ、ああっ、ゆえ、抜いて、あっ、抜いておねがっ!」
『――――本気でお嫌なら、私は今すぐにでも動けなくなるでしょう。姫、私の前では素直になって良いのですよ。私と姫は一心同体のようなものですから、私の前だけでは素直になって下さい……ほら、いやらしい音がしていますよ』
由衛の濡れた瞳はどこか濁っていて、陶酔するようにも思え若菜は戸惑った。だが、式神の指先が円を描くように動かされると堪らず快楽の深い海に落とされる。
溢れた愛液を受け止めるかのように、由衛は舌をねっとりと這わせた。涙を弾け飛ばして感じる若菜の声と表情に、白露は堪らず自らの陰茎を扱き始める。
『はぁ……白露。お前も姫の可愛いさねをご奉仕するんや』
『僕もいいのですか? 嬉しい、若菜様に気持ちよくなって頂きたいです』
「や、や、待って! 二人でされたら、わたし、壊れちゃう」
そう言うと、由衛は若菜の抗議も無視して唇を離すと、蜜穴と菊座に指を挿入しゆっくりと愛撫する。若菜の体にまたがった白蛇の美少年は太腿を抱きながら、花芯を舐め始めた。
花弁と菊座を犯す両方の指先から、淫らな濡れた音が響き、キラキラと光る愛液が由衛の指先の根本までを濡らす。
「やぁぁっ、やぁ、あっあっあっ、ひっ、あっ、ゆえ、ゆえ、だめ、りょう、ほう、あっ、あっ、ああっ、しらつゆ、ひぁ、やぁ、あんん、あっ、――――ッ!!」
快感を感じる場所を同時に愛撫され、若菜はすすり泣くような切ない声を上げて、幾度も激しい絶頂に達した。ぐったりとする若菜から指を抜くと白濁した愛液が溢れて、由衛は笑みを浮かべる。
若菜の滑らかな体の上で、興奮した白露が柔肌に欲望をかけてしまい、どろりとそれが滴り落ちた。
その光景を眺め、ゆっくりと指先を舐める由衛を見上げながら、荒い呼吸を整える若菜の羞恥と快楽に塗れた表情を見ると、背中からぞくぞくと嗜虐心が這い上がってきた。堪らなく陰茎が熱くなり、若菜を犯したくなる。
布擦れの音がして腰元まで着物を脱ぐと、汗ばんだ均整の取れた胸板が現れる。
ゆらゆらと揺れる狐の尻尾が挑発的に動いた。
「はぁ……はぁ……はぁ……ん、ゃ、由衛、もう、許して」
『白濁した愛液まで溢れさせておいて何を仰るのです……? 許してさしあげたいけれど、私の魔羅がはち切れそうです。全部姫のせいですよ? だってあんなに愛らしく何度も達して、乱れてしまわれるのですから』
そう言うと、若菜の体をうつ伏せに寝かせる。
「で、でも……どうしたら良いのか、わからないよ……」
『姫だって、菊の華を指で愛撫された事はありましょう……? 私がした事と同じように動かせば良いのです。姫の細い指先なら白露を傷つけないですしご安心ください』
由衛が背後でそう甘く囁くと、若菜はきゅっと目を閉じて赤面した。光明によって開発され朔によって処女を散らした菊の華は、まだ慣れない。女性が少なく衆道が人気のあったエドやキョウでは、女性が菊座で夜伽をするという事は珍しく、よほどの事でなければ無かった。
『若菜様、大丈夫ですよ。僕は慣れていますから。何も知らない若菜様に愛撫されていると思うだけで、興奮できます……はぁ、ですから、早く……』
「う、うん……」
白蛇の美少年のねだる声は甘く女のようだ。
光明に調教されきったその体は淫乱に開発され、いつもは賢く、忠義に厚く年齢の割には落ち着いた印象なのに、今は別人のようだ。背後では由衛が口を釣り上げて笑みを浮かべ立膝を立てていた。
羞恥に震えて奉仕する愛しい主は、由衛の嗜虐的な心を擽った。若菜は寝転んで誘う白露の前までくると、春を売る白露が、常時持ち歩いていると言う潤滑油を受け取り、中指に付けた。おずおずと、白露の菊座に細い指先をゆっくりと挿入してみる。
『っ……はぁっ! はぁっん、ぁ、あっ、若菜様、もう少し奥に指を……んんっ、そ、そうです、あっ』
「こ、こう? 痛くない……??」
美少年は甘い声をあげて、頬を染めている。初めて男性にそんな反応をされて戸惑いつつも若菜は心臓が高鳴るのを感じた。尻穴の指を壁を傷つけないように動かす、若菜の指先はたどたどしいが、白露はぞくぞくと体を震わせながら両足を開いた。
『あっ、ああっ、んんっ、はぁ、わかなさまぁ、可愛いお手で僕の魔羅を擦って下さい……はぁっ、んんっ、あっ、ひぁっ!』
「わ、わかった……よ。白露、気持ち……いいの?」
若菜の指先は優しく、白露の陰茎を擦った。朔や晴明のものよりも小振りな陰茎は、若菜の手のひらの中でビクビクと動いた。菊座を愛撫していた若菜の指先が偶然にも前立腺に当たると、白露は蕩けた表情で体を反らした。
不意に背後から忍び寄った由衛は耳元で囁く。
『姫、可愛いそのお口で魔羅を舐めてあげてはいかがですか? 今、姫様の指先が白露の気持ちの良い場所に当たって、気をやりそうになっているのですよ』
菊座の奥に何かコリコリと当たるのを感じて優しくなぞるように撫でていると、透明な液体が先端から溢れているのに気付いた。白露は肌を上気させ、美少女のように喘いでいる。若菜は羞恥に頬を染めながら、擦っていた指先を離して、水飴を舐めるように表面に舌を這わせた。
小さな若菜の舌先が男根を舐める音と、菊座から聞こえる淫らな濡れた音が、妙な背徳感を刺激した。若菜の薄桃色の唇が先端に吸い付く度に白露はうっとりと潤んだ瞳でそれを見つめる。
『んぁぁっ、気持ちいいっ、あっ、あっ、ああっ、若菜様の……お口に……僕の魔羅がっ、はぁっ、ああっ、やぁ、あっ、ひぁっ、ぁ、ん、僕だめ、んん、出そう、あっ、あっ、あああっ』
「んん、っ……っ、はぁ、きゃっ……!」
白露が、絹糸のような美しい白髪を揺らせて体を反らした瞬間、先端から白濁した液体が飛び散り、驚いて若菜は小さく悲鳴をあげた。白露は慌てて若菜の頬と額についた液体を拭き取る。
『も、申し訳ありません、若菜様! 唇も指先も気持ちよくて……つい。お顔にかかってしまいましたね』
「だ、大丈夫だよ。少しびっくりしちゃっただけだから」
『やっぱりガキはあかんなぁ。まぁ、姫に魔羅を舐められたら我慢できへんのはようわかるけどな。それにしても……姫は白露の喘ぎ声を聞いて感じておられたようですね? 姫の甘い香りが漂っておりましたよ』
由衛に抱き寄せられた若菜は、指先まで赤面して瞳を彷徨わせた。白露の感じる姿を見ていくうちに、おかしな感情に陥ってしまった事は否めない。愛しい姫の体を抱き上げると由衛は布団へと向かった。
白露も、それに従うようについていくと、自分の膝に若菜の頭を乗せると微笑んだ。随分と顔色が良くなり肌にも艶っぽい。優しく乱れた若菜の髪を指先でといた。
『若菜様、ご慈悲をありがとうございます。これで命を繋ぐ事が出来ました。この御恩は一生忘れません。由衛さんのお手伝いをさせていただきますね』
「う、うん……ねぇ、由衛、霊力を補給するだけだよね? 私、もう……沢山したから」
若菜は蜜色の瞳を彷徨わせて、由衛に聞いた。昨日からずっと快楽の海に沈められて甘い疲労の中にいる。そんな若菜を覗き込むようにして悪狐は見つめると、金の瞳が一瞬スゥッと嫉妬で細められたが、次の瞬間には何事も無かったようににっこりと微笑んだ。
まさか、霊力を補充するだけで終わる筈も無い。どれほどこの時を待ち望んできたか、無垢な主を安心させるように言った。
『それは、姫次第ですよ。私は貴方の式神です……辞めるのも、もっとして欲しいとおねだりするのも貴方のご自由です』
「――――あっっ!」
狐目が淫らに細められると、若菜の薄桃色の亀裂を人差し指で擦った。甘い極上の香りに喉をごくりと鳴らし、由衛は盛り上がった恥丘に口付けた。辺りに誘うような高貴な華の香りが立ち込めると、誰にも渡さず自分の腕の中に永久に閉じ込めたくなる。
前世も今世も永遠に命を捧げる愛しい姫君だ。
由衛は耳を垂らすと獣のように熱い吐息を漏らしながら若菜の花弁に貪りついた。綺麗な桜の花弁のような佇まいで下腹部が熱くなる。既に濡れている、重なった花を狐の舌で舐めると清浄の気が指先まで巡ってくる。
「あっ、ゃっ、やぁっ、あんんっ、ゆ、ぇ、あっ、ああっ、あんん、やぁ、舌が厚くて、ひぁっ、動かしたら、やぁ、あっ、ああっ」
『んん、姫……はぁっ、可愛い、まだ、全体を舐めただけですよ……ふふ、私の舌は……はぁ、人間の男より気持ちいいでしょう? あぁ、私の姫、はぁ……愛してます、んんっ』
由衛の言う通り、広くて唾液の多い舌は白狐や狗神ならではだった。頬を染めて涙ぐみ由衛の頭に両手を置いて、腰を引こうとする若菜の頭を白露は枕の上に移動させると両手首を掴んで拘束する。
『若菜様、逃げないで……僕もご奉仕させて頂きますね……んん、んっ……はぁ……若菜様の舌も、とっても甘い、はぁ……♡』
「んん、んぅっ……はぁっ、あっ、あっあっあっ、やっ、由衛、やぁ、やだ、やっやっやっ、んんっ、んぅっー!!」
体格の割には力の強い白蛇は、唇を寄せると小さなニ又に割れた舌先で舐め口付けてきた。小さな舌先で若菜の舌を絡み取りながら唾液を貪ると、掌で滑らかな裸体に触れる。由衛は久方ぶりの愛しい主の女陰に夢中になるように舐め、溢れる愛液を飲んだ。
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うっとりとしながら、可愛い桃色の粒を舐めて指を動かすと若菜は堪らず、ガクガクと腰を震わせて達する。
『はぁっ……姫の香りも、蜜も懐かしい。段々と感じやすくなって、憎らしいですね。他の男に触れられるのが堪らなく腹立たしい。私だって四六時中、姫を抱きたいのです。ほら、ここを撫でてあげると、声が掠れるほど感じるでしょう。
はぁ、ああ、可愛い、姫の感じる場所なら私の方が誰よりも存じているのに……はぁ、愛してます、もう私は貴方に狂わされています』
膣内を、押し付けるようにピタ、ピタ指を動かされると、若菜は熱湯をかけられたように目を見開いて跳ねた。柔らかい舌先で硬くなった花芯をこねくり回されると若菜は、続けて二度、絶頂に達した。
悪狐の愛撫は、儀式の度に上達し若菜の脳を沸騰させる程の快感をもたらした。白露が汗ばんだ若菜の肌に舌先を這わせて、胸の蕾までたどり着くと、木の実を舐めるように小刻みに優しく愛撫する。
その小さな愛撫にも、若菜は断続的に体を震わせていた。
「やぁぁ、も、もう、ぁ、やだ、ゆ、え、はぁっ、ああっ、やめて、もう、いっ、―――ッ!!
やだぁ、イクのとまらな、もう、許して、あ、あっあっあっ! ――――ッッ!!」
『はぁ……っ、潮を吹きましたね。んん、美味しい……姫の神域の霊力が体に満ちてきました。そうですねぇ、ここばかりでは姫もさぞご不満でしょう』
悪狐の瞳が嗜虐的に細められると、ゆっくりと指を抜き取った。溢れる蜜を舐めとると無垢な主人の極上の霊力が体中に満ちた。ホッとして体の力を抜いた若菜の濡れた菊座に、愛液を絡ませた中指がゆっくりと挿入され、驚いた若菜は目を見開いた。
「っっ、はぁっ、や、お尻はいやっ、あ、ああっ、ゆえ、抜いて、あっ、抜いておねがっ!」
『――――本気でお嫌なら、私は今すぐにでも動けなくなるでしょう。姫、私の前では素直になって良いのですよ。私と姫は一心同体のようなものですから、私の前だけでは素直になって下さい……ほら、いやらしい音がしていますよ』
由衛の濡れた瞳はどこか濁っていて、陶酔するようにも思え若菜は戸惑った。だが、式神の指先が円を描くように動かされると堪らず快楽の深い海に落とされる。
溢れた愛液を受け止めるかのように、由衛は舌をねっとりと這わせた。涙を弾け飛ばして感じる若菜の声と表情に、白露は堪らず自らの陰茎を扱き始める。
『はぁ……白露。お前も姫の可愛いさねをご奉仕するんや』
『僕もいいのですか? 嬉しい、若菜様に気持ちよくなって頂きたいです』
「や、や、待って! 二人でされたら、わたし、壊れちゃう」
そう言うと、由衛は若菜の抗議も無視して唇を離すと、蜜穴と菊座に指を挿入しゆっくりと愛撫する。若菜の体にまたがった白蛇の美少年は太腿を抱きながら、花芯を舐め始めた。
花弁と菊座を犯す両方の指先から、淫らな濡れた音が響き、キラキラと光る愛液が由衛の指先の根本までを濡らす。
「やぁぁっ、やぁ、あっあっあっ、ひっ、あっ、ゆえ、ゆえ、だめ、りょう、ほう、あっ、あっ、ああっ、しらつゆ、ひぁ、やぁ、あんん、あっ、――――ッ!!」
快感を感じる場所を同時に愛撫され、若菜はすすり泣くような切ない声を上げて、幾度も激しい絶頂に達した。ぐったりとする若菜から指を抜くと白濁した愛液が溢れて、由衛は笑みを浮かべる。
若菜の滑らかな体の上で、興奮した白露が柔肌に欲望をかけてしまい、どろりとそれが滴り落ちた。
その光景を眺め、ゆっくりと指先を舐める由衛を見上げながら、荒い呼吸を整える若菜の羞恥と快楽に塗れた表情を見ると、背中からぞくぞくと嗜虐心が這い上がってきた。堪らなく陰茎が熱くなり、若菜を犯したくなる。
布擦れの音がして腰元まで着物を脱ぐと、汗ばんだ均整の取れた胸板が現れる。
ゆらゆらと揺れる狐の尻尾が挑発的に動いた。
「はぁ……はぁ……はぁ……ん、ゃ、由衛、もう、許して」
『白濁した愛液まで溢れさせておいて何を仰るのです……? 許してさしあげたいけれど、私の魔羅がはち切れそうです。全部姫のせいですよ? だってあんなに愛らしく何度も達して、乱れてしまわれるのですから』
そう言うと、若菜の体をうつ伏せに寝かせる。
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